崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「サンタカン8番少娼館・望郷」映画の鑑賞

2016年02月13日 05時58分52秒 | 旅行
 明日14日13時から下関市生涯学習プラザで「絹代塾30回記念」に「サンタカン8番娼館・望郷」映画の鑑賞とトークショーを行う。すでに多く告知された原作家のトークショーのゲストの山崎朋子さんは体調不良で来れなくて残念なこととなった。私は塾長として申し訳ないと思っている。昨日触れたようにネット通信による映像を通した参加も可能であるとは思うが、代わりにこの映画を製作された熊井啓監督の夫人が来られることになっている。この映画は日本各地で放映されたものであり、ネット上でも簡単に見れるがあえて上映するのはなぜだろう。名作とはそのようなものであり、繰り返して鑑賞されることでさらに名作となるのである。つまり繰り返して観て、考え、話題にすることは映画が生きている名作であるからである。
 戦争中の軍と性が韓国の貞操ナショナリズムによって慰安婦問題が起こっているが、1世紀ほど前まではカラユキさんなど日本は性を売りに海外に出ていた。本映画はその脈絡から作られたものであり、慰安婦問題とは別であるが、あわせて考えられるものである。トークショーではその根本的な問題が話題になってほしい。
 会場で下関近辺のFB友人たちと名刺交換ができればと思っている。