Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

甲府戦プレビュー① ~川崎-甲府戦を観て

2013-04-02 00:20:50 | トリニータ
とりあえず甲府戦プレビュー第1弾。何か一人ではしゃいでる感があるけど、甲府戦に向けてもう気持ち入ってます。

甲府の直近の試合である第4節アウェイ川崎戦を録画でチェックした。川崎はうちも第2節にアウェイで対戦しているので、いい目安になる対戦相手だ。結果は1-1のドロー。

まずは前半12分の甲府の先制シーン。開幕から左SBのレギュラーを掴み取ったのは何と松橋優。先制点はその優が羽生とのパス交換からダイレクトで上げたアーリークロスを平本が合わせてゴールというもの。優はこのクロスを含めて前半に3本ほど羽生とのコンビネーションでいい崩しを見せてた。攻撃に関してはもう立派なSBっぽい動きを身につけてる感じ。クロスの質も素晴らしいし、甲府の攻撃が左偏重気味なのも優の影響なんじゃないかと思ってしまうくらいに優の動きはいい。特にシンプルなパス&ゴーの動きには気を付けたい。多分城福さんから徹底されてると思うけど、優はパスを出したら、必ず動き出す。一瞬でも対応が遅れるとスピードがあるだけに置いてかれる。またそのパスを主に受ける羽生のポジショニングが絶妙で、質のいいリターンパスが返ってくる。この二人を中心に形成される甲府の左サイドは要注意。

試合はまるで国立でのうちとの試合を観てるかのような展開。甲府が前半でリードを奪うも後半は一方的に攻め込まれる。うちもそうだったと思うけど、甲府も後半はセットプレーからのシュートが1本のみ。結果は同じ1-1なんだけど、早々に同点に追いつかれて、その後ドローのまま粘り切ったうちと、後半43分までリードしてて、最後に追いつかれた甲府。どちらがいいとは言い切れないけど、甲府は第3節の名古屋戦でも数的不利になりながら、94分まで粘ったのに最後でGKが痛恨のファンブル。勝ち点1を失ってる。ナビスコが途中に入ってるとはいえ、リーグ戦2試合連続で終了間際に勝ち点を失ってる甲府は間違いなくナーバスになってるはず。だから例え終盤までリードされていたとしても諦めずに攻め込めば、慌てる可能性は十分にある。今の甲府のメンタルコンディションは選手もベンチもしっかりと頭に入れてしたたかに戦いたい。

甲府の弱点を探してみた。この川崎戦を観る限りにおいては、クロスに対しての真ん中のディフェンスがかなり甘い。この日は盛田と青山がCBを務めてたんだけど、クロスに飛び込んでくる選手に寄せきれず、シュートを許すシーンが続出。同点に追いつかれたシーンとその直前の矢島のポストを直撃したヘディングシュートはいずれも左からのクロスに真ん中で誰も競れていなかったというもの。柏戦の後半のようなサイド攻撃を継続すれば、甲府のCBが混乱するというシーンが簡単にイメージ出来た。ニアに西、ファーに高松、さらに真ん中を開けて、丸谷、木村の2列目が飛び込んでくる。もしくはWBのクロスに大外の逆サイドWBが詰めてくるなんてのもいいと思う。とにかく攻撃はサイドからの崩しを徹底したい。田坂さんがずっと志向してる攻撃の形でもあるし。

サッカーは生き物だし、単純には比較出来ないけど、うちは川崎に押し込まれてしまう状態は数週間前に脱したと思いたい。今はもっと能動的に試合を作れてるし、より長い時間フルパワーで戦えるようになってる。だからこの一つの試合をとっても、甲府は十分に倒せる相手だと思ってる。

とりあえず、前節を観た感想を思いつくままに書いてみた。第2弾は水曜日のナビスコカップ・甲府-湘南を観てから、甲府のスタメン予想をする予定。明日が飲み会のため、あくまでも予定は未定。


決戦まであと「5日」
コメント (6)
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