Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

実現するか?北朝鮮非核化

2005-09-22 00:00:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

北朝鮮こと朝鮮民主主義人民共和国の核兵器問題を巡る第4回6ヵ国協議が先日閉会、同国の完全核兵器放棄や核兵器拡散防止条約への早期復帰、国際原子力機関による査察受け入れなど6項目の共同声明が採択されました。非核化へ向け、原則的目標が定まった事については一応評価して良いでしょう。
勿論問題はこれからです。
米合衆国は、北朝鮮より核兵器とその計画を放棄する確約を取る一方で、核兵器を使った同国への攻撃意図がない事を確認しました。又、同国との国交正常化へ向け、日米両国が措置を取って行く事も約束された様です。ただこれには多くの困難が伴うでしょう。
まず核兵器問題については、北朝鮮は裏切りの前科があります。
同国は1994=平成6年の「米朝枠組み合意」にて、軽水炉型原子炉の提供と交換に核兵器関連施設の凍結解体を約束したものの、後に反故にし現在の核危機を招いています。
今回の合意には前回の出来事を踏まえ、「又裏切られるのでは」との厳しい見方もありますが、6ヵ国協議と言う国際的枠組みでの合意となった事で拘束力が増す強みはあるでしょう。
核兵器放棄の具体的時期やその検証方法、又見返り措置として北朝鮮が強く求めていると言われる軽水炉型原子炉の供与については、本年11月予定の第5回協議の議題となりますが、どうか確実な核兵器廃棄への道程となる様、核兵器の甚大な被害に遭った我々日本国民は強く監視して行く必要があるかと思います。
又、国交正常化については、前述の核兵器の問題と共にもう1つの大きな懸案、日本人拉致問題の解決へ向けての動きが不可欠であり、これら2つの問題が包括して解決される事が絶対の条件になるでしょう。
国交正常化は拙速にならない様願いたいものであります。*(日本)*

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする