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蕪村の俳句(101)


■旧暦8月21日、日曜日、

(写真)無題

昨日の夜の運動で疲れたか、12時まで眠りこむ。午後、買い物など。ブルバキを一通り読んだので、基本的な数学を勉強し直したくなり、『もう一度読む高校数学』という本を読んでいる。もろもろ完璧に忘れている。ただ、「数と式」のところは、完全に、文法の話と同じで、新しい言語の習得をしているような気分になる。しかし、因数分解など、理屈はわかっても、次数を下げたり、積の形にしたりする式の変換が、どう使われているのか、あるいは、どう使えるのか、といった話はない。言語の意味は、言語の使用法が決定するように、数学の意味は、その使用法が決定すると思うのだが...。

パリに研究拠点を持つi先生によると、パリでは、チェルノブイリ裁判が進行中らしい。パリにまで影響を与えたチェルノブイリ。フクシマは...。

夜、明日の明治公園デモで使用するプラカードを作成。計3枚作った。2枚には、原発を詠んだ俳句を載せ、1枚には図形詩を載せた。プラカードに俳句と図形詩を用いた例は、聞いたことがないので、たぶん、世界初と思う。ま、わが心の叫び!



秋来ぬと合点させたる嚏かな

■藤原敏行の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」(古今集)を念頭に置いているが、それを、笑いに転化した点に惹かれた。ちなみに、「合点」は、和歌や俳諧を批評して佳いものに点・丸・鈎などの印を付けること。和歌は著名歌人が、俳諧は宗匠が、合点した。納得する、承諾するは、そこから発生した意味。



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一日一句(226)






秋暑しデモを遮る右翼あり





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