崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

通信映像skype

2016年02月10日 05時45分36秒 | 日記
昨日九州大学韓国研究センター所長の松原孝俊教授とskypeを利用して対談した。コンピューターやスマートフォンなどにはskypeという便利な機能があるのに初めて使ってみた。神秘的であった。松原氏が3月で定年を前に会議や行事はこの通信映像を通して行われることになった。これからは東アジアネットワークで講義や会議もできるようになった。以前ある講演で東アジアのネットワーク研究会を作ることを提案したが、実現できるようになった。それを中国や韓国などの姉妹大学と繋げて開放することが可能であり、嬉しい。これからその課題と共通言語などの内容が用意されなけれならない。
 文明機器を利用すると生活が便利になる。アマゾンで本を注文してそのスピードには驚く。丁度私のように長く待つのが嫌な性格にはピッタリである。時々思い出すがある大学教授の奥様、専業主婦で仕事をするのは嫌、しかし、豪華な生活をしたがる。私は想像する。彼女は全自動の家具を整備し、横になってスマートフォンで注文して食べる。暇な時間が有り余るほどであろう。幸せの極り。機械は人を怠け者にさせる。さらに人を引きこもらせる。一方機械は人を忙しくもする。以前できなかったことも機械を利用して領域を広げ、仕事の質を深めることができる。忙しい。楽しい。うれしい。人に機械は機会である。スマートフォンをもってナマケモノになるのか、効率よい行動をするのか考えてほしい。