Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

グループステージ第2節、快勝!

2022-07-25 12:02:05 | トリニータ

本日はグループステージ第2節。決勝トーナメントに進出するためには勝ち点3はマスト。昨日の千葉戦でうまくいかなかった後半の改善を試すかのように今日も1点リードでハーフタイムを迎えた。もしかするとケガもあったかもしれないけど後半頭からボランチを18木本くんから30山下琥珀くんにチェンジして強度維持を図る。そして何より良かったのはシンプルにボールを動かして相手を走らせ主導権を渡さなかったこと。またシンプルにサイドを縦に攻めてクロスから攻撃を完結することでカウンターの走り合いのような展開にさせなかったこと。




左サイドバックで先発フル出場した5岩間慶太くん。キックオフ最初のプレーがうまくいかずヒヤッとしたけど、そこからの粘り強いプレーはチームの士気を上げたと思う。3-0になって試合を締めくくる時間帯だったにも関わらず爆走でオーバーラップをして4点目のアシストを決めたプレーは本当に最高だった。クラ選のような真夏の短期決戦はこういう選手の活躍が欠かせないと思う。





もう1人昨日出場のなかった13岡部聖南くん。とにかくデカい。プログラム表記で195cm。長沢よりもさらに3cmも高いわけでセットプレーの守備でも絶大な存在感だった。残念ながら攻撃でその高さが活きるシーンはなかったものの、後半のサイド攻撃から主導権を握った流れは岡部くんの高さあってのものだったと思う。





去年の8月、天皇杯群馬戦で3人のユース所属選手が出場した。その中で唯一トップ昇格とならなかったのが10後藤響くんだったわけだけど、個人的には一番印象に残ったのは後藤くんだったんだよね。今日もその力強く縦に運べる推進力は見せてたし、大学で続けるのなら是非とも鮭を諦めないでほしい。2点目は実質後藤くんのゴール。



今日も見事なミドルシュートを決めた37木許太賀。これで今大会3点目。哲平さん、分かるよねそういうことだよ、早よ。





本日の対戦相手は金沢U−18。コーチには作田裕次。大分U−18でコーチをしている山﨑雅人とは金沢でチームメートだったはず。クラ選のひそかな楽しみとしてかつて選手として活躍していた方たちの今が見られるというのがある。プログラムで懐かしい名前を探すだけでも楽しい。









U−15からの昇格組。去年のクラ選U−15を配信で観ていて気になった選手が3人。そのうちの2人が今日出場した。43小野誠竜くんと28後藤雅人くんどちらもサイドハーフで縦への推進力が持ち味。4点目は小野くんの力強いドリブルから生まれた。弓場将輝も1年からクラ選には出ていたので、学年に関係なくどんどんチャレンジしてほしい。





















残すはラスボス川崎。強いとは思うけど何とか食らいついて決勝トーナメントに進んでほしい。そしてこれまで多くの先輩がはね返されてきたベスト16の壁を今年こそぶち破ってほしい。

ナイスゲームでした!!
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3年ぶりのクラ選U−18通常開催

2022-07-25 01:20:02 | トリニータ


群馬で夏に有観客でやる通常開催は何と3年ぶり。つまり今の高校3年生はこの通常形式での大会に参加するのは今回が最初で最後ということ。残念ながら熊本は2日目から棄権ということになってしまったけれども出来る限り多くのチームが最後まで大会に参加出来ますように。そして出場した選手は最初で最後の思いをピッチに思いっきりぶつけてほしい。そして観る側としてもこの大好きな大会が何とか開催されて嬉しいやらホッとしたやら何とも表現しがたい感情になったけど、スタジアムでは本当に感無量でしたよ。長かったよね。



大分は鳥栖抜きの九州予選で見事優勝。堂々の九州第2代表としてポット2に割り当てられた。前日に同じ北関東の水戸でトップチームの試合が中止となったため保田くんがクラ選に回ってくるんじゃないかという期待もあったけど、同じく来シーズンのトップ昇格が決まっている佐藤くんもメンバー外だったことからトップチーム固定されてそうだ。大分も複数名のコロナ陽性者を出しているだけに戦力になる選手をユースに回している余裕はないのかもしれないね。





対戦相手は千葉U−18。関東の第11代表なので敗者復活のさらに敗者復活を勝ち上がって最後のイスをしぶとく勝ち取ったチームだ。千葉のアカデミーは3年ほど前に市船から朝岡監督を強奪したあたりから本格的に強化に本腰を入れてきているようで実際にU−18のクラ選出場や、U-15にいたっては関東予選をトップ通過するという充実ぶりだ。もともと千葉のアカデミーは名門だったわけで、再興に向けて順調に進んでいるようだ。



結果は先制されて、前半のうちに逆転したけれども、後半にCKから決められてドローというもの。ただ防戦一方だった後半の内容を考えると勝ち点1でも取れただけ良かったという印象。ビルドアップはしっかりとしていてプレス回避、縦パスを入れるタイミング&強さもよく、前半は球際もよく戦えていた。ただ後半になると大分の選手ばかりが足をつるシーンが多くなり結局最後まで流れを戻すことは出来なかった。もしかすると単純に千葉がめちゃくちゃタフなチームという可能性もあるけど、35分ハーフの試合でGKの上野くんも足をつっていたところを見ると初戦の緊張をチーム全体でうまくコントロール出来なかったかなと思う。シンプルにやればよさそうなところで難しくやろうとしてボールをロストするシーンが多かった印象。緊張のほぐれる2戦目からはもっとこのチームのいいところが出せるかな。


ただちょっと気になったのはチームがやたらと大人しいことと、ベンチが全く機能していないこと。監督が大きい声を出せばいいってもんでもないけど、明らかにチームがペースを取り戻せずに苦労している時間帯に具体的な指示がほとんどない。分かりやすぎるくらいシンプルな指示を立て続けに出す朝岡監督は全くの逆。


ユニに不具合のあった松岡くんが新しいユニに着替えてイエローもらってしまったり、もっとベンチしっかりしてよと思わざるを得なかった。





最もインパクトを残したのは2年生の木許太賀くん。2ゴールももちろんだがボールを持った際の創造性が魅力的。ゴール前での落ち着きも見事でどちらも素晴らしいゴールだった。ちなみに現在2ゴールは木許くんとマリノスユースの内野くんだけなので、1日目を終えて木許くんが堂々のクラ選得点王だ。



























千葉で一番印象に残ったのは1年生の尾崎芯太朗。キープ力、パスセンス、パンチ力のあるシュート。2年後は彼がNo.10を背負ってそうだ。





大人しいチームは劣勢になるとなかなか盛り返せない。ただ逆に言えば自分たち次第でどうにでもなるってことだと思うぞ。決勝トーナメントまだまだ全然いけるぞ。
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