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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

お祝い会

2006-05-05 22:13:13 | 家族

 今日は、主人と千葉県の主人の実家へ行ってきました。義弟一家、義妹、娘が集まりました。皆(11人)で中華料理屋に行き、義母の喜寿のお祝い会をしました。本当は義母は79歳、もうすぐ傘寿ですが、喜寿のとき誰も気づかず、お祝いが2年ほど遅れてしまいました。

7年前、義父母の金婚式のお祝いを同じ店でしました。7年前に比べて、子どもたちの大きくなったこと。義弟の高校生の長男は、身長が180センチもあり、皆の中でいちばん背が高いです。今回は義妹の息子と、うちの息子が参加できなかったのが残念でしたが、お正月やお盆には総勢13人が集まり、話に花が咲きます。みんなとても仲がいいのです。

普段は義父と義母2人暮らしです。義母は筋炎という病気をかかえており、義父は脳溢血の後遺症で足が不自由です。義父は、病院とリハビリに行く以外はほとんど出かけませんが、今日は車椅子で一緒にいけたので良かったです。

腰痛のある義母に皆でシルバーカーをプレゼントしました。こんなささやかなことしかできませんが、喜んでもらえたら、わたしも幸せです。

ただいま

2006-02-26 21:01:28 | 家族

 昨夜帰宅しました。父は思いのほか元気でした。会ったのは、お正月以来です。少し痩せましたが、以前と同じように背中をまっすぐにしてきちっと正座していました。そして、わたしが来たことをとても喜んでくれました。

 父は先が短いことを感づいているようで、「お母さんを頼む」と遺言のようなことを言ったので、胸がつまる思いでした。
今日、教会でお昼の時間に「親が元気なときになるべくたくさん会って話しておくことが大切よ。親の死を経験すると、人間って必ず皆死ぬものなのだと実感するわ」と最近お母様を亡くされたO姉が言っていました。

昨日は実家の帰りにお茶の水のクリスチャンセンターで行われたクリスチャン・ペンクラブの「小さな集い」に出席しました。礼拝のあと、児童文学と詩のグループに分かれて学びました。わたしは児童文学のグループに出ています。原稿を持ち寄っての合評は有益なものとなりました。
 
 クリスチャン・ペンクラブの仲間も、教会の友人達もわたしや父のために祈って下さっていて、そのことが心強く、また嬉しくもあります。父のことを考えると胸が張り裂けそうになりますが、イエスさまが「大丈夫だよ」といってくださるのがわかるので、落ち込んではいません。

 わたしにとって、かなりハードスケジュールだったのですが、体調もくずさず、元気で帰って来ることができました。これからできるだけ頻繁に実家に帰って、父と話してきたいと思います。


祈り

2006-02-24 09:04:25 | 家族
 以前、83歳になるわたしの父が前立腺癌で放射線を当てに病院へ通っていることを書きました。先日、病院で呼吸が苦しくなって内科にいくと、レントゲン検査の結果、癌が肺に転移していることがわかりました。(源発は膀胱癌だったそうです)体力がないので抗ガン剤治療もできないといわれてしまいました。今は小康を保っており、自宅で普通に生活していますが、いつ症状が悪化するかわかりません。

 ショックでした。私自身が乳癌で手術を受け、放射線治療もしましたが、すでにリンパに転移しているので、今後肺に転移する可能性があるといわれています。喘息で呼吸が苦しくなることの恐怖を味わっているわたしは、肺転移を最も恐れています。呼吸困難は、激しい痛みよりつらいです。癌末期の痛みはモルヒネによって緩和されるでしょう。でも、呼吸困難に対してはどのような治療がなされるのでしょうか? 今後の父のことを考えると……つらいです。

 今日これから、東京武蔵野市の実家に行きます。都内に住む妹の家に泊まって25日夜に帰ってくる予定です。わたしのできることは、祈ること。それだけです。どうか、父が苦しまないですみますように。イエス・キリストを信じ、平安が与えられますように。
      

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