Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

FC東京U23-栃木SC

2016-05-01 21:15:24 | トリニータ
TL等々を見る限りでしか判断出来ないけど、我がチームは酷い内容だったようで。8千人もの人が駆けつけたようだし、もう地震の影響は考慮しなくてよさそうだなと思うけど、自分の目で見ないと何とも言えないね。次節の栃木戦は観に行けそうだから、そこでちゃんと判断したい。


今日は西が丘にFC東京U23-栃木SCを観に行った。たまたまだけど、大分は次節が栃木、次々節がFC東京U23ということで、この試合がいい目安になるかな。






今日は何はともあれムリキ。「ハイハイ、ムリキムリキ」って言う準備までしてたんだけど、結論から言うと絶対に止められないほどスゴいかと言うとそこまでじゃなかった。単走で豪快に持ち上がるドリブルはさすがの迫力だったけど、シュートまで決めてしまうほどのスーパーなものじゃない。それよりもそのドリブルに東京の周囲の選手が付いて来れず、誰よりも同僚たちが「ムリキ、マジ無理キ」って言ってたのが、聞こえたような聞こえなかったような。ただ思ってたよりも勤勉な選手だし、コンディションが上がってくれば、J1でも十分に暴れられそうではある。多分再来週は出てこないだろうし、近くで見られてラッキーくらいなところ。



そのムリキと2トップを組んだのが、林容平。「林、J3に出てるくらいならウチに来いよ」って言えないのが寂しい。




ただ今日の林は良くなく、主に東京サポの批判の的となっていた。自分が先月観に行った琉球戦もそうだけど、ここにいるべきじゃない選手への風当たりが厳しいのは当然のこととは思うけど、それを差し引いても林は良くなかった。まあただ色々な思い入れがあるから、林にも出てきてほしくはないな。




西が丘のアウェイゴール裏をビッシリと埋めて、ホームのような雰囲気を作り出した栃木サポーター。本当にここで試合が出来て羨ましい。



栃木の先制ゴールを決めた山本大稀という選手は鳥取から移籍してきたらしいけど、知らなかった。タイプ的にはこのオフに移籍してしまった湯澤や中美みたいな感じかな。カットインからニアに打ち抜いたミドルは見事だった。






こちらは個人的に一番気になってるルーキーの古波津。彼は自分にとってのベンチマークのような選手。去年まで流経の10番を背負っていた選手。一般的な目線で見れば、明らかに太り過ぎでその傾向はプロ入りしてからより顕著に。




ちなみにこれがちょうど1年前の古波津。

去年関東大学リーグをずっと見てきて彼がどのレベルでどれくらいやれるのかは気になってるというより、気にかけている。太り過ぎだと思うんだけど、意外と最後まで頑張るし、栃木サポのハートも掴みつつある感じだった。キックが正確でいいパスが出てくるので、ボランチの2人は粘っこく対応してほしい。



PKで同点となったけど、自分にはダイブっぽく見えたな。



FC東京U23も栃木もこの試合で観たのが2試合目。どっちも1試合目よりずっと良くなってる。特に栃木は2節の長野戦では最悪に近い出来だっただけに、今日はとても良かったように思う。細かくパスを繋ぐスタイルを志向しており、ピッチの3分の2までのボールの運び方は特に良かったけど、最後の部分はジャーン・モーゼルと大石任せという印象が強い。何にせよ、どのチームも徐々に組織を成熟させていっていて、いいサッカーをし出している。繰り返しになるけど、実際に見てみないことには何とも言えないけど、結果が下降線を辿り出している我がチームが少し心配。出遅れた感のある栃木だけど、次節負ければ順位はひっくり返る。優勝を目指すならそろそろ悠長なことは言ってられない。





最後に余談だけど、今日後ろに座ってた東京サポーターがジャーン・モーゼルを見て、最初は「ジャーン感が全然ない」と言っていたのに、最後には「横顔がジャーンにしか見えなくなってきた」と言ってたのが面白かった。「ジャーン感」とは一体・・・。
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