生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

星をめあてに

2018-12-11 15:52:43 | 教会
先月29日から始めた里芋ポテトサラダ、なんとか続いています。血圧はほとんど変化なしですが、夫はとにかく3週間続けると言っているので、協力しています。

一昨日の日曜日は6人の方の洗礼式がありました。
その中で高校三年生のHくんの証しに心打たれました。Hくんは自閉症です。最初に出会ったときは、Hくんが小学一年生のときでした。

教会学校のキャンプで急に泣き出したので「どうしたの?」 と聞くと、「アンパンマンの始まる時間なのにテレビがない」と言って泣き続けました。なだめるのに時間がかかったことを思い出しました。

なかなかコミュニケーションがとりにくかったのですが、わたしがTEENSの教師になって中高生礼拝に出ていたとき、ちゃんと覚えていて声をかけてくれました。

Hくんの証は幼子のように正直でわかりやすいものでした。パパ、ママの言うことを聞かずに悪いことをした話しをし、ごめんなさいと謝りました。
それから、今まで出会った人の名前を挙げ、この人たちのおかげでイエス様を信じるようになったと、表明しました。
洗礼を受けたHくんの顔は輝いていました。涙があふれました。


洗礼礼拝で語られたメッセージの一部を紹介させていただきます。

今から約2千年前、イエス様がお生まれになったとき、今まで見たことのないような星が現れました。それを見た東方の博士たちは、救い主誕生の知らせに違いないと思い、星を目当てに旅に出ました。

博士たちとは誰のことか? 東方とはどこか? いろいろな説があるようですが、はっきりしていません。
東方の博士たちは、ユダヤ人ではなく、外の人です。どれぐらいの距離を旅したかわかりませんが、いのちがけの旅でした。

なぜこれほどまでして、救い主に会いたいと思ったのでしょうか。おそらく、ユダヤ人の知り合いがいて、聖書の内容を伝え聞いていたからではないでしょうか。

博士たちが救い主のところへ行ったのは、イエス・キリストがユダヤ人の救い主ではなく、全人類の救い主だということを表しています。
人間は、星を動かしたり、出現させたりできません。人知を超えたものです。人知を超えた神のメッセージを「啓示」と言います。
新しくクリスチャンになった人は、啓示(神の導き)にゆだねて未知の世界に旅立っていくようにとの奨めがありました。



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