Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

乗り越えられなかった壁(ルヴァンカップGS6節セレッソ戦)

2019-05-23 22:40:30 | マッチレポート19'
結論から言うとリーグ戦でソウザを使わずに勝ち点を落としたロティーナ監督はやっぱり大したことないってことなんじゃないかな。少なくともオレは知ってたよ、ソウザがすげーことくらい。





ということで今年度初の半休をぶちかまして平日大阪遠征行ってきましたよ。確かにソウザのゴールはどちらもすごかった。でも勝てない相手だったかと言えば、そうではなかったことは選手たちも感じていたはず。ここまでルヴァンカップでは見事なまでにホームとアウェイでの内容に差があった。だからこの最後のアウェイゲームで勝つことでプレーオフステージに進むべきチームなのかどうかが試されていると思っていたし、実際にそういうシチュエーションになった。現地で感じた感想はざっくり言うと「残念」の一言に尽きる。久しぶりに試合後に拍手をする気にならなかったし、実際にしなかった。


何よりも残念だったのは片野坂さんが「J2に落ちるよ」とまで言った直後の試合がこれかということ。特にリーグ戦で出場機会を掴めていない選手からすればここで負ければ今シーズンが終了しかねない状況で、危機感なんてこれ以上ないくらいに高まっていたはず。それでこれなのかという気持ちは90分通して拭い切れなかった。ほんの4日前に監督にあれだけのゲキを飛ばされて何でこんなにユルく試合に入っているのか全く理解出来なかった。藤本の試合後のtwitterでの発信内容も含めていまチームはそこまでいい状態ではないように感じる。この敗戦、およびカップ戦敗退がいいクスリになってくれればいいけど。



確かに運もなかったなとは思う。ごっちゃん、さんぺー、伊藤の前線の組合せは期待感があったけど、それがわずか10分でダメになってしまったわけだからね。さらに藤本のカップ戦帯同、そして途中投入は片野坂さんの何としても突破するという強い気持ちの表れだったと思うけど、投入して即2点差にされてしまった時点でスペースが欲しい藤本に輝ける場所は残っていなかった。そういったことが重なって勝つことは難しかったかなと試合が終わって振り返ればそう思うけど、大事なのはそうならないように試合を運ぶことだったんじゃないかとやはり思ってしまう。


チームがこんな状態になってしまっているからこそ馬場ちゃんを使ってほしかった。少なくとも遠征メンバーには入れてほしかった。残念だけど、この敗退で馬場ちゃんと成豪の夏の移籍については覚悟を決めたよ。「J1で出場機会ないならうち来てよ」なんてクラブはいくらでもあるでしょ。


ただこれくらいの敗戦は本来であれば想定内だったのかもしれない。「だった」という過去形にしたのは開幕からの快進撃で今ではサポーターとしてのは目線はすっかり上がってしまったからね。せっかく上げてくれた目線をわざわざ下げる必要はないと思うから、なおさらに残念だという思いになる。






繰り返しになるけど、この試合から光明を見出すとすれば、これがチームにとっていいきっかけとなることくらいか。それくらいに感じるものの少ない試合だった。
コメント
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