崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

メール・トラブル

2011年07月11日 05時26分24秒 | エッセイ
 電子メールが便利な手段であり、郵便を使うことがかなり少なくなった。郵政民営化となってもサービスの進展はあまり感じない。それは時間制約が宅急便に比してまだ大きい事も含む。メールや郵便でトラブルがあることは滅多にない。しかし重要な件がトラブルを起こすことがある。昨日は重要なメールが届いていない。その人にとって重要なメールである。おそらく迷惑メールに入って私が数多いそれらのメールを一斉に処分してしまったかもしれない。再度頼むつもりである。
 昔私が韓国へ帰国するとき大学総長宛に出した重要書類が届かなかったことを思い出す。当時は郵便の行方を調査することもできないときであり、私にとっては就職のための書類であり大変困ったことがあった。直接行って書いたのでよかったが未だに不思議な郵便トラブルだったと思う。競争相手がいて事前に書類が遮断されたかと思ったりする。
 物事を進める時には、時としては邪魔が入ることがある「好事多魔」かもしれない。ドラマや映画でも幸せな場面が長く続くと不幸なことが起きる予感がする。だから劇的といえる。日本の挨拶で「お邪魔します」という言葉には内心小さい抵抗を感ずることがある。