Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

アグレッシブに

2012-11-02 23:59:04 | トリニータ
山形戦プレビューです。

11月になったばかりにホーム最終戦と言われてもやっぱりピンときませんな。それでもやってきてしまったホーム最終戦。何度も言うけど、プレーオフには行かないから、今節がホーム最終戦。

前節福岡戦で悔やまれることといえば、複数ゴール出来なかったことくらいで本当に素晴らしい試合だったと思う。山形は福岡とそれほど戦力的にも変わらないと思うし、フォーメーションも4-4-2で同じ。だからって前節と同じような試合が出来れば勝てるってほど甘くはないよね。山形と福岡では試合に臨むモチベーションが天と地ほども違うだろうし、福岡は全くケアしてこなかったキャプテンのところにも厳しく来るでしょう。厳しく苦しい試合になるのは間違いない。

福岡戦の勝因の一つにボールにアグレッシブにいくことで試合の主導権を握ったということがあると思う。前々節でも鳥取が大分を上回ったことと言えば、やっぱり運動量。甲府を除いて21クラブの実力が拮抗してる今のJ2でとにかく勝敗を分ける大きなポイントが「走る」こと。極端な話をしてしまえば、その「走る」部分さえきっちりと出来れば、突然4バックにしたりしても勝てると思うんだよね。それくらい「走る」ことで差を生みだせるのが今のJ2。

07年、残留争いまっただ中の大分で、フォアチェックという「誰にでも出来ること」を「誰にも出来ないくらい」やり続けてチームに推進力をもたらした一人のFWがいた。90分もたないことは百も承知でキックオフの笛から交代のボードに30番が刻まれるまでとにかく走り続けた。シーズン序盤は新外国人選手や前年にブレイクしたスピードスターに押され、出番がほとんどなかったけど、夏を越す頃から本当に「走る」ということだけでレギュラーの座を掴んだ。その男は今節、キャプテンマークを巻いてオレたちの向かいに立ちはだかる。その男があの頃、九州石油ドーム(当時)で体現していたことを今の選手たちが実践出来れば、昇格という夢は必ず掴める。

今朝の通勤中にエルゴラを開いて声が出ちゃうくらいに驚いたドンミョンのスタメン予想。全体練習に合流したという噂は聞いていたけど、十分に計算の出来る若狭がいるだけにまさかのいきなりスタメン予想は本当に驚いた。前節の土岐田、永芳もちゃんと予想してるひぐらしさんの予想だけに信憑性も高いと思われる。もちろん嬉しいし、サポーターからの人気も高いドンミョンの登場は盛り上がるとは思うけど、さすがに4ヶ月以上のブランクがあって、復帰後公式戦に一度も出てない状態でいきなりのスタメンは大丈夫なんだろうかという思いも少なからずある。まあ、スーパードンミョンのことだからオレの心配なんかクソ食らえで、走りまくっちゃったりするんだろうなあ。ただ冷静に考えてドンミョンの起用がありそうだなと思えるのは、山形がセットプレーに強みを持つチームであるということ。セットプレーの守備時にモリシを真ん中に置くと高さで信頼がおけるのは阪田と安川くらいしかいない。さんぺーは攻撃では高さを発揮出来るけど、守備時にはあんまりうまく高さを活かせてない印象。そうなると若狭がどれくらい高さがあったか分かんないんだけど、ドンミョンは間違いなく計算が出来る。たまに田坂さんがジョンヒョンを唐突に使うことがあるけど、あれもこんな意図があったんじゃないかなとも思うんだよね。いずれにしても今のチーム状態なら誰が出ても高いモチベーションで戦ってくれるだろうから心配はいらない。出てきた選手をサポーターも必死に応援することだけだ。



今節も13時キックオフで、京都、湘南、横浜FC、千葉全てが16時キックオフ。勝って最大限のプレッシャーかけてやろう。

福岡、監督交代の劇薬効果見せてくれ!

鳥取、上位いじめは平等にしてくれよ!

今節が終わった時点で最終順位がかなりの部分で確定してくる。ちなみ今節勝てば無条件でプレーオフ圏以上は確定。自動昇格するから関係ないけど。いよいよ最終局面。選手たちが普段通りの精神状態で臨めるように最大限のサポートをするべく今節も大分に行きます。泣こうが、笑おうが、ヤジろうが、祈ろうが、諦めようが、信じようが、闘おうが、逃げようが、使者歌おうが、使者歌おうが、あと残された時間は180分。全員で勝とう。オレたちの夢はもう目の前だ。
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