Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

全ては藤本一輝次第(29節東京V戦)

2022-07-30 22:53:35 | マッチレポート22’
昨シーズン終盤あたりから「健太はロマン」と言い始めたけど、いよいよ「藤本一輝こそロマン」になってきた感がある。


勝てそうな試合をまた勝てず。上位が勝ち点を落としても一緒に足並み揃えてたらいつまで経っても順位は上がっていかないよね。朝陽がマークをフリーにしてしまいあっさりと先制され、何でそんなにディフェンスラインがガチャガチャしてるのか全く意味不明な2失点目。これだけ試合を難しくしたら勝つのは大変だよ。7試合負けなしかもしれないけど半分以上引き分けだからそんなもんは全くもって評価出来ない。そもそももう毎試合勝ち点3ペースしか評価されなくしたのは自分たちなんだから。全然足りない。


藤本一輝がなぜロマンなのか。それは日に日に攻撃面での存在感を強めているからだ。普通はこれだけ背後がスカスカだともう諦めたくなるものだ。1失点目も藤本が裏を取られたところからのCK。でもアタッキングサードに入った時の藤本一輝の眩いまでの輝きが諦めることを許してくれない。もう「全部仕掛けてくれ!」と叫びたくなるくらいに今の藤本には期待感がある。だから悩ましい。「ディフェンス軽すぎ」でバッサリと切れるものならこんなにも簡単なことはない。ロマンをロマンで終らせるのか。全ては本人次第だ。ただ大学4年次からずっと藤本を高く評価してきた自分としては今の状況は少し嬉しくもある。1点目のシーンで、ボールに寄る動きで相手を釣ってクイックにはがす動き本当に好きなんだよね。


2点目。まず羽田の良い位置への顔出しと前への鋭いパス。新太の完璧なトラップと仕掛けとパスのどちらもある構えからのインステップでのパス(相手は詠みにくい)。呉屋のトラップからのシュートまでに無駄な時間をかけないゴールゲッターらしい身のこなし。すごいいいゴールだった。こんなの飛び出したのに勝てないの本当にもったいない。


7月13日 1選手コロナ
7月17日 長沢ケガ
7月19日 2選手コロナ
7月23日 水戸戦当日中止
7月23日 野村ケガ
7月25日 1選手コロナ
7月28日 1選手コロナ
7月30日 2選手コロナ

ここ半月くらいのチーム戦力に影響ありそうな出来事を時系列で追っていくとこんな感じ。チグハグ感だけが際立って勝ち点を落とした今日の試合からしてまあやっぱり大変は大変なんだろうなとは思う。ただそこは試合後に城福監督も「突貫工事」という言葉を使ってうらめしそうに語っていたからうちだけの事情じゃないし言い訳にはならん。逆に言えばそれでもこれだけのメンバーで臨めるわけだから下平監督はチームを勝たせてくれないと。


最後にペレイラについて。もう自分はペレイラについては見切りをつけた。こんな不誠実な選手は応援する気にならん。シーズン序盤から「ファールもらいたがり」がずっと気になっていた。それがホーム熊本戦では最悪の形で結果として表れ、町田戦後にはチョン・テセから「痛くないのにファールもらうための演技してるのを、触れた僕が一番分かるから言いました」とtwitterで指摘もされた。そして久々の復帰となった今日の試合、わずか15分の出場で2回の演技。この試合のラストプレーとなった94分の演技にいたっては最後の最後に全員が苦しくても勝ち越しゴールを奪いに行っている場面だったのでもうさすがに我慢ならない。そもそもここまでこんなことすら指導出来ない監督やコーチだからどうせこの後もペレイラを使い続けるんだろうから勝手にしてくれという思いだけど、あまりにも酷すぎる。こんな選手に誇りなんてオレは持てない。
コメント
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