ここ数年でガラッと顔ぶれが変わった外野陣はレギュラー争いが過熱をしていますが、そんな中で長打が期待できる存在として是非ともクリーンアップを狙って欲しいのが清田です。
基本的には中距離打者なのでしょうが規定打席に達して2桁本塁打を打てればロッテでは充分に主軸を任せられますので、今季の目標はまずそこでしょう。
愛すべきキャラクターで地元出身ですので球団の期待も高いでしょうし、背番号1が躍動する今季に期待をします。
清田、決意の4年目 (2/15 千葉日報)
もともと手のマメで洗髪できなくなるほどの練習の虫が、今キャンプは「練習のしすぎ」と笑う。
4年目の清田だ。
外野定位置争いはし烈を極める。
首位打者角中に堅守の岡田、好調伊志嶺に俊足荻野貴、新人加藤…。
昨季出場87試合で打率2割8分1厘の27歳は「(石垣から移動する)沖縄本島まで生き残れるかどうか」とシビアな立ち位置を自覚する。
その表れが徹底的な振り込みだ。
「外野を守る以上は打たないと」。
居残り練習は欠かしたことがない。
無理しすぎでは、と水を向けると「無理しなきゃ試合に出られないから」と遮った。
力まないために、手袋ははめない。
手はマメだらけになるが、打撃の感覚を研ぎ澄ますためには必要な痛みだ。
体重もキャンプ前から5キロ絞って87キロに減った。
揚げ物や菓子を控え、野菜を多く取る。
「動きがよくなったし、疲れなくなった」と効果は表れている。
昨年あたりからウエイトトレーニングを始めたようですがプロ入りまではバットスイングだけで上体を作ってきたらしい清田ですので、その練習ぶりには納得です。
ただでさえライバルの多い外野陣にルーキーの加藤の評判がマスコミを中心に高いだけに、ファンからすればさすがにそれは心配のし過ぎだろうとも思える「沖縄本島まで生き残れるかどうか」は清田の覚悟であり、また肌で感じる野生の勘なのかもしれません。
大学経由の社会人出身だけに4年目でも今季28歳ですのでそろそろレギュラーとして一本立ちできなければズルズルと年齢を重ねてしまいそうですから、パワフルな打撃でアピールをして是非ともライトのポジションを手にすることを目指して今季を戦い抜いていって欲しいです。
そのためには本人も分かっているでしょうし荻野貴にからかわれるウエイトコントロールをしっかりとすることが第一で、これが上手くいけば隠れた俊足ぶりもアピールできると思いますし、昨季まででも標準以上の守備力が脚力を活かした守備範囲の広がりで投手陣に全幅の信頼を得るところまでいくことも可能でしょう。
レギュラーを期待されながらも300打席の壁を破りきれずに消えていった選手も少なくないだけに、今季の清田には規定打席をノルマにブレイクを期待します。
井口「若い選手に負けない」 (2/15 千葉日報)
"2千"と"40"という数字にこだわってきた。
前者はあと100本と迫っている日米通算2千本安打。
後者は年齢だ。
「若い選手に負けたくない」と井口。
今季は打棒での大台を、40歳になる来季は内野を守る目標を掲げるベテランが、精力的に汗を流している。
ここ2年、チームは夏場に失速し下位に沈んだ。
140試合に出場した背番号6はその責任を感じているからこそ「体を維持する方向じゃなく、少しいじめるぐらいでいく」と逆転の発想で進化を目指す。
今キャンプには、一塁手用のミットも持参。
「いきなりやれって言われるよりはいいから」。
14日は約20球ほどのノックを受けた。
チームのためなら、どの守備位置でもこなすつもりだ。
外野陣に比べると世代交代がもう一つの内野陣で、その重しとなっているのは井口です。
経験からくる位置取りから狭くなった守備範囲をカバーしているものの、やはりその衰えはどうにも隠せません。
そうなれば一塁へのコンバートが現実味を増していきますが、二塁に強いこだわりがあると思っていた井口が自らファーストミットを持参して練習までしているのは意外で、そういった周りの雰囲気を感じ取ったのか、あるいは将来のことを考えてのことかは分かりませんが、個人的には大歓迎です。
もちろん一塁はホワイトセル、大松、福浦、サブロー、青松と大混雑ですからすぐにどうという話にはならないでしょうが、井口の決断一つで選択肢が増えることはチームにとって大きなプラスですし、その心境の変化はニュー井口の誕生ではないかと期待が高まります。
その体をいじめ抜くという練習への姿勢には頭が下がりながらもシーズンを通しての活躍という意味では首を傾げたくもなりますが、井口がそれだけの練習をこなしているところを見た若手が手を抜くことなどできるはずもなく、今季もお手本として、そして越えなければならない大きな壁としての井口であってくれることを願います。
井口がファーストでもと考えていたのは、確かにちょっと驚きです。本を出すほどですからかなりセカンドこだわりを持ってると思ったのですが。
また、伊藤監督には井口はじめベテラン野手陣の調子をよく考慮して起用してほしいです。
それと、清田にはあの外野陣の中からもう頭一つ抜け出してほしいですし、それだけのものを持ってると思います。俊足、巧打、堅守といったロッテの外野陣の中で、他にはないパワーを持っていますし、守備と脚も十分平均以上のものは持っていると思います。
昨季の右中間に打ったHRが忘れられません。
是非ともライトでレギュラー定着、.280くらいで二桁HRを目指してほしいです。
清田だけでなく、荻貴も28歳ですね。そろそろ正念場ですね。彼らに彼らと親交が厚い中日の大島を加えて、私は「三羽ガラス」(山本浩二、末次?法政三羽ガラスというのもありましたね)と個人的に感じていますが、大島がいい活躍をしているので日本シリーズ(下剋上編)で共にハッスルしていた清田としては相当悔しいでしょう。それよりももっと悔しいのは荻貴で、あの優勝はそもそも俺が出てきたから・・・・ってなきもちでいるでしょう。彼ら2人がロッテでそろってレギュラーとして活躍できるよう、エコひいきして応援します。
これでは正直神戸や早坂には厳しいでしょうし、加藤が食い込むのも至難でしょう。サブローが外野に戻る事もないでしょう。“トレード”という言葉が浮かんで来ては頭から振り払うようなくらいの、身悶えするような悩みです。岡田が主将に立候補する気持ちもわかりますし、清田も冗談抜きで必死でしょう。走守が標準以上な上に長打力ですから期待もしたくなります。荻野貴の衝撃も忘れる事はできませんし、あー、また頭痛くなってきた。
今日の紅白戦では井口選手は3番として出場していますが、自分的には今シーズンは6番あたりを打って欲しい気もあります。
気持ち的に楽でしょうし、3番は角中に打って欲しい。
井口のファーストは、なんだか想像出来ませんね。それはそれで、ファーストなら結構安心感が有りそうな気もしますし、まだまだ元気なセカンド・井口を見せて欲しい気もしますし、複雑な心境です。選択肢を増やす為に準備をしておくのはいいと思います。基本はセカンド、たまに休養を兼ねてDH、たまにお休み(或いは代打で1打席のみ)、でいいんじゃないでしょうか?徐々にDHにシフトしつつ・・・
三塁なら清田の長所の肩も存分に発揮できますし、何よりスタメンで使えるってのが何よりのメリットだと思ってます。
外野陣はあの通り角中、岡田、荻野で満足なところにロッテには少ないパワーが魅力のバッター清田に、若いながら期待してしまう伊志嶺に加藤…こんな外野は揃っているのに (いくらなんでも揃いすぎ笑)なんで内野はかつかつなんだと!笑
宝の持ち腐れなんて言語道断ですし、
今江に緊張感を与えるという意味でも
一石三鳥にもなると思います。
自分はゲームみたいにあいつをあそこにコンバートしろ!とかファンの分際で言うのは好きじゃないですけど、
これは清田にもチームにも相乗効果があると思うのですけどどうでしょうか?
最後に駄文、長文申し訳ないです。
なんて思っていたので自分からなんて意外でした。
さすがベテランらしい素晴らしい姿勢だと思います。
実際やるかは別として、出来るようにしておくだけでもチームにプラスですし、なんだかんだ今の一塁争いのメンバーより巧いかもしれないですね。(福浦の衰えがなければ…)
清田が内野守れたら…というのもありますが、元投手らしいモーションの大きいフォームで投げるから内野ではどうかな…なんて思ってます。
昨年夏終わりから秋までいい状態が続いていると思いましたし一皮剥けたかな。
井口の姿勢はいいと思います。
2000本、40現役に向けて抜かりなし。
休み方覚えてくれたら言うことなしですね。
今日の紅白戦は三番セカンドでしたが…
割り振り考えたら妥当ですかね。
内容は知らないですがスタメンと投手陣の並びが面白そうでした。
加藤、伊志嶺のセンターコンビも気になります。
セカンドの奥深さを知って野球人生が変わったこと、サード転向を飲めばメジャーの良い環境でまだ野球ができたにもかかわらず、セカンドとしてグランドに立つことを最優先に考えてマリーンズへの入団を決めたことが書かれています。
そのへんを前監督は当然知っていたでしょうし、噂された契約云々が無かったにせよ井口の気持ちを最大限尊重して、結果的にそれが「聖域」となっていた可能性はありそうです。
井口がファーストの練習を本気でやろうとしているのであれば、伊東監督をはじめとした新政権が説得したのだと思われます。
その本では「選択」という言葉が何度も出てきますが、今の井口も選択を誤らなければまだまだ活躍できる、というか活躍してもらわないと困るので、どうやって若い選手より高いパフォーマンスを維持し続けて行くか、徹底的に考えてもらいたいです。
東スポでも記事になりましたね。
かなり早い段階から「もしものときには」と打診がされていたようで、その「もしも」が何を想定しているのかが気になります。
あれだけ一塁手候補がいますので怪我などで誰もいなくなることはあまり想定できませんから、一塁手の井口がシーズンで見られるのではないかとちょっと楽しみです。
清田には是非ともクリーンアップを打てるぐらいの、それこそホワイトセルと四番争いをするぐらいの活躍を期待したいです。
やっただけの結果が返ってくればさらに練習に力が入るでしょうし、清田のブレイクが楽しみです。
>大垣のロッテファンさん
今日の紅白戦の一塁は大松と青松で、明日も同じようです。
何となく福浦とサブローはレギュラーから外れる流れなのかなと思いつつも今日はともにタイムリーを放ちましたし、どっこいベテランも元気だとのアピールは喜ばしいです。
荻野貴は明日はセンターでのスタメンですから是非ともアピールをしてもらいたく、ベンチとロッテファンを悩み殺しにするような活躍を願います。
>くろべえさん
岡田が今日も明日も紅白戦ではライトという意味深な布陣だったり、加藤が名刺代わりのマルチヒットに強肩とアピールをしたりと、昨季に裏切られただけに今季こそは高いレベルでの激しい競い合いをお願いしたいです。
不調や故障はどうしてもあるでしょうから層が厚いに越したことはありませんし、その熱さが内野に飛び火をしてくれれば万々歳です。
是非とも身もだえをさせてもらいましょう(笑)
>Unknownさん
仰せのように井口が六番あたりを打てる打線が理想です。
大松も手応えを感じているとは自己申告ですが、もし復活をすれば昨季のような貧打は無いでしょう。
時期的に仕方のないところはありますが、今日は湿気ていたようですが・・・
>在外Mファンさん
2人で30本塁打も打ってくれれば文句のつけようがありません。
他球団からすればレベルの低い話かもしれませんが・・・
清田にはクリーンアップはもちろんですが、まずはレギュラーをしっかりと手にすべくライトのポジションは誰にも渡さない意気込みを見せてもらいましょう。
なぜか今日明日とライトの岡田もキャプテン就任が正式に決まって気合いが入っているでしょうし、ルーキーの加藤も好調です。
いや~、オープン戦が待ち遠しい!
>ポジティブロッテさん
今季に外野陣が固まれば、そして不幸にも清田がそこからこぼれるようなことがあれば、コンバートの話は仰せのように出てきても不思議ではありません。
一塁は大混雑ですからそうなると三塁でしょうが、それも今江の動向次第かなと。
清田を露骨に三塁に持ってくると今江が臍を曲げそうですし、しかし万が一の準備は必要でしょう。
鈴木、高濱、翔太、角がいますので無理に清田を内野に持っていく必要性は問われるでしょうが、まずは外野戦争がどうなるかを見守りたいです。
>R9さん
井口が一塁も守れる、というだけで、実際に守るかどうかは置いておいても選択肢は広がりますので、いい傾向だと思います。
二塁を狙う選手たちのモチベーションは上がるでしょうし、一塁を争う選手の尻にさらに火がつくでしょう。
そこまで見越してのことであれば、ベンチに策士がいると嬉しくなります(笑)
>ロッチさん
ですね、井口が休むことを覚えてくれればベストなのですが。
その真逆な方向にまた走りそうで・・・
外野の争いは凄く楽しみで、紅白戦の布陣を見て大きなシャッフルをするのか適性を試しているのか、オープン戦でどういったポジションになるのかに興味津々です。
>JFさん
なかなか悩ましいですね。
セカンドにこだわって活躍の場を狭めるのか、長くプレーをすることを目指してこだわりを捨てるのか、そのあたりは小久保とじっくり話してくれればと思ったりもしています。
もちろん井口が二塁でシーズンを通して数字を残せるのがベターではありますが、昨季のような数字であればベンチは厳しい決断を求められます。
ある意味で井口に鈴をつけられるかどうか、井口が自ら鈴を手にするかどうかで今後が大きくぶれるのではないかと。