オリオン村(跡地)

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男子、三日会わずば刮目して見よ

2013-02-10 23:15:14 | 千葉ロッテ

昨日から始まった第三クールで春季キャンプも折り返し地点を通過し、練習も実戦形式に近づいてきています。
週末には紅白戦が開催をされるとのことで、それに先駆けてシート打撃も始まりました。
投手は抑えなければなりませんし打者は打たなければならず、しかもケースに応じた攻守が必要ですのでベンチからすれば振り落としモードに入ったと言ってよいでしょう。
生き残るためにはとにかくアピールをするしかなく、経過はもちろんのこと結果も求められる正念場はあと8日です。

ホワイトセル満足の今季1号 (2/10 日刊スポーツ)

ロッテのジョシュ・ホワイトセル内野手(30)が10日、沖縄・石垣島で行われているキャンプで“今季1号”を放った。
実戦を想定したシート打撃の第2打席で、服部が投げた内角の直球を右翼へ放り込んだ。
「いいスイングをしようと心がけた。タイミングを意識して振ったらいい当たりになった」と満足げな表情で振り返った。
福浦、サブロー、大松、青松と一塁争いが過熱しているが「監督がベストなラインアップを選ぶ。その中に入れるようにしたい」と気を引き締めていた。

そんな中で厳しい一塁争いを勝ち抜くためには、外国人選手のホワイトセルと言えども全力でプレーをするしかありません。
持ち味はやはり打った瞬間にそれと分かる、日本人選手ではなかなかに真似のできない弾丸ライナーでのホームランですから、この今季1号はいいアピールになったでしょう。
どうにも春先からコンスタントに活躍をすることができないホワイトセルだけに、今季こそは開幕ダッシュが求められます。
長打を打てる打者が四番にどっかりと座れば周りも活きますので、同じように長打が武器の大松と激しい争いを展開してもらいましょう。
それにしても先日の藤岡に続き左打者に打たれる服部といったニュースは喜ぶべきなのか悲しむべきなのか、味方同士の戦いは悩み深いです。

3年目江村 連日の特守「勉強になる」 指揮官の喝も (2/10 千葉日報)

小雨がぱらついた第3クール初日。
高卒(大阪桐蔭高)3年目にして1軍キャンプ初参加の江村が、捕手の大先輩でもある伊東監督から再三にわたる直接指導を受けた。
一、二塁のバント処理で三塁送球を指示せず、指揮官は「それじゃ練習の練習やないか」と喝。
ドラフト1位左腕・松永(大阪ガス)のブルペンでは、球筋の甘さを指摘しない姿勢を「それでええんか?危険なボールは言ってやらないと」と指摘された。
自らも捕球イメージをつくり、手を動かしながら江村の捕球を見つめた伊東監督は「ボール球はいい音が鳴るんだけど…」と捕球音にも注文。
本人は、初めての一軍キャンプに「すごいプレッシャーで、あたふたしてしまった。できている部分はほとんどない」と反省しきりだ。

第二捕手をめぐる争いも活況なようで、江村が伊東監督にしごかれているようです。
練習のための練習にしないこと、投手にしっかりと注文を出すこと、投手に気持ちよく投げさせること、当たり前と言えば当たり前なのですが新鮮に感じてしまうのはなぜなのか、同じように新鮮に感じて選手たちが踊ってくれればガラッと入れ替わったベンチの意味がでてきます。
江村も学ぶことが多くて大変でしょうが叱られるうちが華だと思って、とにかくがむしゃらに頑張ってもらいましょう。
小池や田村とともに伊東監督にこれという印象を与えられなければオフにドラフト上位での捕手の補強があるかもしれませんので、とにかくアピールが大切です。
一気に上達は無理でも進化をしていることが分かるような、そんな日々成長をする姿を見せられる江村であってくれることを願います。

 

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