タイトルはどっちで読んでもらってもいいです。残念ながら勝てなかったけど、チームとしては良化傾向と言っていいんじゃないかな。
大分、柏ともに8月12日のルヴァンカップで大幅にターンオーバーを行ったため今日の試合は実質3連戦の3試合目となった。連敗中は試合ごとにメンバーをいじりながら進めていた片野坂さんもこの3試合はほぼメンバーを固定。さすがに今日はダメージが残ってるんじゃないかなと思ってたけど、何とメンバー固定は柏もほとんど同じでこの3連戦は瀬川かマテウス・サヴィオかくらいであとはほぼ固定。よってどちらかの足が先に止まるみたいな現象は見られず終盤まで互いに攻めあうスリリングな試合展開だったと思う。
オルンガはボールホルダーへは1追いまでしかぜずに、2度追い3度追いをしないので特に前半は簡単に第1プレッシャーラインを突破出来た。いつもそうなのか、連戦だったからサボり気味だったのかは分からないけど、現代サッカーにおいてあれだけ守備をサボるんだったら7試合連続ゴールもさほど意味のあるものには感じられないなと思ったのが正直な感想。さらに柏全体としてもハセへのプレッシャーが弱いため「長谷川雄志さんサイドチェンジ祭り」が賑々しく開催される運びとなり、特に左サイドの香川へはバンバンと新ルートが開通しまくっていた。ただルヴァンで対戦した時もそうだったけど、前半はぶっつけ的にやってる雰囲気でも後半に修正して一気に巻き返してくるのがネルシーニョのやり方だというのを見せつけられたばかりだったから、後半に入っても油断は出来なかった。後半になると江坂の立ち位置が少し上がり、オルンガをサボらせないような配置になっていたと思うけど、ハセをフリーにしてしまう現象は継続中だったので、後半もチャンスメイクはほとんどハセ経由だった。何とかあそこからこじ開けられたらパーフェクトな試合だったんだけどね。
伊佐+渡+髙澤も十分に面白かったし、ゴールのにおいもしたけど、今日はベンチに知念、さんぺーがいることで終盤まで勝ち点3への期待感がかなり高かった。計算出来るアタッカーが呉屋しかいなかった柏よりもむしろベンチは大分の方が充実していたと思う。知念も本調子という感じではなかったからここから上げてきてほしい。あと藤本ね。最後のビッグチャンスも含めてあともう少し。ただ個人的には片野坂さんからの信頼感が高いのは分かる気がしていて、ボールを受けて相手DFと入れ替わりつつターンという局面においては多分今の大分攻撃陣の中でも最も期待感があると言っていいと思う。ただそこから追ってきたDFにボールをつつかれたり、ラストパスの精度が低かったりとあと一歩なんだよね。ポテンシャル的には間違いなく即戦力だし、そろそろプロのスピードにも慣れてきた頃だろうし、町田、野村あたりがケガが理由なのか分からないけど、今後もメンバー入り出来ないのならこれからも藤本に出場機会があるだろうから、数字での結果を期待したい。
最後の交代のところは点を取りにいくという意味で達也の投入を期待していた人が多かったと思うんだけど、今日の試合に限っては怜さんも香川も最後まで十分に走れていたし、特に香川の左足クロスの質は達也とは比較にならないレベルだし交代なしで終わったことは妥当だと思ってる。それじゃ刀根+羽田の投入が勝ち点1を取りにいった采配なのかというとそうでもないなと今日の試合を観ていて感じた。前節は2人の投入後に同点ゴールを決められてしまい決して必勝パターンと呼べるような采配ではないと思うんだよね。でも片野坂さんが今日も同じ采配を選択したのは刀根や羽田に守備の役割だけを期待しているわけじゃないと思うから。最後のビッグチャンスだった香川のクロス。あれ遡ると羽田がキーになるパスを出してスイッチが入ってるんだよね。もっと言うと高橋祐治が知念の膝を蹴ってイエローになったシーンも投入直後の羽田がファーストプレーでハイボールの競り合いに勝ってるところからなんだよね。セットプレーでの可能性も高まるということもあったと思うし、片野坂さんの意図として決してネガティブな投入ではなかったと思うんだよね。ただ惜しむらくは知念がイエローを出させたFKの直前にFKのキッカーを2人とも下げちゃってたところかな。あそこは三竿に狙ってほしかった。
智輝に躍動感と力強さが戻ってきた。決定的なシュートブロックもあったし、オルンガにも粘り強く対応したし、ハセに負けず劣らずサイドチェンジをバンバン通してたし、素晴らしい活躍だったけど、一番印象に残ったのは89分頃のシーン。うちとのルヴァンカップでもゴールを決めた細谷がサイドからえぐりこんでドリブルしてきた時にフィジカルの強さのみで子供扱いして場外に弾き飛ばしたのを見て、あの智輝にもついに貫禄らしきものが備わってしまったと感慨深いものがあった。最初の仕掛けに対しては少し遅れを取っているんだけど、「そんなヤワな仕掛けでこの先に進めると思うなよ」と言わんばかりに(実際はクールに)グイグイとボールから相手を遠ざけていく強さに頼もしさを超えた貫禄を感じたわけですよ。素晴らしかった。
個々の感想を書いてるとやっぱり勝ちたかったという思いが強くなってくるんだけど、実際に危ないピンチも少なくなかったわけで、引き分け自体は妥当だと思う。ただ勝てなかった前節も今節も丁寧に試合を進めているという印象が持てるところが前向きになれる要素だと思うんだよ。負けることは仕方ないにしてもとにかくやることなすこと全てが雑だった連敗中と比べるとその点が「大分良くなった」と思う。試合終了後にベンチに座る片野坂さんがアップで映されたけど、あの時の何とも言えない表情が何を意味するのかは気になった。あの表情から片野坂さんはこの結果をポジティブには捉えていないと思うし、もちろん監督がホームで引き分けて納得してるなんてことはあってほしくないわけだけど、片野坂さんのどういう思いがあの表情を作り出したのかは気になるところ。まずはやっと1週間の時間が取れるのでしっかりと休んでほしいと思う。次は埼スタで浦和戦。あぁ、行きたかったな....
大分、柏ともに8月12日のルヴァンカップで大幅にターンオーバーを行ったため今日の試合は実質3連戦の3試合目となった。連敗中は試合ごとにメンバーをいじりながら進めていた片野坂さんもこの3試合はほぼメンバーを固定。さすがに今日はダメージが残ってるんじゃないかなと思ってたけど、何とメンバー固定は柏もほとんど同じでこの3連戦は瀬川かマテウス・サヴィオかくらいであとはほぼ固定。よってどちらかの足が先に止まるみたいな現象は見られず終盤まで互いに攻めあうスリリングな試合展開だったと思う。
オルンガはボールホルダーへは1追いまでしかぜずに、2度追い3度追いをしないので特に前半は簡単に第1プレッシャーラインを突破出来た。いつもそうなのか、連戦だったからサボり気味だったのかは分からないけど、現代サッカーにおいてあれだけ守備をサボるんだったら7試合連続ゴールもさほど意味のあるものには感じられないなと思ったのが正直な感想。さらに柏全体としてもハセへのプレッシャーが弱いため「長谷川雄志さんサイドチェンジ祭り」が賑々しく開催される運びとなり、特に左サイドの香川へはバンバンと新ルートが開通しまくっていた。ただルヴァンで対戦した時もそうだったけど、前半はぶっつけ的にやってる雰囲気でも後半に修正して一気に巻き返してくるのがネルシーニョのやり方だというのを見せつけられたばかりだったから、後半に入っても油断は出来なかった。後半になると江坂の立ち位置が少し上がり、オルンガをサボらせないような配置になっていたと思うけど、ハセをフリーにしてしまう現象は継続中だったので、後半もチャンスメイクはほとんどハセ経由だった。何とかあそこからこじ開けられたらパーフェクトな試合だったんだけどね。
伊佐+渡+髙澤も十分に面白かったし、ゴールのにおいもしたけど、今日はベンチに知念、さんぺーがいることで終盤まで勝ち点3への期待感がかなり高かった。計算出来るアタッカーが呉屋しかいなかった柏よりもむしろベンチは大分の方が充実していたと思う。知念も本調子という感じではなかったからここから上げてきてほしい。あと藤本ね。最後のビッグチャンスも含めてあともう少し。ただ個人的には片野坂さんからの信頼感が高いのは分かる気がしていて、ボールを受けて相手DFと入れ替わりつつターンという局面においては多分今の大分攻撃陣の中でも最も期待感があると言っていいと思う。ただそこから追ってきたDFにボールをつつかれたり、ラストパスの精度が低かったりとあと一歩なんだよね。ポテンシャル的には間違いなく即戦力だし、そろそろプロのスピードにも慣れてきた頃だろうし、町田、野村あたりがケガが理由なのか分からないけど、今後もメンバー入り出来ないのならこれからも藤本に出場機会があるだろうから、数字での結果を期待したい。
最後の交代のところは点を取りにいくという意味で達也の投入を期待していた人が多かったと思うんだけど、今日の試合に限っては怜さんも香川も最後まで十分に走れていたし、特に香川の左足クロスの質は達也とは比較にならないレベルだし交代なしで終わったことは妥当だと思ってる。それじゃ刀根+羽田の投入が勝ち点1を取りにいった采配なのかというとそうでもないなと今日の試合を観ていて感じた。前節は2人の投入後に同点ゴールを決められてしまい決して必勝パターンと呼べるような采配ではないと思うんだよね。でも片野坂さんが今日も同じ采配を選択したのは刀根や羽田に守備の役割だけを期待しているわけじゃないと思うから。最後のビッグチャンスだった香川のクロス。あれ遡ると羽田がキーになるパスを出してスイッチが入ってるんだよね。もっと言うと高橋祐治が知念の膝を蹴ってイエローになったシーンも投入直後の羽田がファーストプレーでハイボールの競り合いに勝ってるところからなんだよね。セットプレーでの可能性も高まるということもあったと思うし、片野坂さんの意図として決してネガティブな投入ではなかったと思うんだよね。ただ惜しむらくは知念がイエローを出させたFKの直前にFKのキッカーを2人とも下げちゃってたところかな。あそこは三竿に狙ってほしかった。
智輝に躍動感と力強さが戻ってきた。決定的なシュートブロックもあったし、オルンガにも粘り強く対応したし、ハセに負けず劣らずサイドチェンジをバンバン通してたし、素晴らしい活躍だったけど、一番印象に残ったのは89分頃のシーン。うちとのルヴァンカップでもゴールを決めた細谷がサイドからえぐりこんでドリブルしてきた時にフィジカルの強さのみで子供扱いして場外に弾き飛ばしたのを見て、あの智輝にもついに貫禄らしきものが備わってしまったと感慨深いものがあった。最初の仕掛けに対しては少し遅れを取っているんだけど、「そんなヤワな仕掛けでこの先に進めると思うなよ」と言わんばかりに(実際はクールに)グイグイとボールから相手を遠ざけていく強さに頼もしさを超えた貫禄を感じたわけですよ。素晴らしかった。
個々の感想を書いてるとやっぱり勝ちたかったという思いが強くなってくるんだけど、実際に危ないピンチも少なくなかったわけで、引き分け自体は妥当だと思う。ただ勝てなかった前節も今節も丁寧に試合を進めているという印象が持てるところが前向きになれる要素だと思うんだよ。負けることは仕方ないにしてもとにかくやることなすこと全てが雑だった連敗中と比べるとその点が「大分良くなった」と思う。試合終了後にベンチに座る片野坂さんがアップで映されたけど、あの時の何とも言えない表情が何を意味するのかは気になった。あの表情から片野坂さんはこの結果をポジティブには捉えていないと思うし、もちろん監督がホームで引き分けて納得してるなんてことはあってほしくないわけだけど、片野坂さんのどういう思いがあの表情を作り出したのかは気になるところ。まずはやっと1週間の時間が取れるのでしっかりと休んでほしいと思う。次は埼スタで浦和戦。あぁ、行きたかったな....
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