崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「温暖化の話は遠く飛ばされた」

2012年02月20日 07時25分40秒 | エッセイ
 ベランダの温度計が昨日朝この冬二回目の零下になっていた(写真は窓から見た降雪の中の関門橋)。この冬の寒さは日本だけではなくヨーロッパまで広がっている。暖冬であればマスメディアが温暖化に関して多く記載するのに黙っている。家を出るとき「温暖化の話は遠く飛ばされた」と話したばかりなのに会った人から「温暖化はどうなっているのだろうか」といわれて全く同感の人がいることを知った。寒さも暑さも生物にとって困惑である。曼荼羅には地獄図が描かれている。チベットなどではこの世で悪行をした人が寒い氷上に裸で出されている画像を見た。日本などのものには火山地獄が一般的である。日本では暑さと寒さが交代する。また雪と雨が交代する。地球上には洪水の多いところ、いまアフリカの中西部の砂漠は干ばつで大変なニュースを聞いている。日本は四季と雪や雨も豊富であるが、地震も多い。温暖化が地球の異変を起こすといわれるが、光と熱が無くなることはさらに絶望的であろう。