崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

続「絵はがきから見る近代山口展」

2014年10月10日 05時18分13秒 | 旅行
数ヶ月前下関美術館で「絵はがきから見る近代山口展」に続き、山口市井筒屋百貨店で年末年始に開くことは以前触れたことがあり、実行するために下準備を心掛けている。下関展示中には多くの方々からコメントを、またその直後数人から多量の資料や情報を提供していただいた。それらを反映しながら新しく企画に読者からのご意見を求める。先日東京大学で講演に行った時東大の絵はがき研究家の佐藤健二教授に共同研究を提案した。ヨーロッパでも絵はがきに関心があり、研究や展示などの動きがあることを聞いた。国際的な連携も考えていくべきであろう。今度山口での展示会では山口の資料の補強と着色写真に焦点を当ててみたい。
 昨日のニュースでは産経新聞のソウル支局の加藤達也元支局長が起訴され、大きく報道された。今の日韓関係は日韓の二人の指導者による喧嘩になっているような感がしている。朴大統領の任期満了を待つしかないだろう。日韓関係の最悪の絶頂の時のようなこの時期、明日から「楽しい韓国文化論」が始まる。7周に掛けて「チャングミの誓い」をスタートにして韓流ドラマや映画をテーマにして市民との勉強会を行う。来週には韓国から数十人の訪問者を迎える。日韓の悪風、韓流の寒流を逆風、逆流とするようにひたすら親善に向けて前進するだけである。