Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

国立競技場と大分トリニータの13番

2021-12-17 22:34:47 | トリニータ
何とか1週間更新し続けたわ。明日は仕事が終り次第東京に向かうので更新は今日まで。もうはしゃぐだけはしゃいだからお腹いっぱい。あとは静かに試合を待つのみ。ここからは選手が主役。


サッカー選手なら天皇杯決勝のピッチに一度は立ってみたいと思うのではないだろうか。サポーターとしても愛する選手たちがその経験が出来るのならこんなにも幸せなことはない。ましてやプロキャリアの全てをともにしてきた選手ならなおさらだ。


正直こんな選手になるなんて誰が想像しただろう。入団当時、8年後に天皇杯決勝・国立のピッチに1トップで先発してますと言って何人が信じただろう。決勝もスタメンが濃厚。選手入場時はキャプテン高木のすぐ後ろの2番手を確保するんだろうね。その姿を見ただけで試合前からもう涙出ちゃうかもな。


もしかするとエースとして期待されたシーズンはこれまで一度もなかったかもしれない。でもシーズンの最後は毎年のようにあなたがいてくれて良かった、そして来年も頼むって思ってるんだよね。だから大分トリニータとして記念すべき初の天皇杯決勝・国立のピッチで先陣を切って相手ボールへアタックしてくれるのがあなたで良かったと思ってるし、あなたこそ相応しいと自信を持って言える。


時にサポーターの想いまで背負い込もうとすることがある。もちろんそれは嬉しいことなんだけど、これはあなたが努力の末に掴みとった夢の舞台だから、もうそんな心に重しをのっけるような行動をしてくれなくていいんだよ。とことん楽しんで、とことん自分のやりたいように。人生は常に今からだからこの試合も通過点に過ぎないんだろうけど、それでもこの試合はあなたと大分サポーターが紡いできた8年間の物語のクライマックス。


国立で大分トリニータにタイトルをもたらすのは「13番」だから。これは期待じゃなくて運命みたいなものだから。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする