Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

水本 裕貴

2007-04-30 23:53:51 | トリニータ
昨日の川崎VS千葉をご覧になった方いらっしゃいますか。

水本はみなさんご存知千葉のDFです。とっても優しそうな顔をした好青年
っぽそうな彼です。

彼は昨日はジュニーニョのマンマークを指揮官より仰せつかっていました。
ジュニーニョは今年も横浜FCの最終ラインをズタズタに切り裂いたりと
大暴れです。しかし日本の未来の最終ラインを背負うであろう彼はほぼ完璧
にそのジュニーニョを抑えていました。それはジュニーニョのシュート数が
3本しかなかったことで証明されていると思います。

後半に入り水本のマンマークにいらだったジュニーニョは開幕戦の新潟の
エジミウソンばりにプレーとは無関係の場面で水本に蹴りを食らわせます。
しかしその後の千葉の猛抗議も認められずジュニーニョにはノーカードで
その場は収束しかけました。

しかし目を奪われたのはその後のシーンでした。

あの虫をも殺さなそうな顔をしている水本がジュニーニョにツカツカと近寄り

「オイッ、オイッ、オイッ!!」

とテレビの音声でも拾うくらいの大きな声でジュニーニョに迫るではない
ですか。もちろん百戦錬磨のジュニーニョも面前20cmくらいで言われて
るにも関わらず素知らぬふり。大分以外の試合で久々に熱くなるシーンで
した。

で、何を感じたかというと・・「気持ち」なんですよ。

ここ数日何回使ったか分からないけど、最近大分の試合で「気持ち」が見えた
試合ってありましたかね。

「任された仕事は全力で完遂するんだ!」
「対面した相手には死んでも抜かれない!」
「マンマークだったらトイレまででもついていってやる!」

そんな気持ちが見えるからこそ見ている者は心が震え、感動するんだ!

ちなみにフクは五輪代表に召集された時の合宿中に水本に質問に行ったりした
そうだ。いいぞ、目のつけどころがいいぞ。水本も快く答えてくれたそうだ。

文章にまとまりがなくなってきたけど、とにかくそんな感情を久々に思い出さ
せてほしい。何度も言うけど、まだ今は結果はいいよ。そんな心震える試合を
してたら結果なんて後からいくらでもついてくるよ。
コメント
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