ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

当初は半身浴で入浴後に座禅を行なっていました

2013-03-25 06:25:08 | 座禅

 今では、夜は早くに寝て深夜に起きて、1時間の座禅を行い、その後、半身浴で入浴しますが、当初は半身浴で入浴後に座禅を行なっていました。

 後で反芻しますと、半身浴を行なって十分に下腹を温めていたことが、早期に下腹の臍下丹田が活性化したのかもしれません。

 生まれて初めて座禅を行う1年ぐらい前に、知人から半身浴で入浴すると、上半身が汗でいっぱいになりますよと聞き、すぐにその夜から半身浴で入浴しました。

 それ以来、半身浴を行なってから、寝るようになりました。 座禅を行うようになっても、生活スタイルは変わらず、夜食を食べ、しばらくしてから半身浴で入浴し、出てから部屋の照明を消して、真っ暗闇の中で1時間の座禅を行いました。

 隣室では家族がテレビを見ており、その音が聞こえる中での座禅でした。 当時、レスリングのオリンピック選手たちが、八田イズムのもとに、寝るときにもランプをつけて寝るという、意識を集中すれば何でもないという記事を見ておりましたので、私もそれに習って、隣室の音を気にすることもなかったのです。

 出来るだけ長く吐く息に、体の中へ吐く息に、体の中へ入っていく息だけに、意識を集中したのでした。 長く吐く息だけに意識を集中していると1時間は、あっという間に過ぎていきます。

 半身浴で下腹が十分に温められてから、吐く息を下腹の臍下丹田に向けて吐いていましたので、自然とその丹田が充実するようなことが、現実に行われていたのでしょうか、結果的に生まれて初めて座禅を、呼吸法を行ったにもかかわらず、1ヶ月半で臍下丹田が、自発動(気が勝手に動くこと)を伴いながら。活性化し心臓のように、鼓動を始めたのでした。