崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国教育院訪問

2018年12月12日 05時46分46秒 | 日記

  日韓関係がギクシャクしているが戦後以来の常態であり異常ではない。人によって「韓国との国交断絶」の声も出て、のそれも理解できないわけでもない。政治的な口論では悪くても、民間の付き合いは順調である。韓国語、韓国文化、韓国人が好きな日本人は多く、増えていく。
 
昨日私は大学院会議に参加、海峡の裏町文化塾の忘年会には途中参加になった。忙しく有意義な一日であった。下関に住み始めてから韓国教育院とは多くの行事を協力して行ってきたが、ここ数年院長の交代によって最近は音信さえなくなっていた。山口県では韓国からの留学生が圧倒的に多い東亜大学にも地震情報など韓国総領事館から公文さえ届かなかった。
 私が抗議した以降も同様であるのでなぜか、遠ざけられている中、昨日大学の副学長鵜澤氏と学科長古川氏と共に、韓国教育院を訪問した。院長の孔淑子氏は450人に韓国語を教えているという。鵜澤氏は東亜大学には100数十人、韓国からの留学生がいて、韓国との太いパイプが出来ていると語った。