Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ターニングポイント(24節栃木戦)

2014-08-01 01:04:58 | マッチレポート14’
田坂さんの言うように、この試合をターニングポイントと出来るか否かで今季が決まるように思う。

結果を知ってから録画で観たので何とも言えないところはあるけど、この試合は選手たちのがんばりを本当に評価していいと思う。2年前に北九州にやられたみたいに、数的不利になる→粘って粘って一発、で勝ち点3を取るような試合はそこそこあると思うけど、昨日みたいに、数的不利になる→先制される→逆転する、っていうのはなかなかお目にかかれないと思う。前半の終盤に全然攻撃の形が作れないのを見て、この状態からよくひっくり返したなと思った。リアルタイムで観てたら、良くて引き分けって思ってたよ、絶対に。ひっくり返したこともそうだし、最後まで粘り切れたこともフィジカルトレーニングの効果が出てきたからだと思いたい。札幌戦も北九州戦も予兆みたいなものは感じたし、それを確信に変えるきっかけとなる試合だったと、後から思い返せたら最高だ。


前節の記事で林はうまくいくかどうかは別にして何を見せたいのかが見えてこないことが不満だと書いた。そういう意味では昨日の試合で良かったなと思うのは、得点シーンよりも、前半7分の左から右へダイアゴナルに走って、ヒールでラドンチッチにボールを落としたプレーだ。昨日のフォーメーション変更が成功したように、ラドンチッチは決して一人で輝く選手ではなくて、意外と周りを活かすし、周りに活かされる。シーズン前にああいう役回りを期待したのは、間違いなく後藤優介だったわけだけど、残念ながら後藤はチャンスを活かすことが出来なかった。ただこのまま終わってほしくないし、林にはそんな既存FWをビンビンに刺激する存在でいてほしい。それでも燃えないのなら、そこまでだって話だ。


武田のこととか、まだまだ色々と書きたいことはたくさんあるんだけど、夏休み前のラストスパートで疲弊し切っていて、ちょっと文章作成意欲がこれ以上わいてこない。昨日も祝杯にビールを飲みながら試合を観てて、終了から10分もしないうちに寝てしまった。今日も明日も会社で飲み事があって、今夜のうちに書かないと山形戦が来てしまうということで気力を振り絞って、この文章を書いてる。


最後に一点だけ、ジョンヒョンについて。個人的にジョンヒョンにはとても期待してて、昨日も退場するまでは昨シーズンまでに比べて視野が随分と広くなってるなと感じてたし、昨シーズン最終ラインで起用されたことの効果なのかなと思った。何よりもボランチの3番手として田坂さんから評価を受けてることが、がんばってきたんだろうなという何よりの証拠だった。だからこそあんなふざけたカードで退場させられたことに腹が立つし、もっとやらせてあげたかった。退場したこと自体はもう覆らないし仕方がないとは思うけど、一つ注文をつけさせてもらえるのなら、周りの選手たちにもっと真剣に抗議してほしかった。いや、姿勢だけでもいいんだけど、一緒に戦ってる姿を見せる意味でももっと感情丸出しで主審に迫ってほしかった。北九州の時は審判に対する批判がすごかったのに、あんなふざけたカードで退場させられたにも関わらず、ジョンヒョン擁護の声が少ないのはちょっとかわいそうだなと思った。田坂さんもこれで諦めずにジョンヒョンをもっと使ってほしいと思う。


さて、ターニングポイントの話。簡単に言えば、これで波に乗っていってほしいということ。アウェイ福岡戦の時も素晴らしい逆転ゲームだったにも関わらず、次のホーム松本戦でだらしない負けを喫した。アレを繰り返さないでほしい。少々の勘違いが含まれてたとしても、波に乗っていくのにふさわしい試合だったわけだし。だから山形戦は超重要。分水嶺の尾根に立っているいま、どちらに進んでいくかは自分たち次第。もう一回言うけど、山形戦超重要。
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