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待望の『200年目のジョルジュ・サンド』が届きました。
表紙は白の基調カラーに落ち着いた臙脂色の文字が映え、ドラクロワの描いた存在感あるサンドの肖像で飾られています。
生まれたての共著は、12名の著者、編集者、応援して下さった方々、すべてのエネルギーがぎっしり詰まった果実のようで重厚な雰囲気を醸し出しているように思われます。これから紐解いてじっくりと読み進めると、隠れていた欠点や誤植が明るみに出てくるとは思いますが、それでもなお、読み応えのある共著が誕生したことを今は素直に祝福したい気持ちです。
ここまでくることができましたのも、中心となって共著完成のために献身的に働いてくださいました先生方はじめ著者の先生方のたゆまぬご努力、それに、今回は執筆されませんでしたが背後で懸命に応援くださいました先生方、皆さま全員のサンドに対する熱い情熱のおかげと、共著発案者の一人として深く感謝いたしております。
(献本、教科書使用、出版社や各大学図書館への購入依頼、書評依頼など解決すべき課題が残っておりまだまだ気の抜けない段階ですが、これも先生方の叡智のお陰で解決策が必ずや見つかる事と信じております)
今後とも日本のサンド研究発展のために総てのパワーを合わせていけますようにと心より願っております。
二週間後にはサンド研究会が下記の通り、開催されます。
久しぶりにサンド学会の方々とお会いし、新刊書を囲んでサンドについて議論できることを楽しみにいたしております。
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【春季サンド学会プログラム】
・日時:6月2日(土)10:30~
・場所:東京大学法文1号館219教室
・10:30ー11:20 『200年目のジョルジュ・サンド』講評会 司会:坂本千代
・11:20ー11:30 総会「秋季学会の研究会について」ほか 司会:西尾治子
・11:40ー13:40 昼食会 於【Lever son verre】
http://www.leversonverre-tokyo.com/restaurant_hongou/index.html
(プチホテル「フォーレスト本郷」の1階 )