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一茶を読む:七番日記(9)

■旧暦5月9日、月曜日、のち、貴船祭、更衣

(写真)白紫陽花

太極拳を始める。と言ってもDVDを観ることから始めるのだが。公園で鳩にパン屑をやって、しばらくぼーっとする。下の八百屋で、空豆と枝豆を購う。ビールを買いにゆく。










大きな顔
凍りついている





はげしく揺れている 揺さぶられて












あるいは頂き






 André du Bouchet「氷河」部分

■原文で読んでみたいと思わせる詩である。間の取り方に惹かれた。余白に風が吹いているようだ。




大空の見事に暮る暑哉



■シーンがよく浮かんできて惹かれた。この場合の「暑さ」は否定的な意味よりも夏らしさを表現しているように感じた。ここを別の実体ある季語にするとずいぶんイメージが変わるだろう。たとえば、大空の見事に暮る葵かな



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