オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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悔しがれ松永

2013-02-24 13:48:37 | 千葉ロッテ

これまで何度も同じ過ちを繰り返しながらも睡魔に負けて夕方にひと寝入りのつもりで布団に入ったところ、予想どおりに目が覚めたのは翌日の10時前でした。
今日に3~4月分のチケットがTEAM26で先行予約販売をされなければ目覚ましをセットしていなかったでしょうから、もっと悲惨なことになっていたでしょう。
その予約販売も相変わらずにシーズンクーポン専用ダイヤルは話し中の嵐で繋がったのは40分後で、そもそもがシーズンクーポン用に割り当てられている座席は絶対数が少ないために土日祝日のSS席の一塁側前ブロックの全滅が腹立たしく、仕方なく今季もその多くが三塁側に陣取ることになりそうです。
それにしても例年どおりに球団がチームを信用していないのかQVCマリンの土日祝日の試合は春先に集中しており、シーズンクーポンは6月までの前半と7月以降の後半で使えるチケットが違うのですが、その前半が17試合に対して後半は10試合とバランスが悪く、そのうち今回分が7試合ですから顕著さが増しているような気がします。
チームにはその思惑をあざ笑うかのように球団が「もっと終盤に週末の試合を設定すればよかった」と地団駄を踏むような頑張りを見せてもらいたく、勝てずともシーズンを通して球場に足を運ぼうとの意欲が減退をしないような戦いぶりを望みます。

そんなシーズンの前哨戦ともなるオープン戦が始まりましたが、その初戦は引き分けとなりました。
序盤に4点を先制しながらも終盤に追いつかれての引き分けですのでもったいなくもありますが、ここは勝ち負けにこだわるのではなく内容で勝負です。
結果を残した選手、そうでなかった選手と明暗が分かれた感じもありましたが、前者は油断をすることなく、後者はまだ開幕まで一ヶ月もありますので課題を与えられたと前向きに考えて、その目先の結果に一喜一憂をするのではなく6ヶ月の長丁場であるレギュラーシーズンをターゲットとして邁進してもらいたいです。

先発の成瀬は2回を無失点と本人も納得のピッチングで、開幕投手に大きく前進です。
映像は背後からのものでしたから今ひとつ分かりにくかったのですが、言われてみれば報じられていたように猫招きが小さく後ろに引きつけられていたような感じでした。
まるでサイドスローのような球筋に左打者が戸惑っていたのが印象的で、これで左打者への苦手意識が少しでも払拭できれば万々歳でしょう。
長いイニングを投げる中でのポカ、特に下位打線へのミスが減れば余裕で最多勝争いに殴り込めるでしょうから、ちょっと期待をしてみます。
渡辺、レデズマ、松永は映像を見ていないので数字でしか分かりませんが、渡辺も3回を無失点ながらも外野への飛球が多かったのが気になります。
タイミングの外れたものであればいいのですが、もしそれなりの打球であればこちらはあまり期待をしない方がよいのかもしれません。
レデズマはスピードは出ていたようですが不安定さは変わらないようで、ギリギリのところで使うには勇気が要りそうです。
ここにきてからは無理でしょうが、あるいは先発として使った方が面白い結果が出るかもしれません。
そして松永はその1回を3失点の結果よりも、報じられている一部のコメントが気になっています。
強気もいいですが「甘いところに投げたらプロなら打たれることが分かった」などは当たり前の話ですし、ここは素直に甘いところに投げたことを悔しがってもらいたいです。
言霊でもありませんが、強気でそういうことを言っているうちにいつの間にか自分でもそう思い込んでしまうことがありますので、そうなると改善への努力が殺がれかねません。
ヤクルトの北川が紅白戦だかで打たれたときに似たような負け惜しみのコメントを口にしたのに対して、ボールを受けていた古田が「そういうことを言う投手が抑えたのを見たことがない」と言っていたのが強く記憶に残っており、打たれたことがない変化球を投げないままにチームを去った武藤も同様です。
また担ぎ投げの好き嫌いは置いておくとしてもその担ぎのためが小さいように見えた南はストレートの走りが今ひとつで、暖かくなっても同様であれば厳しいように思います。

打線は序盤の攻撃は見事で、まるで別のチームを見ているかのようでした。
根元はしっかりと振り切っているからこそああいったヒットが生まれるのでしょうし、ファールにはなりましたがライト線への打球も痛烈でしたので今季もやってくれるでしょう。
その根元とのエンドランをきっちりと決めた井口はさすがで、ベンチもしてやったりの電光石火の攻撃でした。
そこからホワイトセルがあっさりと犠牲フライ、その大きな打球を見逃さずに井口が二塁にタッチアップをしたところなどはスタンディングオベーションもので、この井口の積極的なプレーがシーズンを通して見られるようにスタミナ配分を考えるのがベンチの次のミッションです。
福浦も甘いボールを見逃さずに早いカウントから打っていくところなどは元気ぶりが見て取れましたし、右打ちの清田、膝と腰の回転で長打を連発した荻野貴はその膝の具合が完治に近ければレギュラー争いから簡単にこぼれるようなことにはならないでしょうから、WBCで日本代表が勝ち進めば勝ち進むほど開幕での角中スタメン落ちが現実味を増しそうです。
外野陣のレギュラー争いという点ではどうも当てにいっているようにも見える岡田が心配で、この日もライトでしたので現時点では四番手以降なのでしょう。
またまだまだ力負けの感はありますが田島を相手にファールで粘った角も好印象で、その粘り強さを今後も見せてもらいたいです。
その他は2回表まで、9回表以降しか映像を見ていませんのでよく分かりませんが、とりあえず今江が試合に出られたことで一安心です。
それでも細谷らにも頑張ってもらいたいので、今日のDeNA戦ではまた違ったスタメンとなることを願います。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

2 2 0 0 0 0 0 0 0 4 8 1

中日

0 0 0 0 0 0 3 1 0 4 11

0


◆2月23日(土) 中日-千葉ロッテOP1回戦(1分、13時、北谷、2,020人)

▽本塁打 荻野貴1号(伊藤)、ディアス1号(松永)、山崎1号(南)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、渡辺、レデズマ、松永、南―里崎、田中
中日 伊藤、小林、岡田、武藤、田島―谷繁、田中

 

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21 コメント

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は? (マリマリン)
2013-02-24 14:48:16
開幕の角中控えなんて、
あるわけないでしょう。
何をおっしゃっているんだか。
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昨日の結果等について (ひろくん)
2013-02-24 15:10:04
こんにちは。

ディッキー・ゴンザレス投手が今日のオープン戦で投げたみたいです。

WBCベネズエラ代表で選ばれたのは元西武のエンリケ・ゴンザレス投手の方だったようです。

今パソコンの速報を見たのですが、5対4で横浜にリードされているようですから、このまま負けますね。

とにかくロッテは情報が無いので、貴重な情報有り難うございます。

今年のロッテの試合はTV観戦出来ません。CSが中継しないですから(今年から)。
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WBC次第 (パンテーラ)
2013-02-24 15:12:25
WBCで代打稼業を強いられるなら、開幕のタイミングでは若干の調整が必要だという意味ではないでしょうか?

ただ、今のロッテは誰がスタメンでもおかしくないレベルで、強いて言えば、伊志嶺の金本肩(=弱肩)だけが心配です。
手術が必要なレベルなのでは、と疑っています。

北斗3兄弟ではないですが、なぜこれほどまでの外野手の逸材が同時代に集まってしまったのか・・・。
(獲得したからに他ならないのですが;苦笑)

岡田は当てに行くなら1kgぐらいの重いバットでお願いしたいです。
昔の弘田などは小兵といえども、そういうバットでした。
本音で言えば岡田には振り切って欲しいのですがねぇ。
当てに行ったんじゃ伸び悩みますよ、岡田がもったいない。
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松永に喝! (大垣のロッテファン)
2013-02-24 15:41:06
昨日はWBCもみましたが、相川のところで出てくるかな、と思ったのに角中でてきませんでした。これは、代打の切り札と言うよりは、本来的な意味の「補欠」という役目でしかないような気がします。これでは、実戦練習ができないだけでなく、ナイター中心のWBCであれば昼もろくに練習できません。やはり、いろんな打者と話ができるというメリットを差し引いても、返してもらった方が良かったのでは、と実感しました。

角はあのアプアプで打ち頃の高目の球ばかり投げていた田島を打たないと・・・・。私はマイナス査定でした。

今日も期待の投手陣が横浜に打たれているようです。ちょっと投手陣、今年やばいかも・・・・。松永はストレートと変化球のスピードがほとんど変わらないのですかね。バッティングピッチャーのようなフォーム、スピードで投げていたようで、本当に即戦力か?と疑うような内容でげんなりしてしましました。
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Unknown ()
2013-02-24 15:52:38
このままの調子で打ち続ければ開幕は角中・荻野・清田になりそうですね。2010の鮮烈デビュー以降いまいち成長しきれなかった二人が同時にレギュラー獲得となれば嬉しいものです。松永は投げてるボール自体は悪くなかったと思います。このまま左の中継ぎ全滅は困るので巻き返しに期待ですね。
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オープン戦ですね! (horihot)
2013-02-24 16:15:16
昨日は4-0になってから見始めたのですが…しかしながら荻野の綺麗な当たりのツーベースヒット、俊介の自信に満ちたマウンドさばきといった姿を見ると、野球を目にする機会が少なかった冬場の悶々とした気持ちが晴れるのを感じ、開幕が近づいている喜びを実感いたします。
しかしまだ様子見段階ではありますが、オリオンさんも触れている松永やチャンスを与えられている細谷にはもっと厳しい姿勢や表情で試合に臨んでほしいですね。個人的に私は細谷には角中級の活躍を期待していますので、今日の試合では打点がついてますし嬉しいのですがもっと存在感を…。
一方で角や鈴木、加藤、そしてラストチャンスの与えられている田中辺りは、向上心や決意を何となくですが感じ取れましたので、ぜひ良い結果がついてきてほしいものです。
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松永 (doushitakoushita)
2013-02-24 16:45:19
去年のデータを見ても、今年チームが浮上するためにはピッチャー陣の底上げが必要で、そのためにも新戦力に頑張ってもらわなければならないのですが、期待していた松永が最悪の立ち上がりになってしまいました。球速もあるし、画面で見れば伸びているようにも見えるのですが、プロの打者にかかれば打ちごろの球になってしまうのでしょうか。少なくともストレートのスピードだけでは通用しないということですから、コーナーを突くなり、緩急を使うなり、改善策が見えていることを望みます。そうであれば、強気のコメントもOKでしょうし、よい時も悪い時も投げ続けなければならないリリーフ向きと言えるでしょう。無策に強がっているのであれば、期待できないことになります。どこまで適合できるか、次の登板を見てみたいと思います。
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Unknown (関西人)
2013-02-24 18:29:03
中継を見ていた方のご意見を見ると、レデズマを結果だけ見て判断するのは早急なようですね。レフトからの目線でしたので、球種や球筋まではわからず失礼しました。(笑) さて、今日もそのレフトスタンド目線であることをご理解いただいた上での報告になりますが、藤岡良くなかったです。簡単に合わされているような感じでタイムリーを浴びていました。まあ、今日はそのあと投げた人たちも今イチでしたが、ゴンザレスは打たれた回と抑えた回の内容があまり変わらないように思ったので、どちらが本物か気になるところです。打線はそこそこ機能しましたし、細谷の長打はあわやオーバーフェンスという豪快な当たりでしたが、細谷には確実性も期待したいところです。清田に荻野貴、今日も良かったです。福浦も連日のタイムリーで(特に今日は福浦らしい流し打ちのポテンでした。)存在感たっぷりです。伊志嶺がスタメンでしたが、今日は散々でした。凡打でも内容のある鋭い当たりというのがなく、よほど頑張らないと開幕一軍は遠いかも知れません。来週は高知からご報告入れます。(笑)
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Unknown (カモメ野郎)
2013-02-24 18:35:31
映像は見れませんでしたが、打者は良い攻撃が出来たみたいですね。
それにしても、やはり岡田は当落線上なんですかね?
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Unknown (ルーブル)
2013-02-24 19:47:45
成瀬は開幕投手に当確でしょうが、それより早くチーム内でライバルが出てきて欲しいです。松永は後輩の益田への見栄もあって、悔しさを出せないのか「こんなことで落ち込んでたらプロでやっていけない」と思ってるのかもしれませんね。こういう発言は本人の性格にもよるので、それに見合う努力を裏でやってくれたら構わないと思います。外野は打線をとるか守備をとるか悩むところですね。
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