今日の雨で、桜が全部散ってしまいそうです。花びらの絨毯を敷き詰めたような桜川の土手を歩いて教会へいきました。散りゆく桜をみるとき、かつては空しさを感じ、暗い気持ちになっていたことを思い出します。
今は花の散るのを見ても嬉しいのです。花は散っても木がなくなってしまうわけではありません。枝からつややかな緑の葉が出てきているのをみると、新しい命の息吹を感じます。
ブログに桜川の桜の写真を3回も載せたのは、特別な想いがあるからです。わたしが書いた本「リピート・シンドローム」はこの桜川も舞台となっており、桜ではじまり、桜で終わっています。本が出版されて、まる2年になろうとしています。次々と新しい本が出版されている現在、2年前の本はもう古本で、すでに書店の棚には置かれておらず、ネット書店amazonではユーズド価格でも出品されています。
数か月前、出版社から返品本が送られてきましたが、その一月後、半分を送り返して欲しいといわれました。再び、ネット書店からぼちぼちと売れ始めているそうなのです。不思議な売れ方をする本だといわれました。
そして、今月18日に「リピート・シンドローム」をCRCメディアミニストリーのラジオ放送「ほほえみトーク」の中で紹介して下さることになりました。「はじめに」のところを熊田なみ子さんが朗読して下さるそうです。とても楽しみです。
火曜日 午前6:15 KTWR(11690KHz)[短波] 午後9:15 KTWR(9465KHz)[短波]
フレンドシップラジオ(ゆうせんK3) 午前6:45 午後 0:15 6:00
インターネットでも聴けますので、ぜひ
「ふくいんのなみ」のホームページをご覧下さい。(ブックマークにも加えました)
今日の祈祷会では、ジョン・パイパー著の『イエス・キリストの受難』からの学びでした。イエスさまが十字架にかかった目的について50項目あげられていました。50もの目的があるとは驚きでした。その中でとくに心が捕らえられたのは、40番目の「死んだあと、すぐに主とともにいられるため」と50番目の「最悪の出来事も善へと変えられることを示すため」でした。
わたしは、乳癌になってから、死を意識するようになりました。病に対する恐れはありますが、死そのものに対する恐怖は全くありません。それは、死んだらすぐイエスさまのもとに行けると信じているからです。また、最悪の出来事も善へと変えられるというのは、苦難の中にあるとき、大きな励ましになります。
イエスさまの十字架を深く感謝しました。