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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

無力さを知ったとき

2014-04-19 21:05:48 | 日記
今日から筑波実験植物園でさくらそう展が始まりました。「花を見に行って、どうするんだ」という主人をせきたてて、出かけました。




上の写真はすべて種類の異なるさくらそうです。遠くから見ると同じように見えるのですが、花びらのかたち、色などがそれぞれ違っています。

同じ種類のものでもどれひとつ同じものがありません。神さまがひとつひとつデザインして造ってくださったのです。とてもいとおしく思えました。


植物園には、実にたくさんの種類の植物が植えられていました。八重桜が満開で、つつじもきれいに咲いていました。



昨日、家庭集会で信仰者の証しを聞かせていただきました。証しを聞いて思ったことは、自分の力で何とかしよう、何とかなると思っているときは、心がかたくなになっていて神様に心を開くことができませんが、自分の無力さを知って、自分の力では何もできないとギブアップしたとき、心が開かれるということでした。

クリスチャンになってからも、それは繰り返されます。
順調にことがすすんでいると、自分の努力の成果だと思って傲慢になります。
でも、思わぬ禍が起きて、自分の無力さを知ったとき、神様を求めます。そしてうまくいったとき、また傲慢になるのです。

恵まれた環境にあって、挫折を経験しない人は、成功者と言われるかもしれません。でも、その人が神様に背を向けているのなら、悲しいことです。

子どものころから体が弱く、何度も病気していたわたしは、無力さと挫折感をたくさん味わってきました。乳がんになってからは、明日にでも再発転移するのではないかという不安の中にあり、神様の守りがなければ一日たりとも生きられないことを知って神に頼る毎日です。

人生で大切なことは、何かを成し得たことではなく、神様に心が向いているかどうかだと思いました。



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