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芭蕉の俳句(177)

■4月20日、土曜日、

(写真)下り特急

朝から蒸し暑い。だるい。仕事に煮詰まると、部屋の中で腹筋運動やダンベル体操をしている。けっこう、気分転換になる。煮詰まる回数が多すぎで、筋力がついてしまった!



菜根を喫して、終日丈夫に談話す
武士の大根苦き話かな

■元禄6年作。武士(もののふ)。比喩の仕方が面白くて惹かれた。現代なら、「武士の苦き話は大根のごと」とか、直喩的な言い回しになるのではないだろうか。芭蕉は、いきなり「大根苦き話かな」と続けている。楸邨によれば、「苦き話」は苦い話といった否定的なニュアンスではなく、話の質実なありようを感覚的に言ったもの。

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