Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

淡々淡々淡々淡々(4節熊本戦)

2014-03-22 18:57:03 | マッチレポート14’
この内容で勝ち点1を持ち帰れることを前向きに捉えないと、と思うわけですよ。湘南、松本、磐田あたりが走り始めたので、自動昇格を狙うなら食らいついていきたいところだった。だから勝ち点3は必須だったけど、あの内容のサッカーで勝ち点1をいただけるのなら、それはOKとしておかないと。


ただ思うのは、果たしてこのまま今のサッカーの熟成を信じて待ってていいのだろうかということ。シーズンは長いし、序盤でサッカーが完成している必要はないとは思うけど、今やろうとしてるサッカーが熟成した時、本当に勝てるサッカーなのかどうかは疑問を感じる。2連勝したとはいえ、北九州戦のPKは限りなく黒に近いグレーだし、讃岐にいたっては、岐阜3点、磐田4点、松本5点と勝ち点3で争うのではなくて、何点獲れたかで争う相手だったことが明るみになりつつあって、ホームでPK1点のみって実は絶望的な結果だったんじゃないかと思われる。最近パッタリと「走る」という言葉も聞かれなくなっちゃったし。


ここまで今季のチームを360分観てきたけど、正直どうやって点を獲りたいのかが全く見えてこないし、これじゃ点は獲れんわなという試合しか見せてもらってない。今日は2人スタメンを入れ替えてきた。伊佐は可能性のあるシュートも打ってたし、起用も分かるんだけど、結局チーム全体としての印象はほとんど変わらず。で、次に田坂さんが打った手が、前の3試合でほとんど機能しなかった布陣に戻すための2枚替え。当然ながら、試合の流れは変わらず。最後に押し込んだのは、熊本が勝ち点3を目の前にして、全体に下がったからだと思う。勝負の後半で流れの中からほとんどシュートが打てず、元に戻す策が第一手って、本当にこのサッカーの熟成を待っててもいいのでしょうか。正直もう斜めからしか田坂さんのこと見られないから、期待もしてないし、勝ちゃ何でもいいとも思うけど。


それともう一つ、今季のチームを見てて気になるのは、とても淡々とサッカーをやってるように見えてしまうこと。もちろん勝ってるなら、落ち着いて試合を進めてそれが淡々とサッカーしてるように映るのならOKだけど、水戸戦も今日も負けてるのに、淡々とサッカーをしてるようにどうしても見えてしまう。選手の気持ちやプレースタイルのことだから、実際のところは分からないけど、サポーターとしてじっくりと試合を観てて、そう思わせてしまうのはどうなんだろうか。シーズンに入る前に似たような選手が多いことがちょっと気になってたけど、それが手詰まり感に繋がってるように思うし、周りを鼓舞出来る選手がいないんじゃないかなと思ってる。今日も一番声を出してるのは高木だというスカパーのリポートがあったけど、キャプテンとはいえ最年長の選手だけがやっててそれでいいのかな。こういう状況を一番分かりやすく打開してくれるのって多分土岐田だと思うんだけど、復帰はまだまだだろうし、そう考えるとタメやヤスあたりに期待したいのに、2人ともベンチにすらいない。どうなんでしょ、この状況。

それと今日も「元に戻すくらいならキジ使ってよ」って思ったけど、これは田坂さんに一番期待しちゃいけないことだってのを2年かけて学んだので、すぐに頭の中で打ち消した。



4節終えて勝ち点7は悪い数字ではないと思うけど、対戦相手を考えるともしかすると後々じわじわと影響してくるかもしれない。岡山戦はさすがに少しはいじってくるだろうから、それを楽しみに待ちましょうかね。

最後は結果だから。さ、坦々麺食べ行こっと。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 結果か、内容か(3節讃岐戦) | トップ | 叩き一変 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Deto)
2014-03-22 19:10:46
なにも見えてこない試合でした。
昨年の苦渋に満ちた一年間があって、
でもそれもその先にある飛躍のための修行だと飲み込んだわけで。だから田坂続投もアリとしたわけです。だから、今、こんなサッカーやられたんじゃ2年分許せないんです。

ブログ再開してます
返信する
Detoさん (triority)
2014-03-22 20:48:44
何も見えなかったですね。

京都、札幌、湘南の3連戦の結果次第で結論出していいと思いますけどね。まあ、しないでしょうけど。
返信する

コメントを投稿

マッチレポート14’」カテゴリの最新記事