オリオン村(跡地)

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松永は江夏か工藤か河本か

2013-02-14 00:27:23 | 千葉ロッテ

所属をしていた野球部の不祥事で実戦から遠ざかっていた松永が、シート打撃で久しぶりに打者と対しました。
今ひとつピッチングの内容は伝わってきませんが右打者に対して37球で5安打ですからまずまずだったようで、第一歩としてはホッと一息でしょう。
どうやら新入団選手発表会で自らを評した「ふてぶてしさ」が代名詞にもなりそうな松永ですが、シーズンに入ってもそういったピッチングを披露してくれることを期待します。

ロッテ1位松永 ふてぶてしさは工藤級 (2/13 日刊スポーツ)

マウンドでのふてぶてしさは“工藤級”です。
ロッテのドラフト1位左腕松永昂大(たかひろ)投手(24=大阪ガス)が12日、打撃投手としてプロ入り後初めて打者を相手に投球を披露した。
荻野貴、清田と主力を相手に37球を投げ、安打性の当たりはわずか5本。
新人ながら益田、薮田らと守護神候補に名前が挙がる実力の片りんを見せた。
伊東監督は入団時から「若い頃の(工藤)公康みたい」と評価する。
最速151キロの直球と鋭いスライダーが持ち味で、工藤公康氏(49=本紙評論家)とタイプは違うが、そっくりなのはその度胸。
昨年12月の入団会見ではセールスポイントを「ふてぶてしさです」と繰り返した。
日本ハム大谷に対しても「打たれません」と即答。
スライダーを打たれる想像ができないと話す。
指揮官は「思い切った発言は自信の裏返し」と「新人類」と呼ばれた工藤氏のような姿勢を絶賛した。
この日、視察に訪れた工藤氏は「腕の振りが良く、下半身の動きがいいので球に力がある」と評価。
ふてぶてしさについては「何を大事にしないといけないか本人が分かっていれば大丈夫」とエールを送る。
今キャンプでは「出せないでしょ」とふてぶてしさは隠れているが、マウンドで“大事な物”が出てくれば守護神への道は近づいてくる。

どうにも足が短いのか上体が太っているのかは分かりませんが上下のバランスが今ひとつのようにも見える松永ですが、しかしその下半身の使い方が評価をされているとの話もありますし、とにもかくにも年齢的にもタイプ的にも文字どおりに即戦力となってもらわなければ困ります。
上背が無いだけに攻めの気持ちを忘れると浦和でくすぶることにもなりかねず、そしてストレートのスピードを無くさないことが第一です。
背番号から江夏、伊東監督の西武ラインから工藤の名前が出ていますが、自分としては河本であってくれと願ってやみません。
そうなれば伊東監督が早くから口にしていたリリーフでの起用がピッタリかなとも思いますが本人は先発志望のようで、このあたりはゴンザレスとも被るのですが、斉藤コーチの言う抑え三人体制の候補にも名前が挙がっていますので今後が注目をされます。
もっとも実際問題としてはトリプルストッパーではなく勝利の方程式の意味合いでのことではないかとは勝手な想像ですが、いずれにせよ一軍で投げられなければ先も後も関係ありませんので益田に実力を持って先輩風を吹かせる松永であってもらいたく、左腕日照りの投手陣を救う救世主となってくれることを願います。

 

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