崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「大学パンフに名前が載っていない」読者からの手紙

2012年02月09日 03時29分52秒 | エッセイ
 ある読者から手紙を受けた。大学に問い合わせて入手した大学の新年度の入学案内を見て、「大学パンフに崔吉城の名前が載っていない」という。私は現在、また新年度も学部で講義をし、大学院の学生の指導教授でもある。したがって現職である。「日本文化論」「日本思想論」「日本宗教史」「文化人類学」「観光人類学」「下関学」を担当しており、また大学院、東アジア文化研究所所長を務めていく。
 また社会的にも健在している。昨夜親しかった教会のピアニスト、幼稚園の院長さんが亡くなり弔問に行って顔を拝見してきた。まだ50代半ばなのに人情と才能のある人が発病して1年ほどで亡くなった。命の大切さと死の自然さを同時に感じた。友人が家まで送ってくれて「風邪をひかないように」という言葉の意味が深く耳と心に留まった。