Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

目標は残留(15節東京V戦)

2015-05-24 23:26:05 | マッチレポート15’
オセロは全てひっくり返りました。全て黒に。

結局のところ6戦勝ちなし。負けなくなって良い兆しが見え始めたってどこの部分よ。永井の奇跡みたいなゴールとか、武田のスーパーセーブで誤摩化してきただけじゃん。ちょっと上の順位のクラブと対戦すればこの結果。もう今季のチームの力がどの位置かこれで満天下に知らしめられたわけだから、恥も外聞もなく残留を勝ち取りにいくぞ。全く勝てない監督というハンデを背負いながらだけど、それでも意地でも残留を勝ち取りにいくぞ。フロントも監督替えられないのは同情するけど、「昇格」とか寝言ぶっこいてねーで残留を勝ち取りにいくぞ。

正直に言って、もうこの何試合かは負けるのが全く恐くなかった。試合終盤に押し込まれても「危ねー」とか、「やめてー」とかも全くなく微動だにせず試合を観てた。今日のゴールシーンでもシュートが突き刺さった瞬間も鼻で笑うくらいに余裕だった。それはもうフロントに本当の危機感を感じてほしくて、負けた方がいいくらいに思っちゃってたから。でもこの感情がサポーターとして末期症状だとも一方では分かっていて、一刻も早くこの状況を脱したいとは思っていた。ただそれには監督に出ていってもらうしか方法はなくて、それが不可能だと薄々感じ始めたからには、もういないものとしてこのチームをサポートしていくしかないと今日の敗戦で決意を固めた。

この6戦勝ちなしが始まったホーム栃木戦。本当に信じられないような不甲斐ない試合を晒した後に出た監督の「温度差」発言。それも今季2度目の「温度差」発言。正直に言って1度目でも監督がこんなこと言うなんて信じられなかったのに、1ヶ月も経たないうちにまた同じことを言うとは本当に耳を疑った。万が一本当にその温度が低い選手がいたとして、その選手をトリニータのユニフォームを着させてピッチに送り出す決断をすることが出来るのは、この地球上に監督ただ一人なんだよ。J1時代のインタビュー拒否とか、愛媛戦の後の態度とか、勝てない時に監督の本質が出るような気がするね。大分トリニータ史上最長の監督在任、お疲れさまでした。


よし、ここでリセット。


最後の失点シーンの一つ前。西が相手のカウンターを食い止めた後の処理で、シンプルに武田に戻せば良かったものを色気出してターンしてロスト。その相手スローインの流れから失点した。何であそこで色気出したかな。そもそも西はそういうタイプの選手でもないと思ってたけどな。要らないミスだったわけで、時間帯も考えれば、CKで上がってた選手たちはネガティブな精神状態で帰陣してきたと思う。それが影響して少しずつ寄せが甘くなって失点に繋がったんじゃないかな。もちろん永井のトラップと素早いパス出しとかも良かったけど。まあ、結果が出ないことで、そういうプレーの選択の部分でも少しずつ余裕がなくなってるんだろうなとは思う。

折り返しまであと6試合。ほとんどが上位陣との対戦と書こうと思ったけど、よく考えたら最下位だから全部が上位クラブだった。という自虐は置いといて、それでも千葉、金沢、札幌、セレッソが残っていて、さらにその千葉に完勝した北九州もあって、下手すりゃ全敗もあり得そうなスケジュール。本当に覚悟して臨まないと。

最後に、吉平翼デビューおめでとう。インパクトを残すまでには至らなかったけど、まずはここがスタート。どんどん成長してほしい。今日はヴェルディ戦と同時刻キックオフでユースがクラ選の予選を戦っていて、長崎を1-0で下して見事に全国の切符を勝ち獲った。大黒柱の岩田くんをケガで欠き、そして不甲斐ないトップチームのためにエースまで不在で戦わなければならなかったにも関わらず。プレミア昇格初年度でも上位争いに絡んできて、言うなれば彼らはJ1で優勝争いをしてると言っても過言ではない。その子たちが卒業して受け皿となるクラブがJ3だったらどう思うのかって話だ。あんまり日本じゃ聞かないけど、下部組織出身の選手が卒業時にビッグクラブに引き抜かれるなんて悲劇にも繋がりかねない状況だよ、今のトップチームの体たらくは。少しでも格差解消を。そしてユースの子たちが夢を持てるトップチームに。そのためにも絶対に残留を勝ち取るぞ。
コメント (8)
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