オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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狙ってもらおうじゃないの

2013-02-15 02:40:58 | 千葉ロッテ

根元が大きな目標にめがけて、今季も全力でプレーをしてくれそうです。
人によっては鼻で笑ってしまうであろう無謀とも言える目標かもしれませんが、それを目指すことこそが大切だと思います。
昨年に根元があれだけの活躍をしてくれることをどれだけのファンが予想できたかと考えると、ひょっとするとひょっとするかもしれません。

「ゴールデングラブ賞ねらう」ロッテ・根元、攻守そろった遊撃手目指し奮闘 (2/13 産経新聞)

昨季ロッテの正遊撃手に定着、7年目で初の規定打席(打率.279=リーグ13位)に到達した根元が今キャンプ、新しい背番号2で奮闘中だ。
オフに自ら申し出て背番号を32から変更。
「前年以上にしっかりやらなければ」という決意の表れだった。
1桁の背番号はプロ入り時からの夢でもあり、「背番号で野球をやるわけではないが、自分のモチベーションになるし、責任感も生まれる」と考えている。
昨季は得点圏打率.298(リーグ10位)と勝負強さを見せており、打てる遊撃手として周囲の評価は高い。
今季は「もっと得点圏でのバッティングを考えたい」とする。
「最低でも(進塁打などで)状況の変化を作れば、打線につながりが出てくるので」
課題は守りだ。
昨季の遊撃での守備率(.967)と19失策はともにリーグワースト。
オフから足の運び方、ボールへの入り方といった基本動作を繰り返し練習し、「キャンプでは動きも変わってきた。自分の中で新しいものが生まれている。シーズンが楽しみ」と手応えを感じている。
3月に満1歳を迎える長男の成長を励みにしている。
「やっぱり息子の物心がつくまではプレーしたい」とほほ笑む29歳は、「今年は本気でゴールデングラブ賞を狙うつもり。はつらつとプレーしたい」とファンへ誓っている。

ようやくにレギュラーを手にしただけにともすれば守りに入ってしまってもおかしくはないのですが、そうなってしまえば気がつかないうちに下り坂です。
常に現状に満足をせずに向上心を持ってやってこそ成長があるのだと思いますので、この根元の挑戦を力一杯に応援をしたいです。
もちろんその数字が表すように上手いか下手かと問われればまだまだ下手な部類に入る根元なのでしょうが、「なぜあの距離で悪送球なんだ」と嘆きまくっていた魔送球が嘘のように昨季の根元の守備は上達をしましたから、その成長線は急角度で伸びていると考えれば夢を追っても罰は当たらないでしょう。
基本をしっかりと繰り返し学ぶことが自信に繋がるのか本人も手応えを感じているようですし、是非ともそれが少しでも結果に表れてくれればと願います。
打てる遊撃手とは持ち上げたものですがその9本塁打は意外以外の何ものでもありませんでしたので、今季も打撃に守備にいろいろな意外を見せてくれれば今岡から引き継いだ背番号2も映えるでしょうから、幕張の要潤が球界を代表する内野手へのとっかかりとするシーズンとなることを期待します。

 

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ジャック・リーチャー

2013-02-15 02:11:31 | 映画

年末年始にフリーパスポートでそれなりの作品を観たことで疲れたわけでもないのですが、暫く映画館から足が遠のいていました。
これといって観たいと思える作品が無かったこともありますし、身の回りの整理に時間をとられたこともその理由です。
そんな状況も一息ついて、ようやくに面白そうなラインナップが揃う早春となりましたので、またぞろ活動を始めることにします。

アウトロー

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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そんなこんなで今日に観たのは「アウトロー」で、自分としては安心印のトム・クルーズです。
相変わらずに50歳には見えない若々しさとアクションは見事なもので、見習えるものなら見習いたいものです。
無差別殺人の容疑者が取り調べで「ジャック・リーチャーを呼べ」と応えたところから話が始まり、その主人公たるジャック・リーチャーが望まないまでも真実を知るべく謎に立ち向かっていく、そんなシンプルなストーリーがいつもどおりに自分にはピッタリでした。
ビッグネームだけに期待外れだったなんて評もチラホラと聞こえてはきますが、130分の長丁場が気にならないぐらいに面白かったです。

邦題や公式サイトの宣伝は例によってどうかとは思いますが語呂的に「ジョン・カーター」に被る感じもありますので置いておくとしても、自分としてどうにも気になったのは戸田奈津子の翻訳で、一つだけしっくりとしないままに終わってしまったシーンがありましたので機会があれば実際は何を言っていたのかを確認したいです。
自らの英語力の拙さが悪いと言ってしまえばそれまでですが、喉に刺さった小骨のように気になって仕方がありません。
それがなければあるいは満点でもよかったと思えるだけに、Blu-rayの発売日をチェックしていこうと思います。


2013年2月14日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 

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探偵はバーにいる

2013-02-15 01:17:58 | 読書録

探偵はバーにいる

早川書房

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一昨年に映画化をされたものが面白かったので手を出してみたのですが、同名ながらも映画の原作はこちらではなかったようです。
調べてみれば「ススキノ探偵シリーズ」の二作目が原作とのことで、ストーリーが分かっているので楽しめるかと肩に力が入っていたのが一気に抜けてしまいました。
そのシリーズの記念すべき一作目となるこの作品は20年以上も前のものですのでどこか昭和の雰囲気が漂いますし、雑然としたススキノの描写が主人公の独白といった形でくどいほどに出てきますので好き嫌いが分かれるような気もしますが、やや柔らかめなハードボイルドが自分にすんなりと入ってきたことが意外で戸惑ったりもしています。
あまり登場人物に共感できるところがなかっただけに不思議な感じもあり、これも導入としての映画が素地にあったからなのかもしれません。

探偵とは言いながらも実質的には何でも屋のような主人公の「俺」が、ひょんなことから後輩の彼女が行方不明になった相談を受けたことから話は始まります。
そこにデートクラブの殺人事件が絡み、乗り気ではなかった「俺」がいつの間にか本腰を入れて探し回ります。
どうでもいいようなサブストーリーのまったりとしたテンポと核心に迫るところのスピーディーさのギャップにかなり疲れはしましたが、このメリハリにぐっと引きつけられました。
謎解きは大したことはないなと高を括っていた最後の最後に「俺」とともに打ちのめされた自分がどこか心地よく、暫くはこのススキノに滞在をすることにします。


2013年2月14日 読破  ★★★★☆(4点)

 

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松永は江夏か工藤か河本か

2013-02-14 00:27:23 | 千葉ロッテ

所属をしていた野球部の不祥事で実戦から遠ざかっていた松永が、シート打撃で久しぶりに打者と対しました。
今ひとつピッチングの内容は伝わってきませんが右打者に対して37球で5安打ですからまずまずだったようで、第一歩としてはホッと一息でしょう。
どうやら新入団選手発表会で自らを評した「ふてぶてしさ」が代名詞にもなりそうな松永ですが、シーズンに入ってもそういったピッチングを披露してくれることを期待します。

ロッテ1位松永 ふてぶてしさは工藤級 (2/13 日刊スポーツ)

マウンドでのふてぶてしさは“工藤級”です。
ロッテのドラフト1位左腕松永昂大(たかひろ)投手(24=大阪ガス)が12日、打撃投手としてプロ入り後初めて打者を相手に投球を披露した。
荻野貴、清田と主力を相手に37球を投げ、安打性の当たりはわずか5本。
新人ながら益田、薮田らと守護神候補に名前が挙がる実力の片りんを見せた。
伊東監督は入団時から「若い頃の(工藤)公康みたい」と評価する。
最速151キロの直球と鋭いスライダーが持ち味で、工藤公康氏(49=本紙評論家)とタイプは違うが、そっくりなのはその度胸。
昨年12月の入団会見ではセールスポイントを「ふてぶてしさです」と繰り返した。
日本ハム大谷に対しても「打たれません」と即答。
スライダーを打たれる想像ができないと話す。
指揮官は「思い切った発言は自信の裏返し」と「新人類」と呼ばれた工藤氏のような姿勢を絶賛した。
この日、視察に訪れた工藤氏は「腕の振りが良く、下半身の動きがいいので球に力がある」と評価。
ふてぶてしさについては「何を大事にしないといけないか本人が分かっていれば大丈夫」とエールを送る。
今キャンプでは「出せないでしょ」とふてぶてしさは隠れているが、マウンドで“大事な物”が出てくれば守護神への道は近づいてくる。

どうにも足が短いのか上体が太っているのかは分かりませんが上下のバランスが今ひとつのようにも見える松永ですが、しかしその下半身の使い方が評価をされているとの話もありますし、とにもかくにも年齢的にもタイプ的にも文字どおりに即戦力となってもらわなければ困ります。
上背が無いだけに攻めの気持ちを忘れると浦和でくすぶることにもなりかねず、そしてストレートのスピードを無くさないことが第一です。
背番号から江夏、伊東監督の西武ラインから工藤の名前が出ていますが、自分としては河本であってくれと願ってやみません。
そうなれば伊東監督が早くから口にしていたリリーフでの起用がピッタリかなとも思いますが本人は先発志望のようで、このあたりはゴンザレスとも被るのですが、斉藤コーチの言う抑え三人体制の候補にも名前が挙がっていますので今後が注目をされます。
もっとも実際問題としてはトリプルストッパーではなく勝利の方程式の意味合いでのことではないかとは勝手な想像ですが、いずれにせよ一軍で投げられなければ先も後も関係ありませんので益田に実力を持って先輩風を吹かせる松永であってもらいたく、左腕日照りの投手陣を救う救世主となってくれることを願います。

 

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パパ大喜び

2013-02-13 00:00:49 | 千葉ロッテ

先日に朝の声出しでニュースとなった角が、今度は肝心のプレーで話題となっています。
攻守に元気はつらつな動きが伊東監督の目に留まったようで、紅白戦からオープン戦でのチャンスに約束手形が振り出されました。
そんなこんなで一部には一軍王手なんて先走った報道をしているところもありますが、しかしそうも簡単な話でもありませんので攻めの気持ちを忘れずに頑張ってもらいましょう。

ロッテの角Jr. 5年目の開眼 連日快音&ハッスル守備 (2/12 スポーツニッポン)

1メートル68の小兵の存在感が、ロッテで日に日に大きくなっていく。
巨人などで救援左腕として活躍した角盈男(みつお)氏(56)の次男・晃多がシート打撃で連日の安打を放った。
「フリー打撃やノックの一球一球も全力でやっている。(父からは)打席でボールを見送るときは、最後まで目を切らない方が投手は嫌がる、と言われています」
シート打撃の第1打席。
南が外角に投じた初球の直球を左前に運ぶと、守備でも一塁線のファウルボールに果敢にダイビング。
惜しくもグラブからこぼれたが、攻守でのガッツあふれるプレーにスタンドから喝采が起きた。
シート打撃は2日間で4打数2安打。
現役時代に盈男氏との対戦経験(9打数7安打)もある伊東監督も「他の選手にはないファイトが伝わってくる。代打で使っても結果を出してくれるはず。紅白戦やオープン戦でもどんどんチャンスを与えるつもり」と褒めちぎった。
小兵でも、打撃センスとパンチ力はピカイチだ。
東海大相模3年の夏には4番を打ち、3番が巨人にドラフト1位で入団した大田だった。
高校通算36本塁打。
昨年7月に念願の支配下登録された。
昨秋キャンプで「角さんの息子とは知らなかった。体は小さいが、打撃がいいし面白い」と伊東監督の目に留まり、5年目で初の1軍キャンプ帯同を勝ち取った。
チームにはいいお手本もいる。
育成出身の岡田が中堅手に定着。
「自分もそうなれれば」と、同じ境遇の先輩の背中を追い掛けている。
二塁、遊撃とこなせる。
二塁を守る井口は今季が39歳シーズン。
遊撃の根元は守備に難がある。
レギュラー争いに割って入る余地もあるだけに「井口さんは凄い選手だけど、ポジションを奪うぐらいの気持ちでやる」と言い切る。
2世というだけでは生き残れない世界であることは承知している。
16、17日は紅白戦。
「このチャンスを絶対に逃さない。気迫を出してチームにいい雰囲気をつくれる選手になりたい」。
体は小さくても夢は大きい。

ボールを最後までしっかりと見る、なんてのは子供の頃に教わった記憶があります。
おそらくはプロでもそれが基本なのでしょうが改めて言われるところを見ると、あるいは徹底できていない選手も少なくないのかもしれません。
その言葉どおりに角はインパクトの瞬間までボールから目を離していないようで、やらなければならないと考えていることを実践しているのですから好印象です。
当然ながら積極的なプレーはミスという代償が伴うこともありますが、それを恐れていては全体的に小さくまとまってしまいます。
昨年に支配下選手登録をされた一軍未出場の角が「井口さんは凄い選手だけど、ポジションを奪うぐらいの気持ちでやる」と言ってのけるところこそが角の最大の武器ではないかと、その気持ちが表れてのプレーによってやらかしてしまったミスであればベンチはもちろんのこと、きっと多くのファンが温かい目で見守ってくれることでしょう。
この週末から始まる紅白戦、そして練習試合、オープン戦とぶつかる壁はあるでしょうが後ろを振り返ることなく、一歩ずつでも前に進む角の姿を楽しみにしています。

角パパの元巨人・盈男氏 夫婦で応援「若松勉さんのように」 (2/12 スポーツニッポン)

ロッテ・角の父の盈男氏も息子の活躍に目を細めた。
妻・昌恵さんとともに10日に石垣島入りし、2日連続でスタンドから声援を送った。
角氏は「いいアピールができているんじゃない。思ったよりも落ち着いているし、チームになじんでいるみたいだね」。
伊東監督には「今回は親として来ているんで、よろしくお願いします」とあいさつ。
1軍キャンプ帯同が決まった際には「必ず来るチャンスを逃しちゃダメだぞ」と声を掛けたという。
「ようやくスタートラインに立てたと思うので、井口選手をターゲットにして目いっぱいアピールしてほしい。体は小さいけど、若松勉さん(元ヤクルト監督)のような選手を目指してほしい」とエールを送った。

当然のように角パパもそんな角の活躍を心から願っているわけで、夫婦で石垣島入りをしたようです。
投手コーチとして評価の高かった角パパは現場復帰の気持ちは無いのかもしれませんが、あるいは角の活躍で心に火がつくかもしれません。
角が一人前になれば親子で同じチームにいても気にすることはなくなるでしょうから、そんなところでも角の躍進が期待をされます。
初心を忘れずにとの理由からか経営をするバーの名前はm-129のままですが、それがm-69、そしてまた別の名前に変わるぐらいの角親子の今後であってくれることを願います。

 

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今年もプレミアムゴールド

2013-02-12 03:23:51 | 千葉ロッテ

 

今年のTEAM26の会員証が届きました。
ちょっと迷ったのですが昨年に続いてシーズンクーポンを購入したので、プレミアムゴールド会員としての2013年です。
その肝心のシーズンクーポンがまだ届かないので実感はあまりないのですが、何となく今年は自分にとって変化が出そうな一年ではないかと思っていることもあり、忙しさにかまけて球場に足を運ぶ回数が減らないようにとの背中押しの意味合いが強かったりもします。
そんな中で今年から来場回数のピンバッチに72回が登場をするというサービスには笑うしかありませんので、ここは50回を最低ラインに頑張ろうと思います。

そのピンバッチのラインアップは昨年と同じく30種類ですが、当然のように顔ぶれは変わっています。
このあたりは球団の選手に対する見方が分かるような気がしますので複雑な思いでそれを見つめる、そんな感じで入れ替わりをチェックしました。
新たに加わったのは根元、鈴木、G.G.佐藤、益田で、根元は2009年からの連続出場が昨年で途絶えたところからの復活は当然な活躍でしたし、鈴木は期待の若手ですので違和感はなく、また益田も当たり前すぎるのですが、薩摩川内からスタートをしたG.G.佐藤が入ったのはそのキャラクターへの期待によるものなのでしょう。
対照的に姿を消したのは上野、伊藤、小林、ロサで、小林はともかくとしても上野に伊藤、そしてロサはシビアと言いますか、何とも微妙な雰囲気が漂います。
もっとも昨季はタイトルホルダーが3人もいたことから益田、角中、岡田は2種類ですので、そのあたりの影響で押し出されたといったところもあるのでしょう。
そんなこんなで悲喜こもごもといった感じもあるラインアップに選から漏れた南、中郷、阿部、高濱、細谷らが、特にあれだけ頑張っても選んでもらえない中郷が大活躍をしてシーズン中に特別配布がされるような、あるいは意外な名前が飛び出してくるような、そんなワクワクとする今季となることを祈りつつ静かに開幕を待ちたいと思います。

 

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春雷

2013-02-11 20:40:50 | 千葉ロッテ

気胸騒動で出遅れていた益田がプルペンに入ったことでホッとした表情を見せていた伊東監督は、しかし飛ばしすぎないよう配慮は欠かしていません。
一方で実戦に近い練習となったことでその姿勢も変わりつつあるようで、ついに雷を落としたようです。
あまりこういった直接的に怒鳴るというベンチはここ数年であまり聞いたことがないため、これまた新鮮な気分で受け止めています。
ただイライラが募ってのことなのか、あるいはチームを引き締めるための意図的なものなのか、全体的に元気がないと愚痴っていたとの話もありますので前者のような気がしないでもないのですが、何にせよこれでチームがピリッとすれば思惑どおりでしょうし、ベンチがチームの現実を受け止めるという意味でも意義のある春雷と思うことにしましょう。

伊東監督「何をたらたらやっとるんや、アホ!」覇気ない選手に怒 (2/11 スポーツニッポン)

今キャンプ初のシート打撃で、ロッテ・伊東監督が不満を口にした。
捕手の江村に「何をたらたらやっとるんや、アホ!」と一喝。
初の実戦練習でチームの覇気を感じなかったのが原因だ。
「静かすぎる。技術がない分、声を出してアピールしないとダメ。俺も若いころは、どれだけ疲れていても声がかれるまで出していた」。
11日のシート打撃では声が出ているかを厳しくチェックし「だらけているなら、練習を止めてカツを入れる」とカミナリを予告した。

そのターゲットは江村だったようで、連日の大目玉です。
あるいは怒られ役として狙いを定められたのかもしれず、元気いっぱいな江村は多少のことではへこたれないと見込まれたのかもしれません。
そうであればある意味で一軍へのとっかかりを掴んだことにもなりますので、いい意味で怒鳴られ続けてくれればと思います。
しかしそんな江村ですら声が出ていないのは残念至極としか言いようがなく、ただ江村あたりは初の一軍に気持ちの余裕がなくそれどころではないのかもしれませんので、結局のところ正式に決まったのかは分かりませんがキャプテンを狙うと宣言をした岡田などが周りを巻き込むような形で盛り上げていくのが自然な流れなのでしょう。
いずれにせよ顔ぶれとしては昨季とさほど変わらない面々だけに、雰囲気ぐらいは一変をしてQVCマリンに戻ってきてくれることを願います。

 

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男子、三日会わずば刮目して見よ

2013-02-10 23:15:14 | 千葉ロッテ

昨日から始まった第三クールで春季キャンプも折り返し地点を通過し、練習も実戦形式に近づいてきています。
週末には紅白戦が開催をされるとのことで、それに先駆けてシート打撃も始まりました。
投手は抑えなければなりませんし打者は打たなければならず、しかもケースに応じた攻守が必要ですのでベンチからすれば振り落としモードに入ったと言ってよいでしょう。
生き残るためにはとにかくアピールをするしかなく、経過はもちろんのこと結果も求められる正念場はあと8日です。

ホワイトセル満足の今季1号 (2/10 日刊スポーツ)

ロッテのジョシュ・ホワイトセル内野手(30)が10日、沖縄・石垣島で行われているキャンプで“今季1号”を放った。
実戦を想定したシート打撃の第2打席で、服部が投げた内角の直球を右翼へ放り込んだ。
「いいスイングをしようと心がけた。タイミングを意識して振ったらいい当たりになった」と満足げな表情で振り返った。
福浦、サブロー、大松、青松と一塁争いが過熱しているが「監督がベストなラインアップを選ぶ。その中に入れるようにしたい」と気を引き締めていた。

そんな中で厳しい一塁争いを勝ち抜くためには、外国人選手のホワイトセルと言えども全力でプレーをするしかありません。
持ち味はやはり打った瞬間にそれと分かる、日本人選手ではなかなかに真似のできない弾丸ライナーでのホームランですから、この今季1号はいいアピールになったでしょう。
どうにも春先からコンスタントに活躍をすることができないホワイトセルだけに、今季こそは開幕ダッシュが求められます。
長打を打てる打者が四番にどっかりと座れば周りも活きますので、同じように長打が武器の大松と激しい争いを展開してもらいましょう。
それにしても先日の藤岡に続き左打者に打たれる服部といったニュースは喜ぶべきなのか悲しむべきなのか、味方同士の戦いは悩み深いです。

3年目江村 連日の特守「勉強になる」 指揮官の喝も (2/10 千葉日報)

小雨がぱらついた第3クール初日。
高卒(大阪桐蔭高)3年目にして1軍キャンプ初参加の江村が、捕手の大先輩でもある伊東監督から再三にわたる直接指導を受けた。
一、二塁のバント処理で三塁送球を指示せず、指揮官は「それじゃ練習の練習やないか」と喝。
ドラフト1位左腕・松永(大阪ガス)のブルペンでは、球筋の甘さを指摘しない姿勢を「それでええんか?危険なボールは言ってやらないと」と指摘された。
自らも捕球イメージをつくり、手を動かしながら江村の捕球を見つめた伊東監督は「ボール球はいい音が鳴るんだけど…」と捕球音にも注文。
本人は、初めての一軍キャンプに「すごいプレッシャーで、あたふたしてしまった。できている部分はほとんどない」と反省しきりだ。

第二捕手をめぐる争いも活況なようで、江村が伊東監督にしごかれているようです。
練習のための練習にしないこと、投手にしっかりと注文を出すこと、投手に気持ちよく投げさせること、当たり前と言えば当たり前なのですが新鮮に感じてしまうのはなぜなのか、同じように新鮮に感じて選手たちが踊ってくれればガラッと入れ替わったベンチの意味がでてきます。
江村も学ぶことが多くて大変でしょうが叱られるうちが華だと思って、とにかくがむしゃらに頑張ってもらいましょう。
小池や田村とともに伊東監督にこれという印象を与えられなければオフにドラフト上位での捕手の補強があるかもしれませんので、とにかくアピールが大切です。
一気に上達は無理でも進化をしていることが分かるような、そんな日々成長をする姿を見せられる江村であってくれることを願います。

 

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いい笑顔だ

2013-02-09 23:35:21 | 千葉ロッテ

レデズマがWBCベネズエラ代表候補とは知りませんでした。
ざっと調べてみたところベネズエラ代表にその名を見つけることはできませんでしたが、メジャー三冠王のカブレラを擁する強豪のベネズエラで候補と言えどもその名前が挙がるのですからロッテからすれば大物であることは間違いなく、契約期間の違いはあるにせよ一見して異様とも受け取れる年俸アップでの残留ですから期待を寄せたくもなります。
春季キャンプではここまでこれといったニュースは流れてきませんが、中継ぎ左腕の日照り状態にそろそろピリオドを打つべくレデズマにはフル回転をしてもらいましょう。

WBC代表候補レデズマ ベネズエラ優勝宣言 (2/9 スポーツニッポン)

WBCベネズエラ代表候補のロッテの157キロ左腕・レデズマがゴンザレスと石垣市内の農産物販売所を訪問。
パイナップルにかぶりつくなど休日を満喫した。
WBCの話題になると「過去2大会は日本が優勝しているけど、今回の優勝はベネズエラだ」ときっぱり。
侍ジャパン候補の同僚の角中については「いい打者だけど、国の代表として戦うときは敵。日本の打者を抑える自信はある」と不敵な笑みを浮かべていた。

それにしてもいい笑顔です。
球団の指示もあるのでしょうが休日にマスコミの取材に応じて笑顔を振りまくなどはグライシンガーやロサではハードルが高そうなので、goodなキャラクターぶりです。
どこかロサと双子な顔つきだと思っていたのですが、この笑顔を見れば明暗対照的なカリビアンといった感じでしょう。
ゴンザレスもプエルトリコ代表との話がありますので開幕前の大事な時期にチームを離れられると困るのですが、両選手ともに大事なシーズンとの認識はあるでしょうからそのシーズンに向けての前哨戦といった意気込みで臨んでもらいたく、やるからには活字になるような活躍をしてくれれば勢いがつきます。
157キロは眉唾としてもレデズマのストレートは大きな武器になるはずですので、ロサとともに中盤を支える存在となってくれることを願います。

ドラ2・川満、里崎に「ずっと緊張しっぱなし」 (2/9 スポーツ報知)

ロッテのドラフト2位・川満寛弥投手(21)が9日、ブルペン入りし105球を投げ込んだ。
70球ほど、正捕手の里崎に球を受けてもらったが「ずっと緊張しっぱなしだった。自分の投球をうまく出せなかった」と反省。
10日以降、実戦形式の登板機会も想定され、「次は緊張しないように投げたい。あと、変化球の精度も磨いていきたい」と誓った。

加藤、松永、そして薩摩川内の田村が取り上げられる中で一人だけ取り残された感もあった川満でしたが、ここにきてようやく動静が伝わってきました。
体が細いだけに大卒ながらも体力作りに注力をして出遅れているのではないかと心配をしていたものの、ブルペンで105球を投げ込んだのですから杞憂だったようです。
ドラフト1巡目の評価をされながらも蓋を開けてみれば2順目だったところなどはどこか中後にも似た境遇ですが、その中後が鼻っ柱の強いところを見せたのとは対照的に謙虚と言いますか弱気とも受け取れるコメントなのは相変わらずの里崎のプレッシャーが理由だとでも思うことにして、石にかじりついてでも沖縄本島に渡れるよう頑張ってもらいましょう。
木村が「次から次へと左腕が」と嘆く対象の一人である川満ですが、その川満からしてもライバルがひしめき合う左腕サバイバルをどう生き残っていくのかに注目です。

「ロッテ大谷」評価上昇 他球団が警戒 (2/8 デイリースポーツ)

他球団スコアラーが4年目の大谷に警戒を示した。
フリー打撃に初登板し約60球で安打性6本に抑えた。
ソフトバンク・加藤スコアラーは「制球がよくて緩急が使えている。起用法に注目しないといけない」と話した。
同姓の日本ハム・大谷に注目が集まるが「大谷と言えば、ロッテの大谷と言われるように活躍したい」と意気込んだ。

目立たないと言えば大谷もそんな存在で、しかし今やロッテでは無くてはならない存在です。
先発陣の頭数勘定からも外れがちではありますが、本人はその先発を目指しているとの話もありますからあるいはダークホースかもしれません。
ソフトバンクのスコアラーが言う「起用法」がどうしても気になる大谷ですが、その器用さが災いをしないよう先発であれ中継ぎであれ固定をすることが肝要でしょう。
新聞紙上に大谷の名前が躍るときにそれが翔平ではなく智久であることを、そして高校、大学、社会人と優勝を経験してきた大谷がプロでも優勝を飾れるよう期待をします。

 

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五人の侍

2013-02-08 23:54:46 | 千葉ロッテ

高いレベルでの外野のレギュラー争いに注目が集まりますが、さりげなく一塁の争いからも目が離せません。
主砲として期待をされるホワイトセルに巧打の福浦、復活を期す大松に打撃を活かしてのコンバートの青松、そしてサブローの五人が一つのポジションを競い合っています。
こぼれたうちの一人はDHに流れるのでしょうがそれでも倍率は高く、崖っぷちの選手が多いだけに切実感も漂います。
そのヒートアップがチーム全体の底上げに繋がれば理想的なのですが、さじ加減を間違うと乱の予感もありますから、伊東監督らの手腕が試される試金石にもなりそうです。

ロッテ 5人で一塁争い!最大の条件は「打てること」 (2/8 スポーツニッポン)

ロッテの福浦、サブロー、ホワイトセル、大松、青松の5人が一塁定位置をめぐって激しいバトルを展開している。
伊東監督は「第3クールからの実戦練習で(20日からの)沖縄本島に連れて行く選手を決める。ベテランでも2軍でやってくれという選手も出てくる」とサバイバルを宣言した。
指揮官が一塁手に求める最大の条件は「打てること」。
2000安打まで残り193本の福浦は打撃練習で鋭い当たりを連発。
「DHより守備をしている方がリズムをつかめる。2000本も近いので一塁手として1試合でも多く出場したい」。
4番候補の大松は、伊東監督からアドバイスを受けながらコンパクトなスイングを習得中。
「沖縄本島に行けないなら、レギュラー獲りなんて言えない。今はイメージと体が一致している」と、生き残りに自信をのぞかせた。

伊東監督が大松に気を置いているような報道がされていますので、現時点では大松にアドバンテージがあるようにも思えます。
そうなればホワイトセルがDHに回されることが濃厚で、ベテランの福浦とサブローは代打の切り札のポジションとなるのでしょう。
しかし伊東監督は結果を求めそうですので昨年までのように打てなくても使い続けるといったことにはならないのではないかと、また自らが内野手に転向をさせた青松にもチャンスを与えるでしょうから、誰が最後に一塁ベースの脇に立っているかは予断を許しません。
写真には見当たらないサブローが本格的に一塁手として練習をしているのか、外野はもう捨てた、捨てさせられたのか、現地からの情報も欲しいところです。
かなり平均賃金の高い争いの決着がシーズンに入ってからも続く、そんなサバイバルに期待をします。

ロッテ田村がライバル心「僕は13発」 (2/8 日刊スポーツ)

2軍キャンプで汗を流すロッテのドラフト3位・田村龍弘捕手(18=光星学院)が7日、ライバル心をむき出しにした。
同期入団ルーキーがメディアで連日報道される姿に刺激を受け「大谷(日本ハム)が7発、北條が4発って騒がれてますけど、僕は13発スタンドに入れましたよ」と発奮した。
2軍キャンプでは、連日の特守で捕手の基礎を学んでいる。
青山2軍監督が「いいものを持っている」と話すなど、打撃への評価は上々のようだ。

同じように第二捕手の争いも活発なようで、そんな中で今季にすぐというわけにはいかないでしょうが、里崎の後継者レースに田村も殴り込んでもらいたいです。
あれだけ人材不足だった外野陣が数年で様相が一変したのですから、3年後に小池、江村、田村の三つどもえだって充分にありえます。
田村は捕手歴が浅いだけに「一に練習、二に練習、三四も練習、五も練習」ぐらいのつもりで、野球以外のことは捨てるといった覚悟が必要でしょう。
小柄ながらもパワーのある打撃は評価が高いようですので、そのアドバンテージを活かすためにも捕手としての基礎力を上げることが求められます。
まだあどけなさの残る田村が戦う男の顔つきになるまで何年を要するのか、楽しみに見守りたいと思います。

 

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歯を食いしばれ

2013-02-07 23:17:22 | 千葉ロッテ

鏡で口の中の頬の内側を見るか、舌でなぞってみてください。
もし水平に白っぽい線が見えたり、あるいは盛り上がったようなものが感じられましたら、それは寝ている間に歯を食いしばっていることによりできた噛み跡です。
ストレスなどが溜まると知らず知らずのうちに歯ぎしりの一歩手前までいってしまうことがままあるようで、それが常態化をするとそういった状態となります。
あまりに激しくなると頭痛にも繋がることからマウスピースの作成を歯医者さんに奨められるケースもあるようで、自分も数年前には使っていましたが、型を取って作ったものの今ひとつしっくりとせずに歯ぐきへの負担が大きかったので長続きはせず、しかし何にせよそれだけ噛みしめる力の持っていきようは重要だということになります。

唐川、新兵器はマウスピース (2/7 スポーツ報知)

ロッテ・唐川侑己投手(23)が6日、新兵器となる透明のマウスピースを使用して初めてブルペン入りし、直球とカーブを中心に計66球を投げた。
「今日初めて使ったのでまだ分からない。明日使わずに投げて、どっちがいいか考えたい」。
感触次第では、本格的に導入する。
昨年11月にかかりつけ歯科医のススメで、歯型を取り作製した。
「専門家の人が言うには、踏ん張ったりしたら、歯が削れてしまうらしい。その防止のためにも作りました」と明かした。
昨季は前半戦で8勝したが、後半戦は右肘痛で離脱。
伊東監督からは、先発の柱として期待されている。
「今年はまず、けがをしないこと。そして、1年間投げ続けて優勝に貢献したい」。
シーズン通して活躍するために、必要なことはどんどん取り入れていく。

ちょっと理由は違いますが、唐川もそのマウスピースを試しているようです。
慣れないとそれなりの違和感がありますので大変ですし、あまり見た目がよくない口元になってしまいますが、プラスになるのであれば是非とも採用をすべきでしょう。
唐川の場合はそれよりも故障をせずにシーズンを投げきることが優先課題ではあるのですが、それは本人が一番に分かっているでしょうからその自覚に期待をします。
また唐川世代と呼ばれるためには中田を凌ぐ活躍をしなければなりませんし、ひしめき合うチーム内の89年組の取りまとめも求められます。
名実ともにエースとして成瀬の尻に火をつけるぐらいの今季となるよう、地元の星として輝く唐川であってくれることを願います。

ロッテ・藤岡が初登板、伊東監督は“合格点” (2/7 サンケイスポーツ)

藤岡が初めてフリー打撃に登板し、3人の左打者を相手に計79球を投げた。
11本の安打性の当たりに死球が1つ。
「(球は)少しばらついたが、感覚としては悪くはなかった。また実戦を経験して試合に入っていければ」
伊東監督は「ブルペンでもずっと順調だったし、インコースはいいところに投げていた。指のかかりもよかったのでは」と“合格点”を出した。

藤岡も負けてはいられません。
初のフリー打撃での登板はまずまずの手応えだったようで、顔つきも精悍ですし、ここまでは順調な調整と言ってよいのでしょう。
ただ打撃投手の意味合いがあるにせよ左打者を相手に79球で11安打は打たれすぎのような気がしますし、鈴木には被弾をしたとのことですのでコントロールも含めた課題をクリアするキャンプ後半戦といったところでしょうから、心身ともに緩めることなく学生時代の活き活きとしたピッチングを取り戻してもらいたいです。
とにかく藤岡にはこぢんまりとまとまることだけは無いよう願いたく、そのためには押し出しのあるストレートを磨くことが第一です。
当然のごとく伊東監督も斉藤コーチも藤岡がローテーションを守り続ける今季であると勘定をしているでしょうから、その期待に応えるべく嫁さんも喜ぶシーズンとしてもらいましょう。

 

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一番手は角

2013-02-06 23:45:49 | 千葉ロッテ

今江が全体練習に合流をしたとのことで、大事には至らなかったようで何よりです。
その数日の不在の間に「今江の穴を埋める」といったような話題で若手の内野手が取り上げられなかったのが残念ではあるのですが、これもタイミングですから仕方がありません。
そしてこの春季キャンプで内野陣から一番手で記事となったのは角ですからパパも喜んでいるでしょうし、これをきっかけとしてサバイバルが過熱するのを期待しましょう。

角、5年目も初1軍に初々し (2/6 日刊スポーツ)

ロッテ角晃多内野手(22)が沖縄・石垣島で6日、キャンプ恒例の声出しを行った。
元巨人でストッパーとして活躍した角盈男氏を父に持つ。
昨年支配下登録となり、今回が1軍キャンプ初参加。
プロ5年目だが「今年は1軍で1試合でも多く勝利に貢献できるように一生懸命頑張ります」と、初々しく気持ちのこもったあいさつだった。

プレーぶりではなく角ジュニアとしての記事な感じではあるのですが、それも一つのアドバンテージです。
一軍昇格ではなく活躍を目標にしているところが好印象で、目指すところは高いに越したことはありません。
高卒5年目は大学に進学をしたと思えばルーキーイヤーですから、それで一軍キャンプに参加ができたわけですので幸先のよいスタートです。
同じ左打者として鈴木や高濱などライバルが多い内野陣ですが、山椒のような存在として頑張ってくれることを期待します。

ゴン初ブルペン42球 (2/6 日刊スポーツ) 

昨季巨人でプレーし、ロッテに加入したディッキー・ゴンザレス投手(34)が6日、キャンプ地の沖縄・石垣島で初めてブルペンに入った。
直球にスライダーを交え、7割程度の力で42球。
「最初にしては力があったし、コントロールもよかった。今後はオープン戦から逆算してブルペンに入っていくよ。日本で9年プレーした経験をいかして、1年間ケガなくやりたいね」と満足げだった。

益田が早期に復帰をしたことで守護神争いが混沌としそうですが、その候補の一人であるゴンザレスが初ブルペンです。
先発希望は相変わらずながらも伊東監督らから抑えでの起用もあるとの説明が改めてあったようで、今後の展開が注目をされます。
腹回りがかなりふくれているのが不安材料ですが今季が自分にとって大事なシーズンであることの自覚はあるでしょうから、開幕までにしっかりと仕上げてくれることを期待しましょう。
ヤクルトのロマンがWBCのプエルトリコ代表に選ばれたとの報道がありましたがゴンザレスはまだのようですので、このまましっかりと日本で調整をしてくれることを願います。
数少ないプラス要素のゴンザレスがどこまで活躍をしてくれるかでチーム成績が左右をされるでしょうから、先発での2桁勝利を目指して頑張ってもらいたいです。

 

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夢再び

2013-02-05 23:42:49 | 千葉ロッテ

そんなので意味があるのかは極めて疑問ながらも、とりあえずは巡ることが目的なのでしょうからこだわっても仕方がないのでしょう。
WBCの山本監督が石垣島キャンプを訪問したとのことで、しかし角中のバッティング練習を見ていたようで見ていなかったとの報道もありましたので失礼な話です。
個人的には興味のないWBCですから是非とも角中には選に漏れて欲しいのですが、しかし本人はやる気ですので今後の成り行きから目が離せません。

角中、WBCでは「少しでも戦力に」 (2/5 スポーツ報知)

ロッテの角中勝也外野手(25)が5日、視察に訪れたWBC日本代表の山本監督の前でフリー打撃を行った。
昨季のパ首位打者は36スイングで時折、鋭い打球を放ったが「まだまだという感じ。感覚を取り戻したい」と厳しかった。
同監督がWBCで代打に起用する可能性があると話したことを報道陣から伝え聞くと「不安はない。少しでも戦力になれれば」と意気込んだ。

代打に起用する可能性、という表現がかなり微妙ですが、日本代表の外野陣には中田、内川、糸井、聖澤、長野、大島と名を連ねていますので、いかに首位打者の角中であってもスタメン出場の機会を得るのは難しいでしょうし、候補から外れる可能性はそれなりに高いのではないかと思います。
仮に選ばれても代打、あるいは代走といった起用法ともなればシーズンに向けた調整遅れに繋がりかねず、やはり気が進みません。
来週にもチームから離れて代表合宿に合流をして、途中での復帰はあっても、しかし決勝まで残ればチームに戻ってくるのは開幕の一週間前となります。
伊志嶺や荻野貴あたりはチャンスだとばかりに腕をぶすであろうことが前向きな材料ではあるものの、角中にとっての今季は今後の10年を考える中で非常に大切なシーズンであると考えていますので、その第一歩に蹴躓くといったことがないよう願うばかりです。

ロッテ・渡辺、36歳で新球に再挑戦 (2/5 サンケイスポーツ)

渡辺がチェンジアップに取り組んでいる。
以前も試したが習得できなかった球種。
36歳のベテランは投球の幅を広げようと再び挑戦している。
昨年12月にも投球練習を行うなど、早めに仕上げてきている。
この日もブルペンで108球を投げ込むなど順調。
昨季は4勝に終わっただけに「肩はできている。投げて(チェンジアップを)覚えていこうと思う」と巻き返しへ意欲十分だった。

そして今日の主役はベテランの渡辺で、意欲的に練習に取り組んでいるようです。
チェンジアップは数年前にも話題になった記憶があり、アンダースローでは普通の握りではボールをこぼしてしまうので指をOKの形にして乗せるような感じで投げる、なんて説明があったように覚えていますし、その中で里崎にダメ出しを食らっていたはずです。
そんなこんなですっかりと忘れていましたが、やはりものにはならなかったからこその今があるのでしょう。
そのチェンジアップをまた持ち出したことをどう受け止めればいいのかは判断に難しいところで、袋小路に入ってしまっての苦し紛れのものなのか、あるいは現状打破のための切り札としての再登場なのか、もちろん後者であって欲しいですし早い仕上がりのようですから正念場との意識もあるのだと思います。
先発でバリバリとはなかなかに厳しいとは思いますがベテランが元気なチームには勢いが出ますので、何とかこの夢を実現して元気なところを見せてくれることを願います。

 

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冬の怪談に期待

2013-02-04 23:20:37 | 千葉ロッテ

心配をされた益田の突発性気胸は再検査で異常なしとのことで、軽症や完治ではなく異常なしというのがピンとはこないものの、何はともあれホッと一安心です。
明日からの第二クールには練習に合流をするようですが、焦っても何もいいことはありませんのでじっくりと調整をしていってくれればと思います。
また腰痛でリタイアをしていた今江も休日を返上しての打撃練習ができるまで回復をしたのは喜ばしく、思ったよりも復帰までに時間はかからないかもしれません。
もっとも本人は万全になるまでは別メニューでの練習をするとの意向のようですから、その判断を尊重します。

ロッテ木村雄太→優太改名効果!監督絶賛 (2/4 日刊スポーツ)

さっそく改名効果が表れた。
ロッテの190センチ左腕、木村雄太投手(27)が3日連続となるブルペンで、直球のみ81球を熱投した。
伊東勤監督(50)は「今日は木村と藤岡、特に木村が良かった。左らしいラインが出て力感が伝わった。2ケタ勝てる」と、将来の先発候補を絶賛した。
プロ3年目の11年に1軍デビューしたが未勝利。
左腕は11人と激戦で、同い年にはエース成瀬もいる。
「今回のドラフトも左が2人。正直また増えたかと思った」。
結果が出ないもどかしさから昨オフ、占い師の助言を得て、登録名を「木村雄太」から「木村優太」に変更、心機一転を図った。
秋季キャンプ後に直球の精度向上に取り組み、“和製ランディ・ジョンソン”と呼ばれていたころのダイナミックさを取り戻した。
伊東監督のべた褒めに「手応えはある。あとは期待にどう応えるかですね」。
改名で、福を呼び込む。

そして今日の注目株は、名は体を表す優男こと木村です。
まさかの占い師の助言による改名だったとは驚きましたが、理由は何であれ変わろうとの意欲が結果に繋がるのであれば言うことはありません。
ストレートのみの投球練習で力感が伝わったという伊東監督のコメントは嬉しいですし、何より先発として見ていることは自分の思いと同じですので拍手を送りたくもなります。
意識的に誉めることの大切さを口にしていた伊東監督ですから額面どおりには受け取れないものの、期待をしていることだけは間違いないでしょう。
やや先行をしていた植松もこれでうかうかとはしていられなくなりましたから、藤岡あたりをも巻き込んでの左腕サバイバルが楽しみになってきました。
とにかく木村に限らず化けてくれればとの選手があまりに多いロッテではありますが、それだけにベンチからすれば指導のしがいがあるでしょうから、あれは誰だと他球団が驚くようなモンスター集団を作り上げるキャンプ、そして今季であることを願います。

 

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持っていない大嶺に涙

2013-02-03 23:37:20 | 千葉ロッテ

思いがけない大嶺の石垣島キャンプに大きな期待を寄せていたのですが、あっさりと三日目にしてのリタイアとなってしまいました。
故障や不調ではなくインフルエンザに感染してのことですので残念至極で、伊東監督や斉藤コーチへのアピールができないままの離脱はあまりに痛すぎます。
持っていないと言ってしまえばそれまでですが体調管理もプロとしては能力の一つですから、この出遅れは自業自得と反省をするしかありません。
それでも幸いにもまだキャンプは始まったばかりですので開幕をターゲットと考えれば取り戻すことは可能だと思いますので、難しくはありますがめげずに頑張ってもらいたいです。

大嶺、インフルエンザ感染…上野が1軍合流へ (2/3 スポーツニッポン)

ロッテ・大嶺がインフルエンザにかかって練習を休んだ。
今後は宿舎内で隔離して様子を見る。
伊東監督は「これからひょっとしたら何人かにうつるかも」と心配した。
指揮官は2軍で調整している上野を1軍に合流させる意向を示した。

その大嶺は高熱のままに薩摩川内への移動は無理がありますので暫くは宿舎での静養となるようで、しかし完治後の二軍降格はどうにも避けられません。
代わりに石垣島に合流をするのはスマイル上野とは機関紙の報道ですから信頼度は高く、贔屓筋としては喜ばしい限りです。
二軍スタートだったことに忸怩たるものがあったであろう上野が、ここから着実に開幕に向けてベンチに注目をされる存在となってくれることを願っていますし、そう信じています。
理想は先発ですが益田の出遅れで中継ぎ陣を厚くする存在としても期待が高まる上野が、満足感のある笑みを浮かべる姿を一日でも早く見せてもらいましょう。

2番手捕手育成へ 伊東監督が3年目小池に直接指導 (2/3 スポーツニッポン)

ロッテの伊東監督が3年目の小池を直接指導した。
早出特打中に約5分間、自ら球をトスしてバットを振らせた。
「体中を使って振りなさいと言った。朝見たら(バットが)悪い方向に出ていたので」と説明した。
チームにとっては里崎に続く2番手捕手の育成が課題。
24歳の小池は「言ってもらえるうちがチャンスだと思う。しっかり吸収したい」と言葉に力を込めた。

注目をされるうちが華とはよく言ったもので、その厳しさを分かっている小池は脇目もふらずに練習をしているようです。
個人的には小池よりも江村ではないかとも思っているのですが、完成度としては小池にアドバンテージがありますから今季は大きなチャンスです。
この日は捕手としてではなく打者としての指導だったようで、しかしリードやキャッチングの手入れもそろそろあるでしょう。
申し訳ないながらも今季も田中に大きな変化が見られないままに第二捕手ともなればお先真っ暗ですから、とにかく小池や江村に頑張ってもらうしかありません。
おそらくは紅白戦やオープン戦の序盤では積極的に若手捕手が起用をされると思われますので、そこまで注目をされ続ける小池であってくれればと思います。

 

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