崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

日本側が守備型から攻撃型へ

2014年10月07日 05時39分00秒 | 旅行
 昨日の国会審議で山本宏議員の朝日新聞の慰安婦誤報に関する質疑を国会中継で見た。新しい情報ではなく、全体の状況を整理して分かりやすく説明し、広く知らせたこととなる。もう一つ感じたことがある。スポーツゲームでいえば日韓関係の政治的戦いにおいて日本側の守備型から攻撃型への戦略変化である。日本人は「喧嘩しないことが勝つ」など、特に植民地や戦争については加害者側であり、反論を控えてきたが、最近の日本は怖いと言われるほど攻撃的に変わっている。つまり日本社会では表面的には攻撃せず後ろで策略を考えるような方法で勝敗が試みられている。韓国は逆に攻撃型であり、相手の弱点を狙って勝つように進むが守備には弱い。慰安婦問題で韓国は慰安婦像をアメリカにまで立てて世界的に日本を侮辱する政策、外交をしていた。
 昨日次世代の党の山田議員は韓国の元大統領の盧泰愚氏が日本のマスコミ(朝日新聞)が韓国の反日に火をつけて日韓関係を悪くしたという当時の文芸春秋の記事を読みあげて説明し、安倍総理へ朝日新聞の社長と河野洋平氏の国会証言を求めた。それを聞きたい。韓国は朝日新聞の謝罪によって攻撃の武器を失った。韓国の反日感情を逆に過剰に感じたりそれを利用しようとしている日本人もいる。植民地や戦争を批判する人は日本人、韓国人だけではない。日韓の対立ではなく、真実か否かのパラダイムに変えてほしい。