以前野口まきこ氏に第二次世界大戦終戦直後(北)朝鮮の城津からの引き上げの話を証言としてインタビューしたことがある。この度彼女の弟の野口直樹牧師が世界的に有名なトニー夫婦のインタビューを受けて出版されたものを読ませていただいている。彼は敗北の前の最終月に15歳で特攻隊員としてトレーニングのための海軍の飛行隊に呼出された。彼は自爆特攻隊員として水雷を操縦するために回天プロジェクトに送られた。最後に爆弾を与えられ、タンクの下に潜るように命じられた。
戦争は次々と新しい局面に変わり多くの若者の命が奪われながら敗戦になり彼は救われた。彼は天皇に失望し、神を求めるようになった。彼は下関のバプテスト教会の牧師も務めた。今は東北大震災地において宣教師として、ボランティアとして活躍している。先日下関に来られて夕食を共にしたのに彼の口述したものが英文の本になったので彼の姉の実話と合わせて楽しく読んでいる。苦難を通して新しい希望をもって、戦前と戦後の価値観の激変が読み取られる。そこには敗戦国民への大きいメッセージがある。
戦争は次々と新しい局面に変わり多くの若者の命が奪われながら敗戦になり彼は救われた。彼は天皇に失望し、神を求めるようになった。彼は下関のバプテスト教会の牧師も務めた。今は東北大震災地において宣教師として、ボランティアとして活躍している。先日下関に来られて夕食を共にしたのに彼の口述したものが英文の本になったので彼の姉の実話と合わせて楽しく読んでいる。苦難を通して新しい希望をもって、戦前と戦後の価値観の激変が読み取られる。そこには敗戦国民への大きいメッセージがある。