今日はまずスタメンを見た時に「おっ」と思った。Jリーグには年に何回か連戦があって、GWの連戦はその中でも特にキツい。この時期は気温も徐々に上がりつつあるし、2試合目以降にいい内容のサッカーをしようというのはそもそも無理があると常々思ってる。だから連戦の時は普段にも増して「結果>内容」だと思ってるし、どんな手を使ってでも結果を勝ち取るようなサッカーをしてほしいと思っている。「どんな手」の最たる手段がローテーション。そしてその考えと全く合わない采配をするのが、他でもない田坂監督だった。そんな田坂監督がまあまあ内容の良かった前節から4人もスタメンをいじってきた。特に長崎に連れても行かなかった阪田さんの復帰、前節一番躍動してたタメをベンチに下げたこと、そして何よりも今スタメンの中でも最も外せない伊藤でさえもベンチに下げたことで、これは明らかにローテーションさせてきたと確信して、期待せざるを得なかった。メンバーを固定することの意味やメリットも十分に理解出来るけども、個人的な考えでは、連戦こそフレッシュな選手にチャレンジさせることでチーム全体の底上げが図れると思ってる。レギュラーが一人もケガや出場停止なしで1シーズンを過ごすのなんて絶対に無理なんだし。結果的に前半はチグハグで失点もしてしまったけど、ハーフタイムを迎えた時点で悲観的な感じはほとんど受けなかったし、選手交代でさらにフレッシュな選手を投入することで完全に試合の主導権をモノにして、うちでは滅多にお目にかかることの出来ない逆転勝利を掴み取った。今日は監督の采配で勝ち切った試合という評価でいいと思う。
今日ほど現地にいられなかったことが悔しかった試合もそうそうないし、宏矢のゴールが決まった瞬間にその向こう側で弾ける青い塊が心底うらやましかった。でも本当にナイスゲーム。ファンタスティックでラブリーでマーベラスでファビュラスかつブリリアントなゲームだった。
今日の試合の流れを変えたのは間違いなく後藤。先制点のきっかけとなるFKを奪った仕掛け。決勝ゴール前のライン裏への飛び出しと、閉塞感のあった試合に思いっきり風穴を開けた。ヤスのパスから放った左足シュート、左からスライドしながら放った右足シュートとFWなら決めなきゃいけないシーンがあったことも事実だけど、今日は途中投入された前線の選手が何をすべきかを体現し続けた。次節のスタメンはこれで確定なんじゃなかろうか。「オレがこのチームの9番なんだ」ってくらいにエゴイスティックでいいんだぞ。昌也も宏矢も無視してシュートを選択した判断をオレは100%支持する。
そして宏矢は初ゴールおめでとう!ここ数年の大分トリニータの中でもベスト3に入るくらいの美しいボレーだった。後藤のクロスが上がった瞬間にちょっと後ろ過ぎかなとも思ったけど、あれをフかさずに叩いた技術力は確かなものがある。ここ数試合いいなというパフォーマンスを続けてるところにこうやって結果が付いてくると本人もノっていけるだろうし、ここからの量産に期待。
それにしても宏矢の後ろからのアングルでボールが天井のネットを揺らした瞬間にゴール裏が弾けるシーンは何度も観てもいい。今日は俯瞰のアングルでもゴール裏の端っこが映ってたんだけど、後藤の惜しいシュートにその端っこの人たちが素晴らしいリアクションしてて、それもめっちゃ良かった。チャンスになりかけて腰を浮かして、シュートが外れた瞬間にのけぞるみたいな、それも全員同じタイミングで。自軍の攻勢と一体化するスタンドの雰囲気はやっぱ最高ね。返す返すも今日は福岡に行きたかった。でも長崎をチョイスしたことにも後悔はしていない。
素晴らしい結果を掴むことが出来たけど、もう中2日で次の試合がやってくる。次は松本。去年はPOまであとちょっとのところまで上りつめ、現在も堂々の3位。もうJ2では立派な強豪と言っていいと思う。ただ今日の試合後サクっと2時間ほどで自宅まで帰れてホームゲームを待つうちと、GWの連戦の真っただ中に松本から遠い遠い大分まで来て、アウェイゲームを戦う松本とではコンディショニングに大きな差があると思う。先月の札幌とのホームゲームの時にもアウェイチームの精彩のなさを見たばかりなので、そこはアドバンテージが期待出来る。さらに今日の試合で、タメや伊藤を温存出来たことも大きい。出た選手ががんばる、そして次の試合ではやるべき人がやる。これがローテーションの最大のメリットだと思う。ここで松本を叩ければ団子の頂点も見えてくる。
泥っ泥でも、バッタバタでも、息も絶え絶えでも、何でもいいからとにかく結果掴もう。ポゼッションもハイラインも磐田戦まではひとまず置いといて、結果最優先のサッカーを。
今日ほど現地にいられなかったことが悔しかった試合もそうそうないし、宏矢のゴールが決まった瞬間にその向こう側で弾ける青い塊が心底うらやましかった。でも本当にナイスゲーム。ファンタスティックでラブリーでマーベラスでファビュラスかつブリリアントなゲームだった。
今日の試合の流れを変えたのは間違いなく後藤。先制点のきっかけとなるFKを奪った仕掛け。決勝ゴール前のライン裏への飛び出しと、閉塞感のあった試合に思いっきり風穴を開けた。ヤスのパスから放った左足シュート、左からスライドしながら放った右足シュートとFWなら決めなきゃいけないシーンがあったことも事実だけど、今日は途中投入された前線の選手が何をすべきかを体現し続けた。次節のスタメンはこれで確定なんじゃなかろうか。「オレがこのチームの9番なんだ」ってくらいにエゴイスティックでいいんだぞ。昌也も宏矢も無視してシュートを選択した判断をオレは100%支持する。
そして宏矢は初ゴールおめでとう!ここ数年の大分トリニータの中でもベスト3に入るくらいの美しいボレーだった。後藤のクロスが上がった瞬間にちょっと後ろ過ぎかなとも思ったけど、あれをフかさずに叩いた技術力は確かなものがある。ここ数試合いいなというパフォーマンスを続けてるところにこうやって結果が付いてくると本人もノっていけるだろうし、ここからの量産に期待。
それにしても宏矢の後ろからのアングルでボールが天井のネットを揺らした瞬間にゴール裏が弾けるシーンは何度も観てもいい。今日は俯瞰のアングルでもゴール裏の端っこが映ってたんだけど、後藤の惜しいシュートにその端っこの人たちが素晴らしいリアクションしてて、それもめっちゃ良かった。チャンスになりかけて腰を浮かして、シュートが外れた瞬間にのけぞるみたいな、それも全員同じタイミングで。自軍の攻勢と一体化するスタンドの雰囲気はやっぱ最高ね。返す返すも今日は福岡に行きたかった。でも長崎をチョイスしたことにも後悔はしていない。
素晴らしい結果を掴むことが出来たけど、もう中2日で次の試合がやってくる。次は松本。去年はPOまであとちょっとのところまで上りつめ、現在も堂々の3位。もうJ2では立派な強豪と言っていいと思う。ただ今日の試合後サクっと2時間ほどで自宅まで帰れてホームゲームを待つうちと、GWの連戦の真っただ中に松本から遠い遠い大分まで来て、アウェイゲームを戦う松本とではコンディショニングに大きな差があると思う。先月の札幌とのホームゲームの時にもアウェイチームの精彩のなさを見たばかりなので、そこはアドバンテージが期待出来る。さらに今日の試合で、タメや伊藤を温存出来たことも大きい。出た選手ががんばる、そして次の試合ではやるべき人がやる。これがローテーションの最大のメリットだと思う。ここで松本を叩ければ団子の頂点も見えてくる。
泥っ泥でも、バッタバタでも、息も絶え絶えでも、何でもいいからとにかく結果掴もう。ポゼッションもハイラインも磐田戦まではひとまず置いといて、結果最優先のサッカーを。