Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

「こういう試合をモノにしよう」(24節水戸戦)

2017-07-22 21:29:45 | マッチレポート17'
タイトルは「 」を付けたようにハーフタイムの片野坂さんのコメント。その通りだね。決して悪い試合ではないと思うけど、高い目標にチャレンジするなら今日の試合は全く評価出来ない。


スタメンを見た時に前田大然がいなくて、最初はラッキーと思ったけど、こういう試合となったことを考えると、結果的にいてくれた方がもっと試合が動いて勝ち点3のチャンスがあったかもななんて思う。


工夫が足りない、勇気が足りない。簡単に言うとこんな感想。「あれだけ引かれたらなかなか崩せない」。そんなことは素人でも分かる。ただ今日の試合でそれをぶち破ろうとチャレンジしたプレーがいくつあったか。水戸陣内で、ボールと水戸ゴールの間に水戸の選手が11人いる状態で一体何分間ボールを回し続けただろうか。そのパス回しから何か生まれるだろうか。その状態でチャレンジングなパスがミスになったとしてカウンターを食らうだろうか。工夫が足りない、勇気が足りない。それだけ。


シキーニョはまだ判断するほどプレーをしてないものの、攻撃面ではストロングな部分がありそうだなというのは分かった。ただWBのポジションに入るからにはディフェンスの面がどうなんだろうというのは、少し気になる。今日も相手がゴールキックにしようとしたボールを回り込んでかっさらうという好プレーの直後に、何でもないタッチが長くなってサイドラインに出してしまうというプレーがあったけど、難しいプレーは見せつけちゃうのに、凡プレーが多いタイプなんじゃないのという思いがいまは漠然とある。


ずっと下の方にいたと思った町田にさらっと交わされてしまったように、今のJ2中位はちょっと連勝すれば、あっという間に順位はジャンプアップするし、悪くなくて引き分け続きでも一気に突き落とされる。ないとは言わないけど、工夫が足りないし、勇気も足りない。シーズン序盤なら何てことはない試合だと思うけど、シーズンの重要な局面に差し掛かってるこの時期に、この試合をチームがどう捉えるかでこれからのシーズンに大きく影響してくると思う。もっと明確に勝ちたい気持ちを見せてほしい。


オレが言ったって何の救いにもならないことは百も承知だけど、オレはチャレンジングなミスなら絶対に文句は言わない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする