崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「日本料理もおいしい」

2018年12月13日 05時45分51秒 | 日記

 昨夜は下関の有志達の勉強会で「慰安婦の真実」について語った。高齢者の勉強と語り合い、旅行などを一緒に楽しむ楽水会の会員60余名中、昨夜は20人ほど参加された。司会者はまず私の研究を中立的、客観的なところに注目したいと紹介し、話が始った。従軍とは何か、売春とはなにか、ポイントに絞って語った。
 質疑では吉田清治の本と朝日新聞の記事などに関する質問があった。私は完全に検証されてはないが済州島と大邱の事例から嘘よりはフィクションだと答えた。また文化や伝統の高かった朝鮮が植民地にされたことには永遠に恨が残るのは当たり前と主張した人がいた。それは大きい問題提起になる。つまり文化や伝統の高い国だけが植民地するということだろうか。アイルランド、台湾などをどう説明するのか。
 日本料理は見た目のものだと思っていた私が昨夜は「日本料理もおいしい」と感じ、スープも一滴も残さず、満腹になった。9時定刻に終了した。