Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

最下位転落(26節神戸戦)

2021-08-25 22:17:41 | マッチレポート21'
残り12試合の段階で最下位転落。何かあまりにも必然すぎて残念とか、悔しいとか、そんな感情すらわいてこないよね。


ハーフタイム明けに8→6の交代ボードを見た瞬間に「あ、今日はないな。」と思った。もう也真人いないと無理だもん。試合後のインタビューでこの交代について歯切れの悪い片野坂さんにきっちりと突っ込んでくれた成尾さんが全ての大分関係者の中で今日一番の仕事をしたんじゃないだろうか。片野坂さんがハッキリとケガと言わなかったところを見ると広島戦を見据えての予定通りの45分交代なんじゃないかなと推測するけど、まあこの点は広島戦の結果を見てからにしましょうかね。


4月の対戦の時も思ったけど、神戸のCBが菊池と小林友希ならもっと前線から追い回したかった。2人ともビルドアップを得意とするタイプじゃないから伊佐の迫力で守備からリズムを作り出したかった。ただ伊佐は札幌戦の先発で疲労もあっただろうから今日のベンチスタートはやむを得ないと思う。問題は代わりに先発した長沢から何の意図も熱量も感じないこと。長沢には失礼だけど連戦だから「代わりに」先発したに過ぎない。交代後すぐに無理な体勢からでも強引にねじ込んで立て続けにCKを獲得する伊佐を見て長沢はどう思っているんだろうか。ボールが出てこなければ自分のプレースタイルでは仕方がないと思っているのなら、この状況で出場機会を勝ち取るのは難しいんじゃないだろうか。


一方で香川は前節の決定機逸をわずか1分で取り返した。札幌戦のシュートの方が何倍も簡単そうだったけどね。札幌戦に引き続きまたもCKから先制に成功。この後ずっとシビアな試合が続くわけでセットプレーに可能性を見出せるのは本当に大きい。スコア上ももちろん大きいけど、攻撃のフィニッシュがちょっとくらい強引でもCK獲得で終れればチームにポジティブな雰囲気を生み出せるというのも副次的な効果として大きいと思ってる。


そんな大きい先制点もあっさりと返されてしまったことがこの試合を優位に進めることが出来なかった最大の要因だと思うけど、今日はキックオフから全く守備がハマっている感じがなく、序盤は3バックの脇に何度も走り込まれた。望外の先制点が取れたことで浮き足立ったか、技術の高い選手が多い神戸に対して臆したか、球際にも全然いけてなかったので、まあ失点はするだろうなという感じで見ていた。一定水準以上の「アグレッシブさ」が出たり出なかったりするのはやっぱりシーズン途中からその部分にフォーカスし始めたから本当の意味で選手たちの中に落とし込まれていないんだろうなと思う。結局のところこういう状態を「迷走」と表現するわけで、こういうチームが降格するのは歴史が証明済み。残り12試合で勝ち点8差&4つのチームをまくらなければいけないという状況よりも、一向に変わらないチームの状態、雰囲気の方が絶望的だと思う。もうここからのカムバックって奇跡的な話だと思うから、それに見合うショッキングな一手としてこの期に及んでの片野坂監督解任は全然アリだと思うけどね。試合後のインタビューで判定に不満を漏らした(それも2つ)片野坂さん。「あ、何だこの人も切羽詰まったら判定に文句言うんじゃん」感ね。信念のブレた先には末期症状のチームしか見えない。


ハセは決定的なトラップミスが2つ。ただそういうポジションだしある程度は割り引いて見ないといけないところもあると思うけど、そうであれば前半ATのチャンスで縦パスを目の前のDFにぶつけたプレーの方を何とかしろと言いたい。北斗がフル稼働出来ないとボランチの駒不足感が深刻。さらに深刻なのはもう移籍期間が終了していること。


メモにはまだ触れたいことたくさん書いてあるんだけどもうキリがないからここまで。ただ個人的に作成した皮算用システムでいけば広島に勝てば第1ステージはクリア、さらに+1の貯金付きだから頑張ろうぜ。
コメント
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