崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

普通に生きたい

2018年12月14日 06時22分57秒 | 日記

 日本では12月を「師走」ともいう。私に「忙しいか」と問う人もいる。私は日常の講義、勉強会そして時には講演など普通に続ける。寒さとお歳暮の季節、年賀状も準備する。韓国からキムジャンのキムチが2か所から届いた。嬉しいプレゼントである。ソウルの姉、教え子の張教授から。また明日は教会で韓国から来られる料理の先生からキムチ作りの講習会が行われるとのことで誘われている。ある人は如何にすばらしい健康食品であるかと、キムチを賛美する。  
私はそのキムチ賛美の言葉にもっともだと思う。
 私にとって今年は意外なことがあった。『慰安婦の真実』がベストセラーとなって日本研究特別賞を受賞し、「名士」として招請特別講義が予定されたこと、そして意外さを超えて驚いたことに前日に取り消され、「最高と最下」の心情が共存したことだった。しかし私自身は変わりなく普通に生きている。この調子で満足する。クリスマス、年末年始と、時間は経過していくが私はこの調子で普通に生きたい。

*写真インドゴムの葉