唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
魔の手が今度はウェバーに
フリープラクティス2で好タイムを出していたウェバーだが、残り5分、最後のアタックに入る前にマシンをコース脇に止めている。今シーズン序盤戦で、速さがありながら度重なるトラブルの為に幾度も悔しい思いをしているセバスチャン・ベッテルだが、そのベッテルのマシンにとり付いていた「トラブル」と云う名の悪魔は彼の新しいシャーシ「ランディ・マンディ」を嫌い、今度はチームメイトであるマーク・ウェバーのマシンにとり付いたのかも知れない。予選で悪さをすることはなかったようだが、3戦連続最前列から発進する決勝レースでもおとなしくしているという保証は、まったくない。
ここイスタンブールパークのコースはマクラーレンのマシンに合っているのかも知れない。最初のフリープラクティスでルイス・ハミルトンがトップタイムをたたき出したあと、2回目のトップはジェンソン・バトンである。2勝するもモナコの0ポイントが祟ってランキング4位に甘んじているバトンだが、あるいは、ジェシカに取られていた分のパワーをもレースに注ぎ込んだ結果のトップタイムか。予選ではトップ、ウェバーからコンマ486遅れの4位となったが、決勝レースの戦略次第では表彰台にも手の届く位置ではある。
近年のテスト(開発)ドライバーは、次世代のレースドライバーを発掘するためのポストのようになっているけれど、本来は経験豊かなドライバーがなるもの。だから山本左近がヒスパニア・レーシングのテストドライバーのシートを得たとのニュースを目にして郷秋<Gauche>はびっくり驚いた。なぜなら、山本左近は次世代のレースドライバーにもなり得ないし、経験豊かなドライバーでもないからである。しかしだ、考えても見れば開発ドライバーが必ずしもフリープラクティスで好タイムを出す必要はなく、そのフィードバックにより開発が進められたマシンでレースドライバーが予選・決勝で好成績を残す事が出来ればよいわけである。22-24位はその成果と云うことである。
2010年シーズン序盤戦、終始若いチームメイトの後塵を拝したミヒャル・シューマッハだが、やはり不調の元凶はそのシャーシにあったということなのか、ここに来てニコと互角の予選結果を出している。そうは云っても二人が常に前後している事を考えると二人ともマシンのパフォーマンスを最大限まで引き出した結果であり、現時点では両ドライバーがマシンのポテンシャルを上回るドライビング能力を持っている、逆に云えばMGP W01のポテンシャルがミヒャエル、ニコ両ドライバーの力量に追いついていないと云う事の証明でもある。
チャンピョンシップ獲得のためにはもっとも重要なシーズン中盤戦、2010年F1第7戦決勝レーススタートまで23時間。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、雨催いの横浜港。
ここイスタンブールパークのコースはマクラーレンのマシンに合っているのかも知れない。最初のフリープラクティスでルイス・ハミルトンがトップタイムをたたき出したあと、2回目のトップはジェンソン・バトンである。2勝するもモナコの0ポイントが祟ってランキング4位に甘んじているバトンだが、あるいは、ジェシカに取られていた分のパワーをもレースに注ぎ込んだ結果のトップタイムか。予選ではトップ、ウェバーからコンマ486遅れの4位となったが、決勝レースの戦略次第では表彰台にも手の届く位置ではある。
近年のテスト(開発)ドライバーは、次世代のレースドライバーを発掘するためのポストのようになっているけれど、本来は経験豊かなドライバーがなるもの。だから山本左近がヒスパニア・レーシングのテストドライバーのシートを得たとのニュースを目にして郷秋<Gauche>はびっくり驚いた。なぜなら、山本左近は次世代のレースドライバーにもなり得ないし、経験豊かなドライバーでもないからである。しかしだ、考えても見れば開発ドライバーが必ずしもフリープラクティスで好タイムを出す必要はなく、そのフィードバックにより開発が進められたマシンでレースドライバーが予選・決勝で好成績を残す事が出来ればよいわけである。22-24位はその成果と云うことである。
2010年シーズン序盤戦、終始若いチームメイトの後塵を拝したミヒャル・シューマッハだが、やはり不調の元凶はそのシャーシにあったということなのか、ここに来てニコと互角の予選結果を出している。そうは云っても二人が常に前後している事を考えると二人ともマシンのパフォーマンスを最大限まで引き出した結果であり、現時点では両ドライバーがマシンのポテンシャルを上回るドライビング能力を持っている、逆に云えばMGP W01のポテンシャルがミヒャエル、ニコ両ドライバーの力量に追いついていないと云う事の証明でもある。
チャンピョンシップ獲得のためにはもっとも重要なシーズン中盤戦、2010年F1第7戦決勝レーススタートまで23時間。
![]() |
![]() |
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、雨催いの横浜港。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )