西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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日本フランス語フランス文学会(SJLLF)2021年度春季大会 5.22/5.23

2021年05月23日 | 覚え書き
5月22日(土)
■研究発表会・第1セッション(13:10~14:50)
・会場A
 【中世】(司会:小栗栖 等)
1. ハープと貴婦人─ギヨーム・ド・マショー『ハープの賦(ディ)』について
  片山 幹生(大阪市立大学研究員)
2. クレチアン・ド・トロワにおける香り
  武藤 奈月(ソルボンヌ大学大学院博士課程)
3. 「洗礼」の語彙について─ガラン・ド・モングラーヌ詩群の例から
  宮下 拓也(京都大学大学院博士課程)
・会場B
【19世紀2】(司会:熊谷 謙介)
1. 冷たい宝石にはなれなくて ―「エロディアード:舞台」鏡との対話の果てに
  清水 佳暁(東京大学大学院博士課程)
2. 剣を持った〈詩人〉 ― 口絵としての「エドガー・ポーの墓」
  菊田 怜央(東京大学大学院博士課程)
3. Georges Eekhoud et la peinture ― embryon de critique d'art dans La Nouvelle Carthage 
  吹田 映子(自治医科大学助教)
・会場C 
【20世紀2】(司会:星埜 守之)
1. イレーヌ・ネミロフスキー『誤解』に描かれる元兵士のトラウマ
 秦 佳代(北海道大学大学院博士課程)
2. マリー・ンディアイ『家族で』における少女の旅の破綻
 今野 安里紗(筑波大学大学院博士課程)
3. 漂着するのは人間だけか? ― シャモワゾー『クルーソーへの足跡』における開かれた無人島 ―
 中江 太一(東京大学大学院博士課程)研究発表会

・第2セッション(15:00~16:40)
・会場A 
【18世紀】(司会:鈴木 球子)
1. なぜミスティヴァル夫人の性器が縫われたのか― サド『閨房哲学』の結末を読む
上田 雅子(京都大学聴講生)
【19世紀1】(司会:片岡 大右/福田 美雪)
2. シャトーブリアンの「荒野の騎士の歌Chanson du chevalier des landes」について
別役 昌彦(ブレスト大学内ブルターニュ・ケルト研究所協力研究員)
3. マネによる黒服の男の作品における一つの系譜的視点
松本 夏恵子(東北大学大学院修士課程修了)
・会場B
【19世紀3】(司会:宮川 朗子)
1. 19世紀末における出世欲と文士 ― エミール・グドー『10年のボエーム』からアルカンテール・ド・ブラーム『出世主義者』まで
岡本 夢子(日本学術振興会特別研究員)
2. ゾラ『マドレーヌ・フェラ』におけるヒロイン形成の場 ― 修道院から郊外へ *
安達 孝信(パリ第三大学博士課程)
【20世紀1】(司会:池田 潤)
3. プルーストにおける「集団でつくるヴィーナス像」― サント=ブーヴへの反論からジャーナリズム批判へ ―
大嶌 健太郎(慶應義塾大学非常勤講師)
 ・会場C 
【20世紀3】 (司会:村中 由美子/岩本 和子/小倉 和子)
1. 「珞珞たる石の如からん」― マルグリット・ユルスナールにおける存在の探究
深田 孝太朗(東京大学大学院博士課程)
2. ジャン・ムノ『ブラバントの英雄の忌むべき物語』に見るブリュッセルの文学者グループ ― 新たな「ベルジチュード」を求めて
山内 瑛生(東京大学大学院博士課程)
3. 英詩のリズムからフランス詩のリズムへ ─ アンリ・メショニックのG・M・ホプキンズ解釈をめぐって
森田 俊吾(東京大学助教)■特別講演会(17:00~18:30)
司会:中地 義和(東京大学名誉教授)
講師:Antoine COMPAGNON (Professeur au collège de France)
演題:Baudelaire caricaturiste

5月23日(日)
■ワークショップ第1部(10:00〜12:00)
【ワークショップ1】「ボードレール(から)の越境」 
コーディネーター:吉村和明(上智大学)
パネリスト:岩切正一郎(国際基督教大学),海老根龍介(白百合女子大学),山田兼士(大阪芸術大学)
【ワークショップ2】『レペルトワール』を読む
コーディネーター:石橋正孝(立教大学)
パネリスト:新島進(慶應義塾大学),三ツ堀広一郎(東京工業大学),三枝大修(成城大学),福田桃子(慶應義塾大学)

■ワークショップ第2部(13:00〜15:00)
【ワークショップ3】「生誕200年 フロベールを読み直す」
コーディネーター:小倉 孝誠(慶應義塾大学)
パネリスト:塩塚秀一郎(東京大学)、中島太郎(中京大学)、松澤和宏(名古屋大学)
【ワークショップ4】「デリダとジャン=リュック・ナンシー 友愛と共同性」
コーディネーター・パネリスト:市川 崇(慶應義塾大学)
パネリスト:柿並良佑 (山形大学), 伊藤潤一郎 (日本学術振興会特別研究員), 松田智裕 (国立情報学研究所
【ワークショップ5】「l’écriture inclusive再論」
コーディネーター・パネリスト:立花史(フランス語圏文学)
パネリスト:矢頭典枝(カナダの言語政策),Olivier Ammour-Mayeur(現代フランス文学・ジェンダー研究),片山幹生(中世文学)
 
 
■ビデオセッション(15:15〜16:15)ビデオセッション ビデオ視聴用リンク(ダウンロード不可に設定)公開日程:2021年5月19日(水)〜5月26日(水)
A.
1. レ枢機卿のマザリナードと『公衆』
涌井 萌子(大阪大学大学院博士後期課程)
(コメンテーター:野呂 康)
2. ジャック=ベニーニュ・ボシュエ『世界史論』を読む
伊藤 連(東京大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:野呂 康)
B.
1. 機械・調和・瞬間―17世紀後半から18世紀フランスにおける絵画言説史
村山 雄紀(早稲田大学大学院博士後期課程)
(コメンテーター:王寺 賢太)
2. 19世紀フランス絵画における教会内部の主題
大屋戸 しおり(東京大学大学院博士後期課程)
(コメンテーター:津森 圭一)
3. 19世紀フランス文学者のエジプト旅行記にみる踊り子「アルメ」
渡辺 采香(お茶の水女子大学博士後期課程 )
(コメンテーター:畑 浩一郎)
C.
1. 『カルメン』におけるホセの人物像
戸田 千晶(大阪大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:博多 かおる)
2. ステファヌ・マラルメにおける道化の表象
藤本 和(明治学院大学大学院博士後期課程)
(コメンテーター:原 大地)
3. マラルメの「限定された行動」と後期韻文詩
酒田 義之佑(東京大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:原 大地)
D.
1. 『失われた時を求めて』における戦術論 ―「模倣」と「模倣をはぐれるもの」の共存
宮川 朋(上智大学大学院博士後期課程)
(コメンテーター:坂本 浩也)
2. ジャン・アルプとゾフィー・トイバー=アルプの共同制作
青池 瞳(早稲田大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:長谷川 晶子)
3. マッソンとミロのオートマティスム ― 1920年代シュルレアリスムにおける画家の実践 ―
古屋 詩織(早稲田大学大学院博士後期課程)
(コメンテーター:長谷川 晶子)
E.
1. ジャン・ポーランにおける文学言語と常套句の問題
加覧 咲(早稲田大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:岩野 卓司)
2. ジョルジュ・バタイユにおけるエネルギーについて
石野 慶一郎(東京大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:岩野 卓司)
3. 「透明な巨人」の変身
佐々木 大輔(早稲田大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:前之園 望)
F.
1. 文学論としてのジュリアン・グラック『ひとつの町のかたち』
新荘 直大(東京大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:三ツ堀 広一郎)
2. ル・クレジオ初期作品に見られる都市のテーマについて
板場 匡史(東京大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:鈴木 雅生)
3. パトリック・モディアノにおける記憶の反復とは - 『眠れる記憶』と『失われた街』に登場する女性たち
山中 直美(東京大学大学院博士前期課程)
(コメンテーター:鈴木 雅生)
 
■総会(16:30〜18:00)および閉会式(18:00〜18:10)
 
*尚、大会両日にわたって、通常の賛助会員展示部屋にかえて、賛助会員展示用特設ミーティングルーム(大部屋)を用意しております。
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