Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

第一回茶の実会☆茶粥を作ってみましょう 参加してきました♪

2017年02月21日 | 日本茶

日本茶インストラクターで「竹村玉翠園本舗」の竹村さん主催の「茶の実会」に参加してきました。

今回のテーマは「茶粥を作ってみましょう」

茶粥・・なんとなく作ったこともありますがいい加減なもの

どんなお茶を使うのか?美味しく作るコツも知りたいなぁと思って(*^-^*)

竹村さんがご用意くださったお茶は向って左から「緑茶」「京番茶」「焙じ茶」

 京番茶は揉まずに作ったお茶で袋詰めする前に強火で炒って仕上げるので独特のスモーキーな香りが特徴です。

お茶の葉を袋につめてお鍋に水と一緒に入れて煮出します。

 

煮出せたらお茶の葉の袋を取り出して洗ったお米を入れてほどよく煮あがったらふたをして5~10分蒸らして完成です。(ざっくりですが・・(^▽^;))

上左が「焙じ茶粥」、上右が「緑茶粥」、下が「京番茶とサツマイモ粥」

三種三様とてもよい香りがしています。

どの茶粥もほっこり♪優しいお味で体も暖まりました♪

特に京番茶とサツマイモの相性はばっちりでいちばん人気でした(*^^*)

でも緑茶粥も焙じ茶粥もあっさりと美味しかった~!

竹村さんがご用意くださった京都のおばんざい「ごぼうと牛肉の炊いたん」「小松菜とチリメンジャコ炒め」とお漬物(お香こ)、「金山寺味噌」

京都ではお香こを、輪切り、短冊、細かく・・三種類の切り方で用意するそうです。

とってもきれい~!

茶粥の歴史は1200年以上も前、奈良の東大寺や興福寺の僧侶が食べて始まったといわれています。

茶粥、私は京都ならどこにでも食べる習慣があると思い込んでいましたが

実は京都府なら南部、南山城地方にあるそうで、京都の町中には茶粥の習慣はないそうです。

近畿では、奈良、京都の南部、滋賀県の一部、和歌山、、三重県には茶粥の習慣があるそうで、日本全国どこにでもあるわけではないのも「へぇ~」でした。

使うお茶の種類やお米を入れるタイミング、水加減、塩を入れる入れない、具をいれるいれない・・・好みの炊きあがりになるよう各家庭でコツも違うそうです。

面白いですね~(*^^*)

今回、築100年以上の町家を改築して2017年最初の新月1月28日にプレオープン(グランドオープンはまだだそうですが)されたゲストハウス&サロン「京都月と」というとても素敵な場所での開催でした。

 お世話くださった竹村さん、「京都月と」のみなさま、ご一緒させていただいたみなさま、ありがとうございました。


 

 

 


 



コメント