西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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マルグリット・デュラス生誕100周年記念講演会 ・シンポジウム 

2014年02月23日 | サンド研究
[ 講演会 ]
マルグリット・デュラス:不在を基に書く
使用言語:フランス語 (通訳付き)
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申し込み
日時: 2014年02月28日(金) 18:30 - 20:30
場所: 東京恵比寿日仏会館:601号室
講演者: ベルナール・アラゼ (パリ第三大学、国際デュラス協会副会長)

[シンポジウム] 
2014年3月1日(土)10時~18時/立教大学池袋キャンパス太刀川記念ホール 
10:00-10:10 /開会の辞
10:10-10:50 /基調講演「マルグリット・デュラスの世界―『愛人』を中心として」清水徹(明治学院大学)

【第一部】 
11:00-12:30 /デュラスの映像作品 司会:小倉和子(立教大学)
杉原賢彦(映画批評家)「テクスト⇋映像、あるいは、デュラス⇋ストローブ= ユイレ デュラスによる〈声〉から〈映画〉へ」
岡村民夫(法政大学)「日本映画におけるマルグリット・デュラスの影響― 吉田喜重から青山真治まで」
小沼純一(早稲田大学)「“マルグリット・デュラス”をめぐる何点か」

【第二部】 
13:45-15:00 /デュラスの今日性 司会:澤田直(立教大学) 
関未玲(立教大学)「マルグリット・デュラスの連作に見られる反復的・消去的美学」
Yann Mével(東北大学)「マルグリット・デュラスの遺産」
小川美登里(筑波大学)「ヒロシマ/フクシマ、「世界の亡骸について書くこと」」

【第三部】
15:15-16:40 /デュラスの多面性(ラウンド・テーブル) 司会:関未玲
小林康夫(東京大学)、宇野邦一(立教大学)、澤田直
17:00-18:00 /特別記念講演「伝説の世界に刻まれること」 Bernard Alazet(パリ第三大学)
18:00 /閉会の辞 

ベルナール・アラゼ:パリ第3 大学准教授。マルグリット・デュラス研究第一人者の一人で、数々のシンポジウムや共著を手掛ける。元国際デュラス協会副会長。著書に『消去を書く』など。プレイヤード叢書のデュラス全集で執筆を担当。
清水 徹:明治学院大学名誉教授。ヌーヴォー・ロマンの作家をはじめ、多数の翻訳を通じて、現代フランス文学を広く紹介。著書に『ヴァレリーの肖像』(筑摩書房)、『書物につ
いて』(岩波書店、読売文学賞)、訳書にデュラス『愛人』(河出書房新社)など。
小林 康夫:東京大学大学院教授。著書に『存在のカタストロフィー』(未来社)、『知のオデュッセイア』(東京大学出版会)、訳書にデュラス『緑の眼』、「死の病い」など。
小沼 純一:早稲田大学教授、音楽批評家、詩人。著書に『武満徹 音・ことば・イメージ』(青土社)、訳書にデュラスの『廊下で座っているおとこ』など。
杉原 賢彦:映画批評家。フィルム・アート社「シネ・レッスン」等で映画批評を多数掲載。『二十四時間の情事』のDVD 解説も手掛ける。慶応義塾大学等で映画に関する講義を担当。
岡村 民夫:法政大学教授。著書に『イーハトーブ温泉学』(みすず書房、宮沢賢治奨励賞)、訳書に『デュラス、映画を語る』(みすず書房)など。
小川 美登里:筑波大学准教授。パリ第八大学およびパリ第三大学客員教授(2005-2013)。著書に『マルグリット・デュラスの文学作品における音楽』( パリ、ラルマッタン社) など。
ヤン・メヴェル:東北大学准教授 。国際ベケット学会、デュラス学会の開催共同責任者を務める。著書に『サミュエル・ベケットにおけるメランコリーの想像界』(ロドピ社)など。
宇野 邦一:立教大学現代心理学部教授。著書に『意味の果てへの旅』(青土社)、『吉本隆明煉獄の作法』(みすず書房)、訳書にドゥルーズ『襞』(河出書房新社)など。
小倉 和子:立教大学異文化コミュニケーション学部教授。著書に『フランス現代史の風景―イヴ・ボヌフォワを読む』(立教大学出版会)、訳書にラフェリエール『帰還の謎』など。
澤田 直:立教大学文学部教授。著書に『新・サルトル講義』(平凡社)、『ジャン=リュック・ナンシー』(白水社)、訳書にジャン= ポール・サルトルの『言葉』(人文書院)など。
関 未玲:立教大学教育講師。博士論文『マルグリット・デュラスにおけるエクリチュールの差異化』(パリ第3大学)がある。

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