崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国は旧宗主国に対し反感が最も強い国だ

2015年08月16日 06時16分25秒 | 旅行
東洋経済日報(8月14日光復節特集)に寄稿した内容一部を紹介する。

  8月、原爆投下地の広島で集中講義.今年も広島平和宣言が発表された。戦争はA級戦犯など一部の軍人によってのみ行われたことだろうか? 積極的に戦争賛美はしなくても大多数の国民は肯定的に考えたことなのに敗戦になって自由民主主義者に変身したのではないだろうか。加藤(加藤周一)さんは疑問を提起した。 広大な土地に夢を広げようと満州に行ってみじめな終戦を迎えたのだ。日本国民の大部分は大東亜共栄圏建設に夢を持っただろう。植民地に適応していた韓国人も解放後には独立運動家のように反日主義者に変身した人が多いのもそうである。
 戦争史は今の日本人と断絶か継続か? 今の日本人には無関係なのか? 日本に謝罪を追求する中国や韓国にはどのように応じなければならないだろうか? ある日本の学生は日本人としてのアイデンティティを有しているので戦争の責任があると言う。中国からの留学生は戦前と前後は違うので責任は追求しないと話した。
 フィリピン人のラバヨ氏はアメリカの植民地は友情的だったから英語やアメリカの支配に対してそれほど否定的でないと言い。 パングラディシュのランジャン氏は植民地言語の英語は否定的、ベンガル(Bengal)語が尊重されていると話す。世界的に見れば植民地開発によって豊かになった国もあれば、貧困国になった例も多い。韓国は旧宗主国に対し反感が最も強い国である。