いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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福田新総裁誕生

2007年09月23日 18時18分29秒 | 政治って?
下馬評通りとはいえ、ここに来て優柔不断妖怪みたいな福田さんに決まってしまうとは…。結局のところ党内では誰でもいい、ってことなのかもしれんね(笑)。便乗利益に乗っかりたい人たちが多過ぎ。福田さんのやりたいことって、一体何なんだろうね。未だに不明。しかも外交の舞台に立たせるには、あまりに貧相。サミット議長国なのに、全世界にお姿を晒すことになってしまう…。年金未納問題の時に、激怒してさっさと辞めていった方だからね。あの時の会見の模様を忘れてる人は多かったのだろうか?都合の悪いことは忘れろ、というのは人間の鉄則(?)だから別にいいんだけど。

それにしても、今回の総裁選びは大失敗であったろう。政治は遠くに去った。国民の支持も自民党が得られない下地が整った。ボディーブローは後から効いてくる。しかも、足にくるからね。後で泣きを見ることになるだろう。そんとき吠え面をかいても後の祭りだぞ。
仮に諮問会議のメンバーを弄っても、求心力回復に繋がらないであろう。リーダーに力が与えられたのはない、党内力学にこそ優先順位が与えられたのだ。それは、かつてのスタイルということ。国民が小泉政権時代に手にできた成果は、今ここに崩れ去った。福田さんは党内の顔色を窺わなければならなくなり、政治的指導力を封じられることになるだろう。派閥に担がれれば、必ずそうなる。

そして、森(町村)派の政権支配は連続だ。これも様々な弊害をもたらすだろう。くすぶり続けるマグマは、いずれ噴出する危険性があるだろう。糸を引くことに慣れてしまうと、必ず腐敗する。堕落する。
「人間の心もまた低きに流れる」―by クゼ 
(またアニメか!!ホントにゴメンね、著名人とか哲学者みたいな人の言葉を知らないもんで…)


それにしても、「福田出馬」での第1報で圧倒的優勢みたいな印象が植え付けられると、こういう結果を招いてしまうんですね。恐るべし、マスメディア。
総理の首を飛ばし、挿げ替人形も出せる力を持ってしまうと、マスメディアが暗に支配することになってしまう。割と強力な対抗メディアみたいなものが存在しないと、簡単に刷り込まれてしまう危険性があるのではないかな、とか思った。