崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

1970年代の教え子

2016年02月06日 05時21分30秒 | 旅行
回復中の私のハードな仕事ぶりに心配してくれる人が多い。ハードなスケジュールのひとつにお見舞いくださる方々を迎えることも含まれる。中にはご無沙汰疎遠だった人からもお見舞いのお言葉が届き、慰められている。昨日は1970年代の教え子の二人と一日を過ごした。大学学部で教え、結婚主礼、大学院など複雑につながった人間関係のある弟子からのお見舞いであった。奥さんの自信作のキムチは久しぶりに美味しい名作であった。また、私だけでなく家内にまで素敵なブローチを持ってきて家内を慰労してくれた。それぞれの奥さんの心使いが感じられ感謝である。答礼として二人に私の好みのエビせんべいをあげた。その道で昨日電話を受けた言論人にばったり会って両手の握手になった。彼は私の元気な姿に驚いた表情であった。学縁、地縁などいろいろネットが絡んでワークする言葉通りにネットワークをもっている。私から考えてもすべてが良い人間関係だけではない。しかし人間関係があまり良くなかったような人からもお見舞いの言葉を頂き、私からは和解の言葉ですべてがよくなっている。私はこのような状態を幸せと感じている。
 世の中に倫理や正道を正す必要があるので戦うことも必要である。意見が違うことも多い。人によっては否定的な人が多い。ほぼ「否」「いいえ」「いけない」などダメダメ…と思い行動する人がいる。政治的に言うと与党と野党の対立、常に否定する人がいる。一生反対運動を起こすような人もいる。そして裁判までに至る。正道を正すのは良いが、否定的な生き方をしてはいけない。決して幸せではない生き方であるからである。私に否定的な人はまだ多いかもしれないが、私は彼らに否定的には接していないつもりである。日韓は互いに否定的なことが多く、まだ改善されていないのは残念である。