消化試合でそのシーズンのベストゲームが出がちなのはもはやあるあるだ。古くは2009シーズンのホーム川崎戦、2013シーズンのアウェイ大宮戦(内容はベストじゃないものの唯一まともに勝った試合)、2021シーズンのアウェイ柏戦。この3シーズンに共通するのは全て降格したシーズン。なぜこれが残留を争っている時に出来ないのかと思うわけだけど、選手たちもそれだけ強いプレッシャー下に置かれながらプレーしていることの裏返しでもあるよね。でもそのプレッシャー下でも出せるプレーがそのチームの本当の力であって残念ながらプレッシャーから解き放たれて良いゲームをしたとしてそれが未来に繋がるわけでもなく、つまりこの群馬戦が2024シーズンJ2第0節として何かを担保してくれわけでもない。良い試合だったと思うけど、これはあくまでも2023シーズンの42分の1。
選手交代にも消化試合感は表れていた。1週間遅れで試合を観たわけだけど、群馬側の終盤の交代選手は軒並み退団が発表されていて記念出場ぽさは拭えない。その観点でいくとこの試合で最も良かった将輝を60分で下げてノムを投入しているわけだけど、あれもしかしてノムも退団なのかなと思ったり。そんなこんなを含めて真剣にはやるけどどちらもシビアに勝ち点を求めていたとは言いづらい消化試合だったと思う。
希望があるとすれば4-1-4-1システム採用後に将輝と堅心が躍動したこと。特にこの群馬戦ではゴールに近いところで良い仕事をたくさんした将輝が目立った。来シーズンはこの2人がチームの中心となるくらいの活躍を期待している。
先制点はまさに「長沢用のボール」。ふんわりクロスをピンポイントで合わせてしまえばDFは競ることすら許してもらえない。今シーズンも1年を通しての活躍は出来なかったけど、要所要所で長沢らしさを見せるのはさすがにたくさんのクラブを渡り歩いてきたベテランらしさがあるなと思わされる。
そしてやはり新太。パス&ゴーでペナ内に侵入、相手GKという壁を利用して将輝へラストパス。仕掛けることの重要性を最も理解しているのが新太だと思う。もともと新太の魅力はパンチ力のあるシュートだと思っていた。実際に前節も今節も決まったものも含めて何本も強烈なシュートを放っている。でも改めてゴールに向けて仕掛ける新太の姿勢こそこのチームに一番足りていなかったことじゃないかなと思い始めている。まあ、素人でもこんな感想を持つわけで他クラブが見逃しているはずはないので移籍してしまったとしてもそれはやむを得ないんだけど、せめてもう一年違う監督のもとで輝く新太が見たい。
2023シーズンは17勝11分14敗の9位で終了。結局得失点差はマイナスから浮上せず。前年よりも勝ち点、順位、得点数、失点数全てで成績が悪化。クラブが昇格が目標という看板を下ろさない限り、ここから3年目のシーズンを同じ監督に託すことは普通に考えてあり得ない。試合後のインタビューで将輝もさも当り前のように「大分はJ1にいるべきクラブ」と発言してしまっているけど、そろそろこの認識を全員で改める時が来ているように思う。もちろんJ1を目指すなということではなくて、もう通算の在籍年数でもJ1よりJ2の方が長いし来シーズンで最低でも連続3シーズンはJ2に在籍することが確定しているわけだから「大分トリニータはJ2のクラブ」っていうのが世間一般の認識だよ。それを当事者たちだけが「大分はJ1にいるべきクラブ」と発信し続けるのはもはやダサい。甲府が天皇杯を獲りそしてACLでも結果を残したり、福岡がルヴァンカップを獲ったりともう我々が地方クラブのトップランナーだった時代は終った。もう一度地に足をつけて本当に目指すべきところはどこなのかをクラブでじっくりと考える時なんじゃないのかな。それでもなお「J1昇格が目標」だとクラブが言うのならそれはサポーターとして後押しをしたいと思う。
8月のアウェイ岡山戦を最後に現地観戦からも遠ざかったし、1〜2週間遅れで見逃し配信を観るとかざらだったのでシーズンの振り返り記事なんて書けないし、こんなシーズンでアウォーズもないなと思うので2023シーズンに関する記事はこれで終わり。ここから新シーズンに切り替えだ!新監督楽しみだぞ!!
哲平さん、アントニオ・コンテもサム・アラーダイスもヴァイド・ハリルホジッチもみーんなフリーだぞ!候補者はあの人だけじゃないはずだ、頼むぞ!!
選手交代にも消化試合感は表れていた。1週間遅れで試合を観たわけだけど、群馬側の終盤の交代選手は軒並み退団が発表されていて記念出場ぽさは拭えない。その観点でいくとこの試合で最も良かった将輝を60分で下げてノムを投入しているわけだけど、あれもしかしてノムも退団なのかなと思ったり。そんなこんなを含めて真剣にはやるけどどちらもシビアに勝ち点を求めていたとは言いづらい消化試合だったと思う。
希望があるとすれば4-1-4-1システム採用後に将輝と堅心が躍動したこと。特にこの群馬戦ではゴールに近いところで良い仕事をたくさんした将輝が目立った。来シーズンはこの2人がチームの中心となるくらいの活躍を期待している。
先制点はまさに「長沢用のボール」。ふんわりクロスをピンポイントで合わせてしまえばDFは競ることすら許してもらえない。今シーズンも1年を通しての活躍は出来なかったけど、要所要所で長沢らしさを見せるのはさすがにたくさんのクラブを渡り歩いてきたベテランらしさがあるなと思わされる。
そしてやはり新太。パス&ゴーでペナ内に侵入、相手GKという壁を利用して将輝へラストパス。仕掛けることの重要性を最も理解しているのが新太だと思う。もともと新太の魅力はパンチ力のあるシュートだと思っていた。実際に前節も今節も決まったものも含めて何本も強烈なシュートを放っている。でも改めてゴールに向けて仕掛ける新太の姿勢こそこのチームに一番足りていなかったことじゃないかなと思い始めている。まあ、素人でもこんな感想を持つわけで他クラブが見逃しているはずはないので移籍してしまったとしてもそれはやむを得ないんだけど、せめてもう一年違う監督のもとで輝く新太が見たい。
2023シーズンは17勝11分14敗の9位で終了。結局得失点差はマイナスから浮上せず。前年よりも勝ち点、順位、得点数、失点数全てで成績が悪化。クラブが昇格が目標という看板を下ろさない限り、ここから3年目のシーズンを同じ監督に託すことは普通に考えてあり得ない。試合後のインタビューで将輝もさも当り前のように「大分はJ1にいるべきクラブ」と発言してしまっているけど、そろそろこの認識を全員で改める時が来ているように思う。もちろんJ1を目指すなということではなくて、もう通算の在籍年数でもJ1よりJ2の方が長いし来シーズンで最低でも連続3シーズンはJ2に在籍することが確定しているわけだから「大分トリニータはJ2のクラブ」っていうのが世間一般の認識だよ。それを当事者たちだけが「大分はJ1にいるべきクラブ」と発信し続けるのはもはやダサい。甲府が天皇杯を獲りそしてACLでも結果を残したり、福岡がルヴァンカップを獲ったりともう我々が地方クラブのトップランナーだった時代は終った。もう一度地に足をつけて本当に目指すべきところはどこなのかをクラブでじっくりと考える時なんじゃないのかな。それでもなお「J1昇格が目標」だとクラブが言うのならそれはサポーターとして後押しをしたいと思う。
8月のアウェイ岡山戦を最後に現地観戦からも遠ざかったし、1〜2週間遅れで見逃し配信を観るとかざらだったのでシーズンの振り返り記事なんて書けないし、こんなシーズンでアウォーズもないなと思うので2023シーズンに関する記事はこれで終わり。ここから新シーズンに切り替えだ!新監督楽しみだぞ!!
哲平さん、アントニオ・コンテもサム・アラーダイスもヴァイド・ハリルホジッチもみーんなフリーだぞ!候補者はあの人だけじゃないはずだ、頼むぞ!!
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