ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く息を通して思うように気が動くのを感得する

2013-03-08 07:09:52 | 座禅

 今でこそ行いませんが、長く吐く呼吸を続ける事によって、体の中の気の動きを感じ、自分が思うことによって、気が面白いように動くのを、楽しんだ時期があります。

 例えば、自分が内蔵の中の膵臓を意識すると、そこに気が集まり。体のどこにあるのかがわかったのです。 また体内の脂肪を取ってほしいと願うと、しゃかしゃかと動き始めるのでした。

 私は、その時、自分のために何かを使ってはいけないことだと認識していましたので、あえて、それ以上のことは行うことはありませんでした。 従って今では、何かを思っても、なかなか思うようには、体の中の気は動いてはくれません。

 ある意味では、最近は、胎息で座禅を行っているせいかとも思うのですが。 いずれにしても、出来るだけ長く吐く呼吸を通して、体の中にある主要な経絡である督脈や任脈、そして沖脈(頭のてっぺんの百会と股下の中心にある会陰を結ぶ経絡)の動きを、感じるようになったのです。

 従って、自分が思うように体の気は動きますので、決してマイナスの思考をしてはならないのです。 健康な時も病気の時もです。 特に病気の時は、マイナス思考を行うと、更に病気は悪化していくのです。 

 普段から、いつも明るく、前向きで、建設的な考え方をしていくことが、とても大切なことなのです。